沢田研二 LIVE 2008  「人間60年 ジュリー祭り」

              11月29日  京セラドーム大阪
              12月 3日  
東京ドーム

<2008年>     2008.12.9更新  2012.12.2再更新


平成20年11月29日(土)晴れのち雨     1.京セラドーム大阪
15:00〜21:50       アリーナ   12000円


いつも1人での遠征だけれど今回の遠征は4人のJ友と一緒、団体行動なので初めてのドームに迷うことなく辿りつくことができた。
地下鉄の駅をでたら目の前にでーんとドームの屋根が見えた。
野球場でJulieを見るのは3度目。
最初は40年前の1968年8月12日後楽園球場。
2度目は1980年の横浜スタジアム。
28年も前になるので大きな場所でのコンサートがどんなだったか忘れてしまっていた。
会場の外ではグッズが売られていた。
ジュリー祭りの限定グッズは てぬぐいの3点セットを確認して会場へ向った。
13:00に、そんなに並ぶこともなく入場。
二つ持っていた荷物チェックも簡単に終わり階段を下りてアリーナへ。
アリーナ席の経験は、横浜アリーナでクラプトンを見たことがあるけれど、野球場じゃないから人工芝を痛めないシートなんて敷かれていなかった。シートの上を歩いたら ちょっとファっとしていた。

J友たちと80曲を経験する座席を確認、列番号は なんと花道先端、そして左側真横だった。
しかも私の席は花道から4つ目。
こんなに大きな会場で こんなに近くにJulieが立って歌ってくれるなんて想像しただけでドキドキの私だった。
センタステージは花道途中からスロープになって、ちょっと高くなって左右に長く広がっていた。

BGMにはJulieの若い頃の曲がかかって、甘い声にうっとりしながらも、一番に気になっていたトイレを探す。
アリーナ席からすぐのところにあったので一安心。

みんなで一緒に食べたお弁当の味、なんだか緊張していて、どこに入ったのかわからなかった。
外で売られていたJulieグッズのてぬぐいは買わずにいたけれど、曲目が書いてあるとの情報を得て急いでグッズ売り場に走った。幸い時間も早かったので並ぶことなく購入。

で、曲目を見たら1曲目と最後の曲にココロの準備はできた。
他78曲も私にとっては全部歌える曲ばかり、やはりマニアックな曲は選曲されていなかった。
初めて見に来る人や数十年ぶりで見に来る人に疎外感を感じさせないJulieの配慮が感じられた選曲?だった。
初日のワクワク、ドキドキを味わいたかったから
1曲目とラスト以外は覚えないことにして、白紙の状態で臨もうと思った。

開演30分前にトイレに行ったらやはり行列、でも開演までにはまだ余裕で席に戻れた。

80曲
Julieは歌えると見通しがあったから決めたんだろうけれどJulieにとっても未知の世界。
聴くだけの私達にとっても未知の世界だもの不安はみんな持っていた。
でも今回の還暦ツァーで3時間の長いコンサートを24回も経験した私、
多少のことではへこたれない体力もついたけれど、その倍の6時間以上だもの、やはり心配だった。
そして不安は歌いきれるかだけでなく、人が集まるかという不安もあった。

会場に入った2時間前には、まばらだった客席もアリーナもスタンド席もほぼ埋まっていた。
いちばん上の階は使用されていないのがちょっと残念だったけれど、
アリーナから眺めた埋め尽くされたスタンド席は壮観な眺めだった。
きっとJulieもステージに登場して、この光景を見たら感動するに違いない。
2週間前のパストラルかぞのLIVEのとき 今日のこの日を楽しみにして
期待で胸がいっぱいの嬉しそうなJulieの表情が思い出された。
控室で出番を待つJulieの気持ちはどんなだろう。
まだ誰も成し遂げていないことをJulieと一緒に始める緊張のため、泣けてきそうなココロを必死で落ちつかせ
Julie登場を待った。

1部 
OVERTURE
先にメンバーが登場して演奏が始まった。
私の周りみな立って手拍子をしてJulieを迎える準備はOK。
聴きなれたメンバーの音だけれどやっぱりドキドキしてきた。
演奏が長く長く感じられたのはいつものコンサート以上に緊張している私だったからだろう。
いよいよJulieがセンタステージへ。
6月25日に私が期待していた白の衣装で登場。
なのでそんなに驚きはなかった。
ドームだもの、ど派手な電飾キラキラの衣装なんてことも想像したけれど、
やっぱりJulieは普通のまま何も変わらずシンプルだった。
ただ頭には白いインディアンの羽飾り、
白の革のコート、
中にはサウンドベージュにブルーのラインが入ったジャケットにパンツ、
靴はジャケットに合わせた茶色。

いきなり花道へ歩いてきたか走ってきたが記憶が曖昧。
花道の先端に立ったJulie。
おー!なんと近いこと。
衣装のチェックができるほどJulieがまじかに立っていた。
こんな大きな会場でまじかのJulieが見れるとはなんてラッキーな席なんだろう。
冷静に見つめているようだけれど まじかのJulieにキャ〜キャ〜の私だった。
そして目の前にいるのはいつものJulieだった。
2週間前に加須で9列真ん中で見たJulieと同じくらいの距離だった。
前を向いてスタンド席を見上げるJulie。
私には緊張しているというより、嬉しい気持ちのJulieだったように感じられた。
いっぱいの客席に いろんな思いがこみ上げたのだろうか。
あ、スクリーンも見ずにJulieの横顔だけを見ていたので ほんとうはどうだったろう。
最初から花道で歌うJulie。
きっとJulieは いっぱいに埋め尽くされた客席を肌で感じ、その思いをしっか受け止めて
ドームでの第一声を、1曲目を歌いたかったのだろう。

01♪そのキスが欲しい♪
1曲目にこの曲、Julieの気持ちが嬉しかった。
Julieの第一声が聴こえた瞬間、ドームの中にJulieの声が響き渡った。

反響するJulieの声にいつもの何倍もの大きな会場を実感したけれど、
でも歌いだしたJulieの表情はいつものJulieだった。
あんまりにもまじかなJulieを見ているせいだろうか、私にはそう感じられた。
そんないつものJulieから真っ先に花道真横のこっちに向けられた指差しは嬉しかった。


ドームでの真っ先の指差しが自分達の方に向けられ一気にテンションは上がった。
キャ〜いつものように叫ぶ私だった。

そう、Julieの指差しは、緊張していた私のココロをいつもの私にしてくれた。

    (東京ドームのJulie)
1曲目から飛ばしちゃうJulie。
でもJulieの指差しのおかげで1曲目からJulieの世界へ連れてってもらえました。
ジュリー祭りの初日はいつものJulieからいつもの指差しをもらえて、
いつものキャ〜の私の叫び、
いつものコンサートのように普通に始まった。
いつもと違うのは会場の大きさと客席の人の多さだけと、この時は思っていた。

この曲にノレるかでJulieのファン度が計れる。Julieも会場の様子を感じていただろう。
目の前のまじかにいるJulieばかりを見ていたので、
スタンド席が盛り上がっているか、見る余裕などなかった私だった。
っていうかJulieの視線がこっちに向けられているのだもの、他に目線を向けることなどできなかった。

02 ♪60th.Anniversary Club Soda♪
花道のスロープを歩いてセンタステージに向うJulie。
聴きなれた前奏、この曲は絶対歌ってくれると思っていた。
私にとって忘れられない曲。何十年ぶりで遠征復活したときのこと。
97年「愛まで待てない」ツァーの大阪フェスでのファイナルのときに
最後にアンコールで、もう一度でてきてくれてこの曲をみんなで大合唱したことを覚えている。
遠征の楽しさを再び教えてもらった思い出の曲。

♪今宵のシンガーは調度還暦、金髪だけどイカレタやつ〜
歌詞も今のJulieに替えて歌ってくれて またもやキャ〜の私でした。
だから曲名も♪30th.じゃなく♪
♪60th.なのね。

発表されてから 10年以上も経ってる曲なのに、今日のJulieにもピッタリな曲。
Julieのために書かれた歌詞は、何十年たっても色あせることなく「今のJulie」にも似合うのね。
ステージの左や右に歩きながら歌うJulie。
ずっと肉眼でJulieの動きを追っていた。
ステージ端の方に行ったときにスクリーンに映し出されたJulieの顔は嬉しそうに誇らしげだった。
Julieが気持ちよさそうに歌っているのが充分感じられた。
私もJulieと一緒に歌いながら今日のこの日を無事に迎えられて良かったねと
ココロの中でつぶやいていた。


ここでご挨拶。
ようこそジュリー祭りへ。
2万人ぐらいの人が来てくれました。いつもよりめちゃくちゃ多めに歌います。

80曲歌います。
初めての経験です、どうなるかわかりません。
還暦を迎えて、無謀なことをしてしまいました。
今日は私達のために、たくさんきていただきましてありがとうございます。
一日がかりのお祭りです。
途中で帰らないでね、途中で死なないでね。
私もどうなるかわかりませんがやってみたいと思います。


ほんとにそうだわ。
80曲歌い終わらないで途中で倒れてしまうかもしれない。
見ている私だってどうなるかわからないんだもの。
まだ誰もやっていないことをJulieと一緒に経験するってJulieと一緒にマラソンするような気持ちだった。

「ありがとう、ありがとう、ありがとうね。」いつものJulieの言葉。
いつもの声援を送った。
もちろん遠いJulieに届くように 「じゅりぃ〜〜〜〜〜〜」と大きな声援を。
ドームで初めてのJulieコール。自分の声がドームに響く。きっとJulieにも届いたはず。

Julieの曲が歌い終わるたびに 「じゅりぃ〜〜〜〜〜〜」
Julieコールを何度したかしら。

03 ♪確信♪
04 ♪A・C・B♪
05 ♪銀の骨♪
06 ♪すべてはこの夜に♪

自分の曲達を
「子供ものようなものようなものだから」と言うJulie。
大好きな曲を大切に愛おしそうに歌うJulie。
選曲に今のJulieの気持ちが感じられた。
そして私の人生までも歌ってくれてるような気がした。

Julieと最初に出逢った1968年のACBの頃から始まって2008年の今日の記念の日まで。
そして銀の骨になるまで歌い続けることを確信しながらこの夜を待っていたJulieなのね。
10代、20代、30代、40代、50代とJulieと同じ時間を歩んでこれた私はなんてシアワセなんだろう。
私がJulieと出逢ってから40年以上、ずっと 2008年までもくたばってなかったJulie。
「ジャズ喫茶」と言う言葉を知らない世代の人達もファンの中にはたくさんいる。
当時のACBを経験していない人達はどんな思いでこの曲を聴いていたろうか。

この先も
♪銀の骨♪になるまでJulieと同じ時間を一緒に歩めたらいいなと、
Julieも今の気持ちを
♪すべてはこの夜に♪と思っていたんだと思う。
Julieをずっとみつめてきたファンのための選曲で嬉しかった。

07 ♪銀河のロマンス♪
イントロ聴いた瞬間に私の脳や身体はタイガースのあの夢見る少女へ変換され、
あの頃へタイムスリップしていた。
私の10代の頃が蘇る。客席のみんなもあの頃に戻って一緒に歌っている。
「♪シルビーマイラ〜ブ」は、もちろんあの少女の頃と同じように「♪ジュリーマイラ〜ブ」と絶叫していた私。
遠いステージで歌っているのは60歳の還暦なJulieなのに、
ACBや後楽園球場や武道館の大歓声を思い起こして、目の前にいるJulieに大きな声援を送っていた。

08 ♪モナリザの微笑 ♪
途中の「♪素敵な笑顔」がでてこないJulieにヒャっとしたけれど、Julieもあの頃の思いが蘇っていたのかしら。

09 ♪青い鳥 ♪
ギターのイントロだけで切なくなる曲。タロー作詞作曲の歌。
あのすごい人気のタイガースのとき最前列で見たサンケイホールを思い出していた。
そして最近のタローの還暦ライブでタローとJulieが涙して歌っていたことも思い出された。

10 ♪シーサイドバウンド♪
この曲もタイガースの3人(サリーとタローとJulie)で歌ったタローの還暦ライブの場面が思い出された。
ステップ踏んでる還暦のJulie、あれから40年も経ってるのにまだまだイケるJulieだわと思わせてくれました。
会場のみんなでゴーバ〜ン!
タイガースの頃は座ってゴーバ〜ン!だった。
あの頃はジャズ喫茶の立見席以外立って見るなんて考えられない時代だった。

11 ♪君だけに愛を♪
ギターのイントロで周辺からキャ〜と。
Julieの指差しは40年前のACBの頃と変わらなく今も健在。
真っ先に私達方向に向けられたJulieの指差しだった。
まっすぐに力強く差し出されるJulieの指にJulieの気持ちが感じられた。嬉しかった。
もちろんJulieに届くような大きなキャ〜で気持ちをJulieに伝えた。

そして右側の客席、前の方の左や右まで、
スタンド席の上の方にもJulieの指はちゃんと向けられていたけれど
キャ〜が、遠くのスタンド席からは聴こえてこなかった。
Julieの指差しと客席のキャ〜の叫び、リアルタイムであの頃を経験したファンだけのものだろうか。
大人になって自分の気持ちを声にだすって難しい?かもしれない。
大人になってもJulieの指差しにすぐに反応してしまう私。
やっぱり40年以上も前の少女に戻してくれるJulieだから。
Julieだってキャ〜の客席からの反応が嬉しいよね、Julieの満足そうな表情がアップでスクリーンに映っていた。
2週間前の加須のコンサートではまじかにJulieの指差しをもらっていて、
いつもの変わらない指差しなのに、
ツァーのときよりもやっぱりドームの指差しは更にかっこよく決まっていたように感じた。
きっと会場が大きい分、Julieの腕に、いつもより大きな力が働いていたのかもしれない。

JulieをACBで初めて見たその日に この曲でJulieから指差しをもらって、
それ以来、私のJulie人生は始まった思い出の曲。

12 ♪花・太陽・雨♪
イントロがなんともいえない、あぁ、私の一番好きなPYGの頃の曲にゾクゾクした。
ジャズ喫茶や田園コロシアムが思い出される。
なんであんなにすごいグループがあの時代に受け入れてもらえなかったのだろう。
悔しさでいっぱいだったあの頃。
でもJulieと共に過ごす時間がたくさんあった時代。
挫折を味わった頃だというJulieだけれど、Julie史の中で私の一番好きな時代だった。
そしてJulieが一番身近に感じられたとき。
毎週のようにJulieに逢えた時代。
握手をしてくれてサインをもらったあの日は今でも忘れられない。
私がリクエストした曲も そのころに一番気に入ってる曲だと言って歌ってくれたJulieだった。
私にとっては宝石のようなキラキラした日々だったPYGの頃。

ロックなJulieをまじかに感じられたあの時代に、還暦の年まで歌ってくれるとは想像もできなかった。
60歳になったJulieが歌うこの曲に、あの頃のJulieが重なり、Julieの長い道のりが蘇った。
あの苦い思い出がなかったら今のJulieはなかったかもしれない貴重な時代。
そして私の若かりし日々をも思い起こさせてくれた歌声だった。
JulieがPYGからこの曲を選んだのは、サリーの作詞だからかもしれない。

13 ♪君をのせて ♪
この曲を最初に聴いたのはジャズ喫茶だった。
PYGの頃に洋楽をたくさん聴いていたし、初めて聴いたときは、ちょっと物足りなさを感じた。
でもJulieがずっと大切に歌い続けてくれて、今では一緒に歌たっちゃうくらい好きな曲になってしまった。
ソロデビューの曲で、ようやく一人になってくれて嬉しいはずなのに、
なんだかテレビに映るJulieが遠くに感じられたときでもあった。
ドームに響くJulieの声、なんていい声なんだろう。うっとりしながらも一緒に歌ってる私。

どの曲を歌い終わったときだったか
大きなJulieコールをしたとき「ありがとう、サンキュー」といつもの言葉のあとに
「だいじょうぶ〜?まだ先は長いぞ〜」と会場に問いかけるJulie。
まだ先は長いんだからそんなに張り切って大きな声ださなくてもいいよと
Julieから言われているように思えた私。でもきっとJulieは自分にも問いかけていたんだよね。

14 ♪許されない愛♪
この曲もジャズ喫茶で聴いていて私にはやはりPYGの演奏で耳に残っている曲。
レコードを買ってサイン会もやってくれたりした曲。
横浜の関内にある電気屋さんの2階でJulieと握手をしてもらってサイン色紙をもらったことが思い出される。

15 ♪あなたへの愛♪
あぁ、Julieどうしたの歌詞がでてこない。。。
Julie大丈夫かしらなんて心配したけれど、歌い終わって
「歌詞間違えた〜」なんて言ってたから一安心。
「♪愛を引き止める鎖があるなら 二人繋がれてどこまで行きたい〜」の歌い方はどうだったろう。
6月26日だけしか見れなかったあのお祈りポーズのような両手にマイクを挟み熱唱するJulieだった?
ポーズは忘れちゃったけれど 高い声がつらそうだったなぁ。

16 ♪追憶♪
この曲でも高い声がつらそう。そんなに声を張上げなくても。。。
まだまだたくさん歌わなくちゃならないのに、もう少し抑え気味に歌ってもいいのになんて
よけいな心配ばかりしてしまう。
でもさすがJulie。聴かせどころの「♪ニーナ!」がいつもと違って聴こえた。
ドーム内に響き渡った「♪ニーナ!」にゾクっとして、これだけで充分だった。

17 ♪コバルトの季節の中で♪
出だしの「♪髪型が〜」声がかすれていたのに歌っていくうちにのびやな声になっていきちょっと安心。
Julieの歌声にほっとして ようやくスクリーンを見る余裕がでてきた。
ときどきスクリーンをちらっと見て遠いセンタで歌うJulieの表情を確認した。
アップの顔も大丈夫、お酒を断った効果はあった。よかった!

18 ♪巴里 にひとり♪
80曲も歌うのに難易度の高い、フランス語の曲を選曲したJulie。
私が、唯一歌えるフランス語の曲。
あ、でもこの曲はフランスでの体験とともにJulieの身体に沁み込んでるのかもしれない。
Julieの60年の人生の中ではフランスでレコードを発売したり、テレビに出演したことは
貴重な体験をした歌だから欠かすことができないものね。

19 ♪おまえがパラダイス♪
イントロ聴いた瞬間キャ〜と叫んでしまった。待ってました!!お気に入りの曲。
Julieの歌い方は60歳になっても変わらなくあのときのまま。
小刻みに縦にゆれて横にステップを踏む。思いっきりJulieと同じに縦にゆれていた私。
そしてこの曲には忘れない思い出もある。
2003年の「明日は晴れる」ツァー、鴻巣で最前列真ん中で見たときのこと。
いつもと違う歌い方をしたJulieだった。
ステージのセンタで歌っていたJulieがシャツのボタンをひとつづつ外しながら
小刻みに縦に揺れながら真ん中にいた私の方に向って前進して
私の目の前に迫ってくるJulieに、もう別世界へ連れていかれちゃった私でした。
コンサートで何度も聴いた曲だけれど私の中では「鴻巣バージョンのおまパラ」は最高だった。
あのときを思い出しJulieと同じに縦にゆれながら大きな声で歌っていた私。
オーイェ!オーイェ!オーイェ!オーイェ!オーイェ!オーイェ!オーイェ!がたまらない。
こういう瞬間が至福のときっていうの?

20 ♪6番目のユウウツ♪
「♪毎日 僕 眠れないやるせない〜」♪の後の「ハッ!ハッ!ハッ!」をJulieと一緒に拳をあげて歌う快感。
最後のJulieの「ハッ!」と会場の「ハッ!」がビシっと決まった瞬間、気持ちよかった。


歌い終わって「じゅりぃ〜〜〜〜〜〜〜〜」と叫ぶ私。
「大丈夫か〜〜〜無理するなよ〜〜〜〜〜」って叫ぶJulie。
Julieもそんなに声張上げなくてもいいよ〜ってちょっと心配な私。

21 ♪晴れのちBLUE BOY♪
またもやキャ〜の曲。
「♪ググッグンナァ〜〜〜〜イ」とか
「♪花火より ひ・と・り・ぼっ・おぉおぉおぉおぉっっちぃ〜〜!」の歌い方に。
こんな歌い方Julieにしかできないよね。
Julieのステップがかっこいい。
70歳になってもこの曲をかっこよく歌うJulieの姿を想像してしまう。
「♪言いたいことは 椰子の実の 椰子の実のなかぁ〜〜」で椰子の実を投げる格好するんだけど、
今日もまっすぐに私達方向に投げてくれた〜
そうそう、この曲の楽しみのひとつ。京セラでは思わず手を上げて椰子の実キャッチしました。
Julieの仕草にすぐ反応しちゃう私。きっと私方向のみんなになんだろうけどね。

22 ♪Snow Blind♪
師走Romatixのようにドームの上の方から雪は降らなかったけれど、
「♪離れてると切なくなる 大人だから揺れてしまう」
ドームに響き渡る「せぇ〜つぅ〜なぁ〜くぅ〜なるぅ〜」って歌うJulieの声に包まれているようで
シアワセな気分になれました。
「僕の代わりきっといるよ」と歌うJulie、Julieの代わりなんて誰もいないよってココロの中で。


ドームはやっぱり反響がすごいと、「あっあっ」と声をだして確かめるJulie。
私の叫ぶ「じゅりぃ〜〜〜〜〜〜〜〜」も響き渡ってるのがわかった。
ドームでのJulieコールは気持ちよかった。

ゲストもなしで私達だけでこのステージをつとめます。
それがよかったのかどうかわかりません。
でもひとつしか選べなかったと言うJulie。

このようなこじんまりとした編成ですが尚いっそうこじんまりとした編成でお届けします。
ココロの頃の歌を。


23 ♪明星♪

カズさんのギターが響いた。
「♪僕は〜」とJulieの歌いだした瞬間にゾクゾク。
いつ以来かな。
思い出すのはあのステージ。
Julieが舞台から転落して骨折したときチケットを買っていたライブが延期になって
新聞に掲載されてショックだったあの頃。
延期されて待ちに待ったライブは1987年の芝浦インクスティックという小さなライブハウス。
ライブハウスの真ん中に花道があって肉眼でJulieの汗を確認できる、
手を伸ばせばJulieに届きそうなステージで歌うJulieだった。
タイガースの頃のジャズ喫茶のような雰囲気で、違うのはオールスタンディングだった。
アルバム「告白」は全曲Julieの作詞、中でも一番好きな曲。
再び聴けて嬉しかった。
抑え気味のギター演奏、メンバーのコーラスとJulieの声だけが聴こえてアカペラのように聴こえた。
「♪君の愛に包まれたら痛みが病が癒えてくるよ〜」
「♪僕の胸に飛び込んだら痛みも病も諸共〜」
年輪を刻んだぶん あの頃よりも声がのびやかにでているような気がした。
ドームに響くJulieの歌声が心地良く耳に届いた。
ちょっと泣きそうな私だった。

24 ♪風は知らない♪
続いてもギターだけ。
ちょっとカントリー風?のアレンジがとても心地良かった。
そして、このとき初めて会場の手拍子の音がズレて聴こえることに気がついた。
スタンド席からの手拍子が少し遅れて聴こえてきて それが会場の大きさなんだと改めて実感。
Julieはすごいとこで歌っているんだ、
そして今一緒に この会場にいられるシアワセを感じて、なんだか涙がでそうになった。

25 ♪ある青春♪
前曲で泣きそうになった私に、これではどう?とJulieから言われているようで
ピアノの前奏を聴いただけでもうダメだった。
ついに泣けてしまいました。
「♪心も青いままだった 体も蒼いままだった〜」のあの頃、
Julieの若い頃や自分の若い頃が蘇り、そして目の前にいるJulieに時の重さを感じ、
きっと歌っているJulieと同じ思いだったのだろうと、
涙があふれて止まらなかった。
「♪青春の終わりがもう来たのか〜〜〜」と声を高く張り上げる部分が切なかった。
昔のキィーのまま歌うJulieだった。
Julieの青春の1ページに私も一緒にいたんだわなんて思いながら、あの頃を思い出しながら、
少し遅れ気味に歌うJulieにJulie思いが伝わってきた。
Julieと思い出を共有している会場にいるたくさんの人にとっても、
青春はJulieだったのよね。
こんなにたくさんの人の青春を背負って今まできたのね。
すごいねJulie。

26 ♪いくつかの場面♪
昨年のツァーでも歌った曲だけれどやっぱりこの曲順に。
Julieったらこれでもかと追い討をかけてくる。
間奏で、みんなの気持ちを受け止めるかのようにセンタステージからゆっくり歩いて
花道の先端に立ったJulie。私の席からは横顔のJulie。
正面の顔が見えなかったけれどスクリーンは見てないので どんな顔をしていたのだろう。
花道のまじかのJulieをただただみつめて、

そしてJulieは横を向いてこちら側に向いて歌ってくれた。
「♪野次と罵声の中で司会者に呼びもどされた苦い思いでのある街〜」
この歌詞はまさに私が経験した出来事。
日比谷の野音(野外音楽堂)で まじかに見た光景。
ロックコンサートで、大勢のロック好きの男性達がステージで歌うJulienに
石や缶を投げつけ罵声をあびせ、Julieは悔し涙を流しながら歌っていたあのとき。
Julieと一緒にあの苦い時代を思い出してまた涙があふれてきた。

歌い終わった最後に、ゆっくり両腕を広げて自分を抱きしめるようなポーズをしたJulie。
いろんな思いが交差していたJulieだったのかなぁ。
そのいろんな思いを全部抱きしめたJulieだったと思う。きっとそう。

まだ余韻に浸ってる私だったのに、Julieったら会場の私達に向かって
「だいじょう〜ぶ〜?だいじょうぶね〜、だいじょうじゃないのは僕?」って言って笑わせる。

ゲストもなしで80曲歌ったことがない。
でも一度でいいからやってみたかった!

26日に初めて練習で全曲やってみたら頭が朦朧とした・・・
2万人だけど やっていて気持ちいい
と言うJulie。
あまりフンコーしちゃうともたなくなるので、そこそこ抑えながらやっていこうかと・・・

知らない曲ばかりでごめんね。
でもこういう曲も歌ってきたんです、41年やってきたんです
とJulie。

そうそう、ずっとJulieと一緒に歩んできた私、Julieの言葉が嬉しかった。

ここまで歌ってこれたこと、それだけで「奇跡だ」とも言っていた。
ツァーでも いくどとなく「奇跡」の言葉を口にしていたJulie。

27 ♪単純な永遠♪
1部の後半はノリノリで・・・っというわりにはイントロ聴いて???でした。
Julieの中ではこの曲がノリノリなの?
今のJulieっにとって、まさか、こういう曲がノリノリな曲になってしまったのかしらなんて
心配になってしまった。で、このゆったりとしたメロディが苦手な私。
でも会場はみんな両手を上げてゆっくりな手拍子をしている。
苦手な曲だけど一緒に歌ってる私。
お祭りだから、Julieがそうさせてるんだかわからないけれど。
大きな声で「♪単なる えいえ、んーっ!」ってJulieと同じように歌ってると
「♪単なる永遠 感じておくれよ〜」
「♪確かな情熱受け止めておくれよ〜」
というJulieの気持ちが伝わってくるから不思議。
苦手なリズムの曲も歌詞で好きになっていくことも多い私。

28.♪届かない花々♪
ノリノリっていう言葉がまだ???だったせいか大好きな曲だったのにギターの前奏でわからなくて
「♪世界中の〜」の「せ」が聴こえて初めてわかった。なんてことだろう。
ちょっと遅れたキャ〜だった。
Julie作詞の歌詞も好きだけどメロディも切なくていい。
「♪自由の女神よ 泣いてるみたい 眠る神々よ 手をつないでみて〜」
の歌詞には、毎回一緒に歌いながら涙してしまう。
ドームに響くJulieの高い声がなんともたまらない。
この曲のときってみんな座ってることが多かったせいで
毎回立ってJulieと二人の世界を感じながら一緒に歌っていたいろんな遠い街を思い出す。

29.♪つづくシアワセ♪
30.♪生きてたらシアワセ♪

リズムが苦手な曲が続いてちょっと気が抜けてしまった。
まぁ、まだ先は長いんだから力を抜いて観戦するのもいいかもしれないなんて
肉眼でJulieを追うことをやめ、スクリーンのJulieをみつめていた。
選曲に不満だったけれど、
でもやっぱりJulieはみんなに今伝えたい気持ちなんだろうなぁ
「生きてることがシアワセ」ってこと。
それにしても♪生きてたらシアワセ♪このゆったりしたメロディはどうしても体に馴染まない。
おかげでJulieの どアップの顔を堪能できたけど。

31 ♪greenboy♪
ギターのイントロに即、体が反応していた。好きな曲で嬉しかった。
曲名がわからない洋楽の曲に似ているイントロ。
やっぱりJulieと一緒に頭振って もうスクリーンなど見ずに生のJulieを見つめる私だった。
「♪空から落ちるように年を取る〜」のとこが好き。

32 ♪俺たち最高♪
「チャッ!チャッ!チャ、チャ、チャ!」の手拍子がドームに響き心地良い。
初めてJulieを観に来たひとは この手拍子ついてこれたかなぁ。
「♪生きてるぜ〜」ってJulieと一緒に拳を握ってしまう。
ちょっと演歌チックな仕草でも
「俺たち最高!」なんだもの。
Julieの指笛もドームに冴え渡ってました。男性ファンはみんな一緒に吹いたかしら。
沖縄のコンサートでは会場から指笛がたくさん聴こえていたっけ。指笛吹ける人っていいなぁ。

33 ♪睡蓮♪
前奏でキャ〜キャ〜の私だったのにJulieったら出だし間違っちゃった。
でもそんなことはどうってことないよと思わせてくれた。
左や右に、そして花道までも走って走ってパワフル全開のJulieでした。
歌の途中のJulieのシャウト、一緒に叫ぶ快感。
「♪弾けて咲いちゃおう〜」
「♪転げなら行っちゃおう〜」
「惰性でいんじゃない〜」

Julieの作詞のように私も生きようっと元気がでる曲。


知らない曲ばっかりでごめんねって一般人に向けて。
走りまわってちょっと息が乱れちゃってるJulie。
ここで一休み。
呼吸を整えてるJulie。

さっきのMCは間違えてしまったよう。
どこがノリノリな曲?

ここからはノリノリで〜す。

のり、のりって言うJulie可愛かったぁ。

34 ♪ポラロイドGIRL♪
前曲で既にテンション高くなってる私、イントロ聴いて更に更に。
「♪とびぃ〜だしてぇ〜おいでぇ〜」のジャンプ。
毎回毎回一緒にジャンプしている私だけどジャンプ禁止の文字に素直な私。もったいなかったなぁ。
60になってもまだジャンプできるなんて、やっぱりJulieって すごいのねなんてしみじみ。
いつか奈良で前方真ん中で見てるときにMCでジャンプしてくれたこと思い出す。
生で見ていると すごく高く跳んでるように見えるけれど
ビデオに映ると背伸びしているようにしか見えないって言ってたっけ。
今日のジャンプは遠くって高さがわからなかったけどJulieの意気込みはしっかり伝わった。

35 ♪a.b.c....i love you♪
コンサートでも登場回数の多い曲。Julieも好きなんだろうね。私も好き。
「♪レモン一つ絞りきれてないみたい〜」のとこを
「♪レモン一つ絞ったのに まだまだまだ・・・」って笑わせてくれるけど、
ちゃんと十字架きってくれてほっと。
いつもちゃんと歌えるのに、ちょっと疲れがでてきたのかしら。
シーシーライダーもでてきて嬉しかった。
でも歌詞がとんだり あれぇになっちゃっても
この曲はJulieに向って「i love you」が言えて、
Julieは会場の「i love you」を受け止めて、そしてみんなに「i love you」を投げ返してくれる。
そう、この曲はそれだけで充分、生のJulieと「i love you」しあえるんだもの。

歌って譜面通りに歌っても伝わらないことだってある。
歌ってる人の気持ちが聴いてる人に伝わったらそれだけでいいと思う。
それにしても60にもなって「i love you」の仕草があんなに可愛くできるって。
やっぱりJulieだから?当然。

36 ♪サーモスタットな夏♪
前奏のときのJulieの格好が好きになれないけど もうなんでも許せちゃう気分になっていた。
Julieと一緒に歌ってるんだから。ラブピーも一緒に。
頭にピンクの大きな羽をつけて歌っていた野音が思い出された。あの時はまだ49歳だったJulie。

37 ♪彼女はデリケート♪
イントロ聴いてキャ〜 ココロの中で待ってました!して。
大好きな曲。ちょっと横を向いての三連続ジャンプがたまらない。
「♪だぁうぅ〜ん♪」ってとこのポーズが好きで一緒にやってしまう。
走りまくるJulie。Julieまだまだ余力が残ってるじゃん。大丈夫そうでよかった。
拳振り上げて「♪でりけいっ! でりけいっ!」が心地いい。 

38 ♪君のキレイのために♪
またもやキャ〜な曲。
Julieは息があがることもなく?ステージの後ろを何回もグルグルと走ってる。
そんなに走らなくてもいいのになんて思ったら 花道のとこまで走ってきてくれました。
「♪こんな男でもしよければ 好きにしてよ どうか〜」なんて歌われて、
好きにしていいの?
どこかのコンサート会場で花道まじかでこの歌詞を歌ってくれたときには
嬉しくてほんとに好きにしてもいいのねと思えたっけ。
だってJulieの眼差しがそう言ってたから。

いつもより多めに走ったと言うJulieだけど息を整える間もなく次の曲へ。
一休みしてもいいのにってちょっと心配しちゃう。

39 ♪マンジャーレ! カンターレ! アモーレ !♪
イントロ聴いてちょっと一安心。走らない曲だもの。でも左に右に歩きながら歌うJulie。

40 ♪さよならを待たせて♪
「♪何も持たないで〜」と歌いだすJulie。
息も乱れていない、あれだけ激しい曲を歌ったのにJulieの身体は、喉は?どうなってるんだろう。
前半のほうで声がかすれていたのにJulieの喉は歌うほどのびやかな声になる。
40年もJulieを見てきたのに まだわからないことがある。
人間60年のJulieだけど超人Julieみたいだね。
この曲で座る人が多かったけれどJulieがずっと頑張って歌ってるのに座ることなんて考えられなかった。
「♪さよならを 夜明けに 待たせて〜」の後の「♪あぁ…」がたまらない。
Julieの歌で「♪あぁ…」はたくさんある。
「♪あぁ…」にどれだけの思いがこもってるのだろう。
やっぱりドームで聴いた「♪あぁ…」は格別だった。

41 ♪世紀の片恋♪
「♪きぃ〜みぃ〜のぉ〜つかぁったぁ〜ぴんくぅのぉ〜すとろぉ〜ちょうだぃ!」が好き。
「♪いつでも かなわぬ キマリ かぁ〜〜みさま!」と繋げて歌うとこが好き。
Julieも歌っていて気持ちいいんだろうなぁ、一緒に歌ってる私も気持ちいいもの。
ちょっとノリにくいメロディが私には心地よいリズム。

42 ♪ラヴ・ラヴ・ラヴ ♪
この曲は25周年の武道館でも歌ったので今回も予想していた曲。
でも、こんなに早く歌っちゃうのって感じ。
私にとっては思い出のたくさんつまった曲なのでもっと後半に歌ってほしかったけれど。
タイガースでのジャズ喫茶最後の出演となった1970年12月27日、
日比谷ヤングメイツ最後の4ステージ目のラストの曲。
この時はまだ翌年のウエスタンカーニバルやビュティフルコンサートが控えていたので
涙することもなく「L」の字を。
翌1971年1月27日の日劇ウエスタンカーニバル最後の出演ではタイガースがラストで歌い、
出演者全員で歌ったことを思い出す。
そして1週間後の1月24日、日本武道館でタイガース最後のコンサートで「L」の字を。
涙、涙の「L」の字だった。

あれから37年後にJulieと一緒に「L」の字を。時の重さをいっぱい感じた「L」の字だった。
Julieも歌いながらたくさんの思い出を噛み締めていたのかもしれない。
今日初めてJulieを見にきた人は「L」の字に参加できたのだろうか。
きっとみんなにつられて やっていたかもしれない。だってJulieを見たい!と思って来てくれたんだもの。


1部ではコーラス隊が最後に登場したんだっけ?
スクリーンに映し出されたときに初めて気がついて。
コーラス隊のことは噂で聞いていたけれど、
ステージに1000人が整列するのが 時間がかかること ずいぶん前に体験していたので
どうやってステージに登場するのかと思っていたら、やはり客席だった。


ここで1部終了。
ボールの入ったスーパーのカゴみたいなものと、ラケットを持って花道に登場したJulie。
あのツァーのMCで「僕らしくないこと」は「秘密!」なんて言っていたけれど
このサイン入りボールを客席へ飛ばすことだったのね。

歌の余韻もどこかへ消えて
ボールをラケットで打つJulieに客席は大騒ぎ。
今回は、自分で思いついたことだから、きっとイヤイヤじゃないのね。
すごい笑顔だったもの。
ファンが喜んでくれるかな〜と思いながらボールひとつひとつにサインをしていたのね。
80曲の歌の練習もあったのに大変だったのね。

そうそう、この時Julieに「手伝って」と言われて出てきたメンバー達、
グレイス嬢も泰輝さんもカズさんも、下山さんも、Julieより遠くに投げていました。

そういえばサインボール投げはタイガースのときにもありました。
ジャズ喫茶で、たった500〜600人くらの場所で Julieやサリー達が客席に投げたボール。
それなのにキャッチできなかった私。
もちろん今回も花道に近いところで見ていたのに ボールは私の前の方や後ろに 
むなしく飛んでいきました。
ボールをみごとにキャッチできた人に見せてもらったら日付も入ってた。




休憩のアナウンスでアリーナ後方にあるトイレへ急いだ。すでに行列。
開演前には男子トイレも開放してくれていたのに係員が立っていて使用禁止。
え〜Julieが男子トイレも開放するって言ってたのに。。。。
なんて思いながら並ぶこと10分くらい。
急いで席にもどり後半戦をのりきろうと 並んだJ友たちと一緒に肉まんなど食べて
持参した水筒のお茶を少しだけ飲む。
まだ先は長いので水分は少しずつ補給した。時間はまだ余っていた。
しばらくして開演ベルもならずに 場内はさっと暗くなった。


2部<衣装替え>
43 ♪不良時代♪
場内は、まだ席に戻らない人や、お弁当を食べている人もいたけれど
Julieは普通にステージ中央に登場した。
通路を歩いてる人もいる。
まだ歌う曲は半分も残っている。
時間が足りないのだから客席の状態など気にしてる場合じゃないのかもしれない。

やはり予想していたとおりで、ツァーと同じ真っ赤な羽飾りも、衣装にも、がっかりすることはなかった。
ただ、ツァーで25回も聴いた曲なので新鮮味が感じられなかった。
だからリピーターはとJulieに叱られそう。
今日初めて見る人は「おぉ〜」と思う人もいるかもしれないのに。
遠いステージのセンタで歌うJulieを見ながら
沖縄や青森や出雲やら、そして福井やら2週間前の加須のJulieを思い浮かべていた。
あ、でもJulieのこんなグレている時代がなかったら今の沢田研二はいなかったんだろうから貴重な1曲。

44 ♪Long Good-by♪
ツァーと同じ曲順。センタで動かないで歌うJulieを見つめる。
スクリーンを見ればJulieの顔の表情もわかるのに やっぱり生を感じたくて肉眼で見てしまった。
タイガースを経験してる私だけれど、この曲で涙することもなかった。
ツァーのときに
1月24日のあのときの出来事をJulieから聞いていて、Julieのあのときの気持ちがわかった。
それ以来この曲を聴くたびにあのときのJulieの気持ちを思い出してしまう。
ツァーのときにはウルウルして歌っていたこともあったけれど今日はどうだったろう。

45 ♪涙 ♪
この曲はやっぱりジャズ喫茶で、こんな曲作ったんだよとアカペラで歌ってくれたことを思い出す。
聴くたびに あのときのJulieの可愛い歌い方が蘇ってくる。

46 ♪美しき愛の掟♪
ジャズ喫茶でよく聴いた曲。タイガースの中でロック色の強い曲で一番好きかも。
今のJulieで聴けて嬉しかった。もちろん一緒に歌った。
「♪永久に君だけを〜」の繰り返しがたまらない。
最後の「♪を〜〜」の歌い方が好き。

47 ♪護られているI love you ♪
ツァーで何度も聴いた曲、耳に心地良くJulieの声が耳に届いた。
ツァーのときに左側や右側や真ん中で見ていて、
Julieの視線が向けられ「♪護られているI love you 〜」と手をさしのべて歌ってくれるJulieに
私もJulieに向って手をさしのべて一緒に歌ったことを思い出す。

この曲を歌い終わった後だったかに ちょっと一休み?のJulie。
「みなさん だいじょう〜ぶですか〜 ちゃんと食べましたか〜 トイレは行きましたか〜」
会場のみんな
「は〜い」と子供のように返事をする。
きっとJulieも短い時間でエネルギー補給したんだろうね。

「ありがと〜〜〜〜ぉ」って声張上げるJulie。
そんなに声を張上げないでもいいのに、あ、でも次の曲の発声練習なの?

48 ♪あなただけでいい♪
この曲は「♪あなただけでいい」と
Julieがさしのべる手の方向で見ているとラッキーなんて思える。
そう、単純な私。
生Julieを経験した40年以上も前のあのときに
Julieから真っ直ぐな指差しもらっちゃったから それ以来クセになってしまって。
最後の声を張上げて歌う「♪らららららら、ら〜〜」が苦しそうだった。
ツァーのときも のびやかにでているときとそうでないときがあった。
その時の喉の調子によるのかな。
やっぱり今日は相当喉に負担がかかっているのかも。
このときで いつもの2倍の曲数を歌っている。
もっとキーを下げてもいいのに、でもJulieはそれが嫌なのよね。
聴いてる方はハラハラドキドキしちゃうけど、頑張っちゃうJulieなのね。

49 ♪サムライ♪
この曲も声を張上げて歌う「ああああ〜」が苦しそうでちょっと心配したけれど、
でもそれ以外の部分はツァーのときより力強く歌っていてすごくよかった。
ドームに響くJulieの歌声、圧巻でした。

50 ♪風に押されぼくは♪
前曲で高音部が心配だったのに、不思議なくらいのびやかにでていた。
「♪桜色をした君のくちびるぅぅ〜」のとこが好き。
「♪永遠のぉ〜」のファルセットもキレイにきまり
「♪愛を誓ったぁ〜〜」も のびやな声で聴いていて気持ちよかった。
Julieも歌っていて気持ちいいんだろうなぁ。
そんな瞬間の歌う表情をスクリーンで見ておけばよかった。
でもJulieの歌にひきこまれてそんな余裕などなかったけれど。

51 ♪我が窮状 ♪
アルバムで聴いたときから好きだった曲。
メディアでの取り上げ方が気に入らないけれど、でも話題にはなった曲。
今日初めて見に来た人もSONGSで聴いて知っていたかもしれない。
きっと今日この会場に集まったみんなが聴きたい歌だったかも。
花道に歩いてきたJulie。
ドームの客席をうめつくしたひとたちの前で真正面をみつめて泰輝さんのピアノ演奏だけで歌うJulie。
ドームに響き渡る歌声、気持ちよさそうに歌っているJulieの横顔。
そして、なんと真横のこちら側を向いて歌ってくれました。スクリーンを見ずにJulieの表情がわかる。
まじかのJulie、仙台の前方列真ん中で聴いたことを思い出していた。
声の心配などする必要もないくらいみごとな歌いっぷりのJulieだった。
今日初めて見に来た人もJulieって すごい!って思ってくれたと思う。
SONGSの100人のコーラスもよかったけれど、
やっぱりJulieの声を包み込むような1000人のコーラスは、素晴しかった。
Julieは左右のコーラス隊に向ってありがとうの手を振っていた。
私も昔、Julieのお芝居で1000人のコーラスを経験したことがあるので、その時の感動が蘇ってきた。
歌い終わったときにJulieの髪がちょっと気になって前髪下ろすよりかきあげた髪型が好きだなぁ。

52 ♪Beloved♪
お気に入りの曲。Julieの発するたったひと声でゾクゾクしてしまう。
「♪蒼く萌える」の「あ」とか
「♪ため息は」の「た」に Julieはどれほど感情をこめて歌っているんだろう。
たった一文字で私の感情をかきたてるJulieって、今更だけど、どんだけすごいのかしら。
そして、この曲を聴いていると透明な空間に彩りが加えられ、やがて色がついた景色が見えてくる。
Julieは手をさしのべたり、腕を組んだり、視線を動かしたりして景色を描いている。
ツァー中に何度、Julieが全身を使って描いたこの風景画を見せてもらっただろう。

遠くのステージの真ん中で歌うJulieを見つめて、ツァーのある日の出来事を思い出してしまっていた。
遠い街で
間奏が終って2番目の出だしの歌詞がなかなかでてこなくて固まったまま呆然と立ち尽くしていたJulie。
後方の席から ステージで歌っているJulieが具合が悪くなってしまったのかと
ハラハラドキドキしながら見守ったあの日。
「♪ため息はどこへ〜」の歌詞が出てこなくて。
しばし沈黙が続き、
伴奏はどんどん進んでいく。
ようやく思い出して「♪ため息はどこへ〜」と歌いだしたけれど
カズさんの弾くギターの伴奏と合わなくて
再度「♪ため息はどこへ〜」と歌ったけれど
またもや伴奏と合わず、
とうとう「ごめんなさい」と歌を中断したJulie。
謝るJulieに客席から安堵のような暖かい拍手がわきおこった。
Julieのことを心配して固唾を呑んで見つめていた客席。
客席とJulieがひとつになれたような瞬間だった。
あの場所にいた人だけが感じられる瞬間だった。そう、忘れられない出雲のあのときを。

53 ♪やわらかな後悔♪
54 ♪海にむけて♪
この曲あたりで私の集中力も限界?
いやいやまだまだ大丈夫で座る人も多い中、立って聴いていた。
動きのない曲は肉眼で小さなJulieを見るのもつらいので、スクリーンをちらちらと見ていた。


55 ♪憎みきれないろくでなし♪
56 ♪ウインクでさよなら ♪

アルバム曲からJulieがテレビで活躍していたころの曲になったころ
客席の反応も感じられたJulieだったから
歌い終わったJulieから
 大阪ならではの「まいど!」
もちろん 「おいど!」って返したけれど


57 ♪ダーリング♪

客席も ようやく 知ってる歌が続いて 盛り上がってきて
Julieも おおさかぁ トキオ〜で次に繋げて


58 ♪TOKIO♪

ツアーの時にはJulieと一緒にジャンプするのが楽しみだった。
入場のさいに表の看板にジャンプ禁止って書いてあったので、しっかり守っていたら
みんなジャンプしてるじゃん。あぁもったいないことをした。
間奏のときに片足立ちはいつものとおりかしら?
でも疲れちゃうよねなんて思っていたら、
Julieは両手をゆっくり真上に上げて、ゆっくり下ろして。
ああ深呼吸なのね。
次は手をゆっくり横に開いて、そしてゆっくり内側へ。
私もJulieと一緒に深呼吸しました。
Julieと一緒に80曲完走する途中を味わいながら なんだかとってもシアワセな気分になれた。

歌い終わって大歓声の中、走って舞台を去るJulieでした。
そうね、着替えもしなくちゃ忙しいJulie。

Instrumental
休みなく演奏を続けてるメンバー。
ツァーのときにはいつも立ってメンバーの演奏を楽しんでいたけれど、
ジュリー祭りはツァーの倍以上もやるので
メンバーには申し訳なかったけれど座って一休みして水分補給した。
Julieも誰もやったことがないことに挑戦しているけれど、
メンバーもみんな、80曲への挑戦を楽しんでいるみたいだった。
あ、メンバーは オープニングでも演奏しているから81曲への挑戦だね。
きっとみんなJulieのこと好きなんだろうなぁ。
よかったねJulie。この先もずっとこのメンバーで歌えたらいいね。


<衣装替え>
2部後半、衣装はもちろんツァーのときと同じブルーの衣装。

59 ♪Don't be afraid to Love♪
まだまだJulieの突き抜けるような歌声は大丈夫だった。

ツァーのときはここで
♪ヘイ・ジュテーム♪だった。
ツァーでは一番、楽しみにしていた曲だったのにどうしてこの曲を外したんだろう。
タイガースの頃の曲なのに、この曲に思い入れのある人はそんなに多くはなかったのかもしれない。
ツァーでも東京近郊ではキャ〜の声もたくさん聴こえたけれど
遠征先ではたった3人のキャ〜なんてこともあった。
♪君だけに愛を♪のように大盛り上がりになることはなかった。
今年の前夜祭ではタイガースやPYGの頃に歌っていた洋楽に大喜びした私だった。
タイガースから今まで、ずっとJulieを見続けてきたコアなファンだけのための選曲だった?
外した理由はどうあれ、すごく残念だった。


60 ♪約束の地 ♪

「♪僕は 約束の地に 林檎の種を蒔くだろう〜」って歌詞が好き
明日、世界が終わっちゃうって誰かに言われたら 
そばにいるひとのためにJulieは何をするだろう
やっぱり歌うのかなぁ。

61 ♪ユア・レディ♪
ピアノのイントロで師走Romantixの国際フォーラムで歌うJulieを思い出していた。
あのときには上手側端で歌うJulieが真横の下手側を向いていた。
そしてその視線の届く席にいた私。
そして「♪あなたは たぶん 何のことか 分かってる〜」と歌っていたことを。
客席のほとんどの人はJulieの横顔しか見れなかった。
発売されたDVDでも この歌詞を歌うJulieの映像は横顔だった。
あのときのJulieのまっすぐに向いた顔は私の記憶の中に しっかり保存されている。
そう、あのときのJulieの顔を思い出しながら聴いていた。
この曲を最初に聴いたのはいつだったろう。
大昔、何十年か前の初めての日生劇場だっただろうか。
自分の歌でないのに この曲を選んだ理由はなんだろう。


62 ♪ロマンス ブルー♪

63 ♪TOMO=DACHI♪
さこば師匠と お友達にもなれて 歌まで作っちゃうんだから 師匠もシアワセ。

64 ♪神々たちよ護れ♪
ツァーのときもそうだったけれど
「♪神々たちよ護れ〜」 で顔を斜めにして天に向かって2本指する仕草が好き。
今日も目の前で一緒にできて。
ツァーの最初の頃はやってるひといなかったけれどツァー後半になってだんだん増えて。
Julieの歌うときのフリ Julieと客席のみんなで 作り上げていくのかなぁって。
中には 私の趣味に合わないフリもあるけれど そんなときは頑なに自分をつらぬくけれど。



65 ♪ス・ト・リ・ッ・パ・−♪
66 ♪危険なふたり♪
67 ♪おまえにチェックイン♪
68 ♪君をいま抱かせてくれ♪

69 ♪ROCK'N ROLL MARCH♪

この曲を69曲目にしたところがJulieらしい。ツァーの時には9曲目に♪我が窮状♪だったし。
間奏のときに 花道の真中ぐらいのところで クルクル回転したJulie。
この曲を知らないひとも みんな拳あげてダーってやっていたかな。
曲の終わり方が なんか昔っぽくって好き。

大歓声の中 Julieは着替えのために ステージをあとにして。
しばし一休みの時間、喉を潤すために 椅子に座って
で Julieコールするには 腹筋背筋だから スタンディングして じゅりぃ〜〜 


<衣装替え>
Julieがサーモンピンクのフリルいっぱいのブラウスと真っ赤なジャケットに着替えて
アンコールへ

Julie でてきて 
「楽しんでますか〜 大丈夫ですか〜」ってまっさきに私たちの心配して


無謀なことをしてしまった。
一日がかりのコンサートに おつきあいいただいて ありがとうございます。
ずぅっと前から 還暦のときに やりたいと思っていたけれど
2年越しの計画で 20000人のひと(翌日の新聞で22000と発表される)が集まってくれました。

子供の頃の夢はプロ野球選手
中学3年で挫折して それからは 夢を見たことがなかった。
夢を見ない男が、タイガースと言う凄い夢の中へ連れて行ってもらった。
いまだに夢のような日常に生きている
夢の中にいながら 夢を見ることはできなかった。
毎日毎日を 日常を 現実を生きていくことに自分は邁進してきた。

そして 今年60をむかえて 
20000人のみなさんの前で歌うことができて
本当に 嬉しく思います

涙ぐむJulieでした。
私も涙 涙 じ〜んとして  このときのJulieの表情に素敵!なんて思っていたのに
それなのに 今日は仏滅って 笑わせてくれるいつものJulie。

あと どれくらいやれるのかわからないけれど
力を抜くところは抜いて 楽をするところは楽をして 
頑張りすぎないで 一日でも長く歌っていたいと思います
11月29日 仏滅の日は忘れないと言うJulie。
(このときJulieは12月3日の仏滅と一緒になっちゃっていた)



これからも このメンバーでやっていきますと
メンバー紹介のあとは

おまけ
70 ♪カサブランカダンディ♪
71 ♪勝手にしやがれ♪
22000人の壁塗りはどうだったかなぁ 後ろを振り返る余裕なんてなかったから

72 ♪恋は邪魔もの♪


73 ♪あなたに今夜はワインをふりかけ♪

ツアーで練習した成果 発揮できるかなぁ
Julieから ツアーのときのようにアカペラで歌唱指導があって
ハモれるひとはハモってと。
男の人は少ないようだから 腹筋背筋使ってビシっと歌ってと
女の人は裏声で歌ってとJulieからお願いされて
裏声を駆使して歌ったけれど
歌い終わったら どうなの これは?と
ドームは初めてなので 今のがいいのかどうだかわからないけどとJulie。 
練習はこれだけにして 本番へ
見てるのは 私だけだから 恥ずかしがらないで歌ってとJulie。
本番歌い終わったら Julieから「よかったよ ありがとう」って。


74 ♪時のすぎゆくままに♪
75 ♪ヤマトより愛をこめて♪

76 ♪気になるお前♪
Julieから歌ってとお願いされなくても みんな大合唱だった

77 ♪朝に別れのほほえみを♪

78 ♪遠い夜明け♪


79 ♪ いい風よ吹け♪
Julieの、私の、みんなの願い!Julie作詞のこの選曲が嬉しかった。
あと何回夏を越えられるかな・・・
あと何回君を抱きしめたら・・・・
Julieはこんなふうに思って年を重ねてきたのね。そして、あと桜は何回見られるのかなってね。
なぜかこの曲のときに京セラドームの中に風が吹いた。
す〜〜っと。空調だったと思うけれど。そっと風が吹いたように感じたのは私だけ?

「♪僕を思い出すような いい風よ吹け あそこに吹け〜」
「あそこに」じゃなくて
「ここに」って歌ってたかなぁ。

だから「ここに」風が吹いて、あのときのJulieを思い出していた私。
1999年のツアー「いい風よ吹け」の長良川国際会議場でのこと。
当日は台風で長良川も氾濫しそうなくらい増水していた。
行くのを止めようと思ったけれど、
澤會から最前列のチケットをいただいていたので断念するわけにはいかなかった。
MCでこんな台風の中、見に来るなんて「○○○○」なんてJulieに言われちゃったり。
翌日の朝、ホテルの部屋に届いた岐阜新聞には
前日のコンサートの様子がカラー写真入りで掲載された思い出深いコンサートだった。
Julie、いろんな思い出をありがとうね。

間奏中に 深いため息きをしたJulie。咳こんでるようにも見えたけれど。
ため息じゃなくって息を整えていたのかもしれない。
もう限界なの?っと。
もう充分歌ったんだもの、「歌うのを止めてもいいよ」なんて思ってしまった私だった。

でも歌い終わったJulieはまだまだ元気だった。
「ありがとう、さんきゅ〜、ありがとうね〜」といつもの言葉がでた。よかった!

「79曲いったか〜〜〜〜!」
「79曲いったぞ!!!あと1曲だ〜〜〜〜〜!!」


Julieもファンもメンバーもみんな経験したことがない80曲。
だから