<2009年>
沢田研二 音楽劇 探偵〜哀しきチェイサー


シアタードラマシティー
4.3〜4.7(2/5公演)

紀伊國屋サザンシアター
4.10〜4.26(8/20公演)




沢田研二(花山新太郎)
伊藤 蘭(友永麻里亜
冨岡 弘(村岡兵庫県警本部長)
若杉宏二(鉄夫)
すわ親治(滝本)
野田晋市(吾郎)
有馬自由(中川監察官)
小椋あずき(ママ)
佐藤 綾(直子)
小飯塚貴世江(アキラ)
宴堂裕子(本城登美子)

作・演出/マキノノゾミ
音楽/coba
振付/南流石
演奏/久保祐子


第一幕
M1「警察歌」
M2「探偵(哀しきチェイサー)」
M3「さよならのマリー」
M4「サイレンは鳴っている」
M5「フラレ男のヨーデル」
M6「鎮魂」


第二幕
M7「兄ごころ」
M8「酒場の夜に」
M9「探偵(哀しきチェイサー)(リプライズ)
M10「殺人事件」
M11「探偵(哀しきチェイサー)」


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2008.12.30
澤會より来年の音楽劇のお知らせ
日程は噂のときにカレンダーに記入して観に行く日は決めていた
前回の「ぼんち」は2度だけの観劇
今回はJulieの曲♪探偵(哀しきチェイサー)をもとに書かれた音楽劇26公演で何度足を運べそうかな

1978年発売のアルバム「今度は、華麗な宴にどうぞ。」の5曲目に収録されている
(詞:阿久悠 作曲:大野克夫)


阿久悠さんが生前にオフィシャルで
「あまり売れなかったが何故か愛しい歌」と書いていた♪探偵(哀しきチェイサー)
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◇平成21年4月3日(金)晴れ
1.シアタードラマシティー 初日
18:00〜

第21回ミュージック・ペンクラブ音楽賞でジュリー祭りが受賞して
授賞式でのJulieの言葉を知ってちょっとテンションあがって大阪へ向った

初日の舞台観劇前に大阪のJ友の案内で京セラドームに
Julieの手形を観に行ったときは野球のオープン戦と重なって

ヤクルト×阪神戦、試合開始前からぞくぞくと集まる阪神ファン
平日の早い時間だと言うのに。。。
って私も仕事を休んでお芝居を観に大阪に来ているんだけど

レンストランに入れば私達以外全員阪神のユニフォームを着て
髪を阪神カラーの黄色に染めてる人も

阪神戦を横浜スタジアムでしか見た事がないので本拠地大阪の阪神ファンの凄さに驚いたし
私も阪神ファンなのでテンションが上がって
このまま京セラドームで野球観戦なんて思ってしまったり

そんなウキウキのテンションで観ることになった初日

泣いて笑って、とっても良いお芝居でした

♪探偵(哀しきチェイサー)
1幕の最初と2幕目は2回歌って

むくわれない探偵、Julieみごとに演じて、ぴったりの役でした
Julieの音楽劇では顔なじみの役者さん達、みんないい味だして

最後に足を引きずって歌う♪探偵(哀しきチェイサー)涙して

カーテンコールのダンス、可愛いJulieでした

前方真ん中よりでJulie演じる渋〜い新太郎さんを堪能したから?
内容も良くどんどんひきこまれ期待していた通りで何度も観たいと思えるお芝居でした

左手でタバコを吸う場面、くわえタバコで歌う姿が決まってました
遠くで観たらお腹も気にならないかな、
明日はそんな席で新太郎さんをじっくり味わえそう

会場で早々DVD予約しました


◇4月4日(土)雨
2.シアタードラマシティー
13:30〜


役者さんのブログでは初日を終えたきのう
Julieたちは乾杯をしたようで客席の思わぬ反応が話題になったとか

昨日観ていて感じたこと
やっぱり大阪の客席は反応がはっきりして
役者さんの歌に合わせて自然に手拍子してコンサートのようなノリ

もちろんカーテンコールのJulieのあのダンスにも
手拍子もみんなそろって、まるで客席の私達もお稽古したの?って感じで
初日に観たいひとのテンションが高かった、私も含めて
客席もお芝居に参加しているようで、東京が初日だったら違っていたかも

二日目のきょうは昨日とは違って控え目な反応

二回目の公演、あれこれ手直しあったようで
いろんなとこが昨日と違ってJulieの歌い方も昨日と違ってたり

幕が開いて最初のお葬式の場面
遺影を抱いた蘭ちゃん(麻理亜)が舞台真ん中に立っている

初日は、その場面に集中していたのでいきなり♪探偵(哀しきチェイサー)が聴こえてビックリ
舞台の上手側で探偵の新太郎さんがウィスキーのボトルをあおりながら歌っている
二日目は心の準備していたので暗転でスタンバイしてる新太郎さんが観れて

煙草の吸い方も左手だったり右手だったり、場面ごとに違うのもおもしろい
くわえ煙草で歌ったりセリフ言うのがカッコいい


♪探偵(哀しきチェイサー)
3回歌うけど、やっぱり最後の歌い方が心に沁みて

でも、きょうはちょっと。。。
木から落ちて足を挫いて足をひきずりながら歌う場面
きょうは、あれもう治っちゃったの?みたいで切なく歌ってるのに、なんだか可笑しくて

昨日は足をいたわりながらひきずって歌うとこがカッコよかったのに
これからはやらないのかしら、きょうの夜の部はどう?

毎日、沢田宅のテーブルを拭いているから
カウンターの上を拭く仕草が主婦っぽくて笑っちゃう

きょうも感じたぶ厚いカーディガン着てサンダル履きで歌うシーン
歌はカッコいいのに、なぜあんな格好なんだろう???

もう少しカッコいいバーテンの新太郎さんにしてほしかった
何回も観れば見慣れる?

きょうは14列で観たけれど
ホッソリなランちゃんの隣でJulieのお腹が。。。
でも内容がいいから


ピアノ伴奏もとっても良かった、楽しい場面では弾んだリズムで弾けて
やりきれなくて切ない場面のあとでは、ピアノの切ないメロディーに泣けちゃったり
舞台袖にさがるとき新太郎さんが鍵盤たたく場面もいい

最後の場面
刑を終えた麻里亜さんがBar「フェアウェル」に「ただいま」と入って来て
長いこと、ず〜と待っていた新太郎さん、いそいそとコーヒーを入れる
映画のラストみたいで、これからってところで幕がおりる
とってもオシャレな終わり方で続編が観たいと思えたお芝居

♪哀しきチェイサー♪の歌詞にでてくる
「むくわれない」とか「やりきれない」といった内容がうまく描かれていたお芝居でした

すわ親治さん演じる女装の大学の先生
新太郎さんに秘密を暴かれて切々と訴える姿に涙がでたり

不良少年アキラ役の小飯塚貴世江さん、いい味だして
最後は警察官になったりして、ほわっとした気分になれました


◇4.10
大阪公演も終わってBar「フェアウェル」の舞台装置も東京へ
劇場の舞台も狭くなりセットの配置もちょっと変わったりするのかな
サザンシアターは役者さんの立ち位置とか、そんな違いを発見するのも楽しみ

大阪のドラマシテイーで6公演を終えて役者さん達の動作もセリフもこなれてきて
大阪で観た初日と二日目とは大分、変化しているかしら

新太郎さんの煙草を吸う場面がたくさんあって
ホンモノじゃないとは思うけれど、ちょっと心配だったけれど
マキノ氏のブログによると
やっぱりホンモノじゃくて喉の薬のネオシーダっていうもので
煙の心配も健康上の心配も不要だそう

煙草の銘柄はキャメル
今回は細かなとこまで観える席はないので残念
くわえ煙草がとってもサマになってる新太郎さんだけど
煙草くわえた瞬間はJulieになってるぅ


HMVのHP
第21回ミュージック・ペンクラブ音楽賞贈呈式の様子がUPされて
表彰されるときのJulieの表情が素敵
沢田研二の功績もしっかり把握した記事でとっても嬉しい

ドーム公演のジュリー祭りで受賞したけれど
沢田研二の41年間の功績を表彰してもらったみたいで
41年間、沢田研二を応援してきた私にとっても改めて嬉しい受賞でした



◇4月10日(金)晴れ
3.紀伊國屋サザンシアター 初日
18:00〜


東京の初日
劇場ロビーには内田裕也さん、元森本マネ、スーちゃんからもお花が
TBS制作部からも届いていたけど、これから何かある?

東京の初日は一番端っこ23番の上手側で明日は反対側の1番の下手側で
いろんな方向で観てね言われてるみたいなお席

お葬式の場面が終って暗闇に新太郎さんがスタンバイ
暗転の中、Julieをしっかり確認


M2♪探偵(哀しきチェイサー
端っこの席の目の前にJulieが
舞台袖に置いてあるアンプに座って歌いだした

端っこだけどまじかのJulieが拝見でき、久々にじっと見つめてしまったり

大阪は真中の席で舞台全体を役者さん達をみつめたけれど
きょうの席はJulieだけを見つめる席?
他の役者さんを観ようとするとJulieが視界に入らなくなっちゃう

やはり舞台の横幅が大阪より狭いので、舞台袖までの距離が短くて
Bar「フェアウェル」もちょっと狭く感じた

いろんなことが変わっていた
暗転の場面転換の黒子さんも手馴れてきたよう
大阪よりはスムーズになって、黒子さんも帽子にコートでカッコいい


新太郎さんのセリフもちょっと変わってたり

M9♪探偵(哀しきチェイサー
きょうはとっても感情たっぷりな新太郎さんでした


蘭ちゃんのセリフ、大阪初日には力が入り過ぎだったけど
東京初日は自然に聴こえ、とっても良くなってました


東京初日、客席の反応は
やっぱり大阪とはぜんぜん違って東京のお客さんておすまし?
素直に笑ったり泣いたりする私だから、そう感じる?
笑うツボや泣きのツボは人それぞれ、感性の問題だから

マキノ氏の思いはお客さんにどれほど通じたかしら
でも作リ手側の思いと違うところで笑いや泣きがあってもいいと思うけれど

新太郎さんの煙草を吸う姿、ネオシーダとわかっていてもやっぱりカッコいい
煙草を吸ってるときの表情がなんともいいわ〜
新太郎さんていうよりJulieしちゃってた?
その瞬間はJulieのお腹ポッコリだってことも気にならないから

今の時代は健康面で煙草を吸う人はあまり好まれないけど
煙草を吸う姿がカッコいい人って、好きだったなぁ


氷の入ったグラスにウィスキーを注ぎ、ひとさし指でかきまぜ
その指をなめる、細かな仕草はやっぱりJulieだったり

カーテンコール
蘭ちゃんコールもあって
もちろん、まじかの席でじゅりぃ〜〜

最後にJulieはもうこんな時間とエア時計を見る仕草して
早く東京初日の乾杯したかったのかしら

終演後のロビーでKマネがメデアに取材されていました


◇4.11
昨日の東京公演初日のことネットニュースに載って
渋い演技する新太郎さんとダンスする新太郎さんが見れました
やっぱり写真でもお腹ポッコリなJulieだ〜
さあ、きょうも渋い演技のJulieを観てこよう


◇4月11日(土)晴れ
4.紀伊國屋サザンシアター
夜の部18:00〜

昨日は上手側一番端っこ、きょうは下手側一番端っこ

昨日は端の席でも舞台もちゃんと観えてJulieもまじかに感じられたけれど
きょうの端っこは残念ながら舞台の全部が観えなかった

波止場のシーンで新太郎さんが街灯の下でクルクルと回転して
思案する場面は私の席からは全く視界から消えて観ることができず

ホテルの場面でも左側奥でセリフを言う新太郎さんが全く観えず
下手袖で新太郎さんがピアノの鍵盤をたたくシーンも観えず

あと下手側での新太郎さんがセリフを言う場面も背中しか観えず、ちょっと残念

客席の横幅も狭い劇場だけど死角になる部分がたくさんあるって?

きっとJulieのシーンを全部覚えているからそう思うのかしら
メインの役者さんが観えない場面は。。。。。

後ろの席に比べたらJulieは近いけど
遠くても全部が観賞できる方がお芝居の内容に入っていける

やはり死角になる部分がたくさんあるとちょっとさめてしまって感情移入できず


それでも観える場面の細かなチェックはしたり
新太郎さんのセリフが昨日とは違うところも発見したり

ウイスキーをかき混ぜる指が人差し指じゃなくて小指だったり
人差し指の方がカッコいい、小指だと料理の味見してるみたいで


新太郎さんの髪型
最後は横わけじゃなくてオールバック
横わけよりオールバックの方がカッコいいって思うのは私だけ?
最初からこの髪型だったらいいのに。。。

M11♪探偵(哀しきチェイサー)
最後に歌う新太郎さんと一瞬目が合った気がした
斜めこっちを向いて歌う新太郎さん、私の後ろは壁だから
ありがたく新太郎さん光線いただいて


歌い終えてBarカウンターに戻る新太郎さん
きょうはあくびをしたりして
そこへ麻里亜さんが登場、きょうは「ただいま」って言った?

新太郎さんの表情が見せ場
麻里亜さんを愛おしそうに見つめる新太郎さん、いい表情でした
セリフがないJulieって、やっぱりあの眼差しがいいんだわ

カーテンコール
きょうも蘭ちゃんフアンがはりきって集団でコール

終演後のロビーで加瀬さんに遭遇
思わず「きめ今」のお礼でもなんて思っていたら
「よかった!、おもしろかった!」と私の後ろにいたK氏に
それから楽屋に行ってJulieにも感動を伝えたのかしら
偶然にも加瀬さんの生声の感想を聴いて、ちょっと嬉しくなり劇場をあとにして

加瀬さん、ブログにも
「凄くお洒落でセンスの良いお芝居でした」と

あと、何回観劇できるかな



◇4.15
お酒を好む派なので舞台で新太郎さんが呑む銘柄が気になっていた

大阪初日に真ん中で観たときには、Julieだけでなく他の役者さんの演技に涙したり
忙しかったのでそんな余裕はなかったけれど

東京初日には前方で観ていてウイスキーの銘柄はシーバス
ビールはハイネケン
ホテルの場面で呑んだ缶ビールはバドワイザー
シーバスもバドワイザーも私が好んで呑んでいたものだから

マキノ氏がブログでお酒と劇中の曲のタイトルを書いてくれて
やはり探偵の雰囲気に合う銘柄を選んだようで

ソーダとジンジャーエールはマキノ氏の指定でウィルキンソン
ビールはなんとなくハイネケン
ウイスキーもなんとなくシーバスだそう

ピアノの上に置いてあるお酒はバーボンだった
マキノ氏指定のワイルド・ターキー
ホテルでの缶ビールもマキノ氏の指定

滝本さんの焼酎は白波、鹿児島出身のすわさんだからとか


バーカウンターでウイスキーをストレートで呑む新太郎さんの顔の表情が好き
探偵の仕事が報われなくてやりきれなくてあおるように呑むお酒はバーボン
呑んだくれてぶざまな探偵をカッコよく表現するためにはやはりバーボンなのね

今回のお芝居は煙草とお酒が重要な役割を果たして
やはり探偵にはお酒と煙草は必須アイテムなのだろうけれど
今の時代はお酒も煙草もやらない探偵さんもいるかもしれない



◇4月18日(土)曇り
5.紀伊國屋サザンシアター DVD撮り
昼の部13:00〜

1週間ぶりの観劇は昼の部
夜の部だけのつもりが昨日、DVD撮りってことでついつい予約してしまって

センタブロック中央にカメラが3台、14列両サイドに2台、前方両サイドに2台
きょうの席はカメラ前のB席一番後ろ
真ん中で観るのは大阪初日以来、全体が見渡せて観やすそう

DVD撮りのせいかやはりシンプルに?に1週間ぶりで変化?

ウイスキーのソーダ割り
きょうは指でかきまぜて指をなめ濃さを確認する仕草がなくなっていた
楽しみにしていたのに残念


新太郎さんが新聞を読んでた
あ、これは夜の部だった?どっちだったかな

ホテルの場面
新太郎さんの声、涙声だったような、残念ながら遠くて表情がわからなくて

遠くに届く視線、こっちを見てる?あ、後ろのカメラ目線?

M8♪酒場の夜に
きょうもココロに浸みて

カーテンコール
私の前列から会場に響く大きな蘭ちゃんコール
昔もキャンディーズにあんなふうにコールしていたんだろうなぁ
私も一番後ろの席からじゅりぃ〜〜
コンサートのように大きな声は出せなかったけれど



◇4月18日(土)曇り
6.紀伊國屋サザンシアター DVD撮り
夜の部18:00〜

夜の部は表情が感じ取れるセンタブロック
1週間ガマンしていたせい?昼の部はB席の遠い観賞だったせい?
全体を見渡せる席なのに、Julieばかりを追ってしまって

M4♪サイレンは鳴っている
新太郎さんの目が斜めこっちを見てると思った瞬間、新太郎さん、ちょっと咽ちゃった
呑んで歌うって、ちょっと大変そう

ウイスキーのソーダ割り、ソーダいっぱい入れちゃう新太郎さん
夜の部もやっぱり指での味見はなくなっていた

M8♪酒場の夜に
Julieの声と蘭ちゃんの低い声がとっても耳に心地いい
昼の部でも泣けて夜の部も泣けちゃって、とってもいい曲でピアノ演奏だけのときもいい

M9♪探偵(哀しきチェイサー)
バーボンを浴びるように呑みながら歌う新太郎さん、Julieの呑んだくれた演技最高でした


休憩時間に一般人?がJulieの話題
「沢田研二ってうまいよなぁ。○○っているっていっても腹だけだよなぁ」
ちょっとオマケがついちゃったけれど
Julieのこと、褒めてもらうって自分のことのように嬉しい

この言葉を聴いた後の2幕目
体型のことなど忘れさせてくれるJulieの歌いっぷりでした


ホテルの場面
最後のセリフ、涙声の新太郎さん、切なそうな顔の表情が素敵でした
DVDではどっちの角度からの映像かしら、できればこっち方向だったらいいな

波止場のベンチで缶コーヒーを飲む新太郎さん
缶コーヒーに両手を添えて飲む姿、ラッコのように見えてとっても可愛いと思えるのは私だけ?


カーテンコール
蘭ちゃんコールちょっぴりあったけどJulieコールはなし
Julieが最後に手を振って、その手が上や下へ、そして左や右に動くから
同じくにしたけれど、そんなJulieに欄ちゃん笑っていたっけ

客席に土田早苗さんがお見えでした

昼の部と夜の部、どちらの映像が使用されるかな
DVDの発送は8月下旬


◇4月21日(火)曇りのち雨
7.紀伊國屋サザンシアター
夜の部18:00〜

予約していた席はS席後方センタブロック、A席とあまりかわらない席だったけれど
B席では感じ取れなかった表情も目線もわかる席でした

きょうは夜の部1回公演のみ
平日の夜はスーツ姿の男性も多くて私の隣も蘭ちゃんフアンの方でした

ハプニングが
新太郎さんがカーディガン姿でコンビニの袋を持って登場の場面
カウンター拭いてるときに右の袖が下がってくるのが気になった新太郎さん

よく見たらカーディガンのボタンを掛け違えている
右側の裾が気になっちゃって
新太郎さんは気がつかないのかしらと、芝居に集中できなくて

新太郎さん、ようやく気がついたようで
セリフがないときに何気に後ろを向いてボタンを全部外して
あれ外したまま?なんて思っていたら、何気にボタンをとめて
さり気ない仕草でした

ああ、ほっと
ボタン掛け違ったまま歌ったらどうしようなんて心配して

ボタンもちゃんと、とめて仕切りなおし?
「もう一度会いたなっただけや、君に」背中向けてセリフを言う新太郎さん


本当は顔が見たいのに背中で語ってる?
いやいや、新太郎さんたらオシリがモジモジ動いちゃうんだもの
ちょっといい場面なのに笑えちゃう


マキノ氏の狙いは何?
こんなときの優しいJulieの眼差しが観たいけど

M4♪サイレンは鳴っている
18日にあの場面での視線、きょうは?

ウイスキーのグラスを持つ指
グラスを持ちながらも人差し指はこちらに向いている

18日には斜めから、きょうはまっすぐにだった
きょうも同じ歌詞のときに
♪ガレキの中にぽつんと咲いた花のように〜

ボタンの掛け違いとぽつんと咲いた花、記憶に残る日になって


ラストの場面
麻理亜さんの「ただいま」がなくなって新太郎さんの言葉に「うん」とだけ
新太郎さんの言葉もなくてもよかったような
10年の時をうめる二人に言葉はいらないような、見つめるだけで終ってもよかったかも

いそいそと新太郎さんがコーヒーカップを二つならべるだけで
二人のその後が想像されるもの

幕が下りるときに遠くに聴こえる教会の鐘の響き
映画のラストシーンのよう

カーテンコール
蘭ちゃんコールは小さくあった

最後のカーテンコール
Julieは18日のように右手を細かく動かして上に上げたりしていたっけ


◇4月25日(土)雨
8.紀伊國屋サザンシアター
昼の部13:30〜

楽日前日の昼の部
きょうは遠征の人も多く遠い街の方々と久々の挨拶などして

サイドブロックからの観賞は21日からちょっとあいて新鮮な気持ちで
明日の千穐楽がハズレたので
きょうの昼と夜の部が最後なのでJulieばかりみつめてしまいそう

最初の登場、見逃すまいと暗転をみつめて

M2♪探偵(哀しきチェイサー)
遠くをみつめて歌う新太郎さんの視線が気になって

やっぱりJulieの声はいいわ〜なんて改めて実感
もっと聴いていたいのに。。。


上手側テーブルでの場面
足を投げ出し、髪に手をやる新太郎さん、髪をかきあげる仕草が素敵で、この瞬間はJulie

きょうは新太郎さんばかり見つめていたら意外な発見が
セリフのないときの表情、笑ったり、遠くをみつめたり

M8♪酒場の夜に
Julieの歌もいいけど欄ちゃんの声にも泣けちゃう
この曲CDになったらいいな

カーテンコール
欄ちゃんコール、もちろん、じゅりぃ〜〜〜
先日叫ぶことができなかったので、きょうはコンサートのときのようなコールしたら

隣の人から声をかけられて「今こっちを見てくれたわね」と見知らぬ人からの言葉に
みんなとわかちあえたようで嬉しかった



◇4月25日(土)雨
9.紀伊國屋サザンシアター
夜の部18:00〜 

昼の部の余韻が残ったまま、またすぐに観るって?
やっぱり2回続けて見ると記憶は上書きされてしまいそう

私にとって「探偵」最後の席は大阪初日と同じような程よい距離の真ん中
明日の千穐楽は抽選にハズレたので最後だからという思いからかドキドキして席に

初日のドキドキとは違う思いで
初日には見逃した遺影の木下さんもしっかり確認
そしていよいよ新太郎さん登場


M2♪探偵(哀しきチェイサー)
Julieの声が聴こえた瞬間、もうウルウル、やっぱり最後だから?
今まで観てきたいろんなことが思い出されて胸がいっぱいだった

舞台の上のJulieは明日もあるけど、やっぱりいつもと違う感じ

M8♪酒場の夜に
新太郎さんがグラスにウイスキーをそそいでる場面でもう泣けちゃって
歌いだした新太郎さんもウルウルして涙声に
そんなJulieの歌声を聴いてますます涙があふれて

M9♪探偵(哀しきチェイサー)
バーボンで酔いつぶれながら歌う新太郎さん
昼の部よりも更に酔いっぷりが増して

M11♪探偵(哀しきチェイサー)
いろんな思いが交差して、涙がとまらなかった

最後の場面
きょうの麻理亜さん、ちょっとモジモジして椅子に座るまでが長かった
最後の場面を惜しんでいるように感じて
遠くに聴こえる教会の鐘、ココロに響いて

カーテンコール
昼の部より蘭ちゃんフアンが多かったので蘭ちゃんコールもたくさん
私もじゅりぃ〜〜〜、後方からもJulieコールがたくさん聴こえた


最後にJulieは21日のように右手を上下に動かして
蘭ちゃん、そんなJulie見て笑ってる

幕が降りる瞬間にJulie、真ん中みつめておもしろい顔して
そんなJulieの顔と目が合っちゃって大笑いで幕が下りました
泣かせて笑わせてくれたJulie
私の千穐楽はJulieの不思議な?表情で幕を閉じました
いいお芝居でした



◇4月26日(日)晴れ
10.紀伊國屋サザンシアター 千穐楽
13:30〜

きょうのチケットは抽選でハズレたのできのうで終ったはずの「探偵」の観劇

観たかった千穐楽、やっぱり気になった
当日券が発売される確かな情報はなかったけれどダメもとで新宿に行ってみることに

10時20分ごろサザンシアターに着いて4人目だった
私の前に並んでいたひとは9時半頃に来たそう
それからつぎつぎに並んで10数名が当日券に並んだ

2時間並んで12時半に当日券発売開始
4番目だもの大丈夫と思っていたら当日券は2枚で終わり

後は条件付のチケットで長々と説明され開演5分まで待たなくてはならないこと
万が一のための予備の席のためダブルブッキング等があった場合には、どかなくてはならないこと
その時にはPA横の席に移ってもらうとか、なければチケット代を返金するという
それでもよければと席の確定ではなく席の予約

その席は4席のみ、センタブロックのほうをとりあえず予約
○列−○○(予約)と書かれたピンク色のタックメモを受け取った

並んでるときに舞台でしか観たことがない人が側を通って
蘭ちゃん、すわさん、野田さん、若杉さん、有馬さん、アキラ役の小飯塚さんも

もちろんJulieも、まじかな距離だったので一瞬目が ・ になったり
エレベーターのドアが開いた瞬間にだったのでビックリ


とりあえず予約のメモをもらい軽くお腹を満たして1時半ちょっと前に劇場へ
みんなが客席に座っても中に入れない
まだチケットも手にしていないし5分待たなくては
そこへT氏がきてOKサインを出してくれて、ようやくお金を払いチケットを手にした


開演直前に急いで客席へ
私達が座った瞬間に暗転になり幕が上がった
いつもは10分前には席についてスタンバイしてるのに
慌てて席に着いたのでお芝居の中に入っていけず

M2♪探偵〜哀しきチェイサー
Julieが真正面に見えるのに、じっくり味わえなかった

しばらくしたら二人連れが私の横に来て
ああ、やっぱりどかなくてはならないのと思ったら別の席で一安心
そんなこんなでまだ集中できずに千穐楽を楽しむ余裕がない
昨日は最後だと思いじっくり味わえたのに

お芝居はどんどん進んでいく

2時間立っていた疲れ?それとも席につけた安堵からか途中で瞼が閉じそうに
耳慣れたJulieの声が耳に心地良く睡魔が・・・なんてことだろう

10回も聴いた新太郎さんのセリフ、もう次は何なんて覚えてしまっている

波止場でのシーン
「オレがきみだったら」を「きみがオレだったら」になっちゃって
その瞬間はJulieに戻っちゃった新太郎さん、笑って言い直してた〜


どうした新太郎さん、いいとこなのに。。。

M8♪酒場の夜にi
歌いだしで咳きこんじゃった新太郎さん、途中で歌詞があれれになっちゃったり
その前にも咳をしていて、昨日もセリフがないときに咳をして風邪でもひいたの?

きょうはいろんな理由で芝居に入り込めなかったけれど
でも最後はやっぱり涙

とうとうラストシーン
麻理亜さんがドアを開けて入ってきた瞬間、じっとみつめる新太郎さん
セリフまでの時間が長く感じた
最後の新太郎さんのセリフを名残惜しんでいるかのように

カーテンコールのダンス
Julieも蘭ちゃんも他の役者さんの顔もみんな輝いていた

カーテンコールはいつもより多く
4回目の幕が開く瞬間に立ったら、みんな立ち始めて幕が開いたら総立ちに

もう最後だもの思いっきりJulieコール
Julieは手を胸に添えて「ありがとう」ってことね

大きな蘭ちゃんコールも聴こえたけれど千穐楽はJulieコールが多かった?

Julieは、もうこんな時間マイム、お酒呑むマイム、お腹すいたマイム
腰をかがめて、もう疲れたマイムしたり

マイクなしで「ありがとうございました」と生声で
この言葉が聴けただけで大満足、客席は歓声で応えて
そして最後の幕が下りました

私の後ろのほうに渡辺えりさんのお姿も

何の座席トラブルもなく無事に千穐楽を観ることができて
後悔したくないから行動した結果、ラッキーが待っていてくれて

本当に良い音楽劇で10回も観劇
Julieや蘭ちゃん、出演された役者さん達
この音楽劇に関わった総ての人達、ありがとうございました


おまけ
朝2時間並んだおかげで当日券で観ることができて
千穐楽終演後、思い出の場所へ行ってみた
あの場所へは41年ぶり
ジャズ喫茶新宿ACBがあった場所、初めてJulieを生で観た場所

現在はマンガ喫茶になっていて昔の名残はなかった
っていうよりACBの前の道路は覚えているのに
ACBの入り口がどうだったか私の記憶から消えていた

41年前、私がACBに通っていた頃はACBから新宿駅のほうまで長蛇の列が続いて
毎回、警察官が出動していて、その景色だけが記憶に残って

一緒に行ったひとは遠い地域に住んでいてジャズ喫茶の経験がないので
Julieの♪A・C・Bの歌詞で場所がわかったそう

私がJulieと最初に出会った新宿、41年後に同じ新宿で舞台に立ったJulie

あの頃には想像もできなかった役者沢田研二

そして、Julieのことをこんなにも長く見続けるなんてことを
想像もしていなかったあの15歳の頃
あのときACBでJulieに出会っていなかったら今とは違う人生?

お芝居は終ってしまったけれど
頭の中はJulieの歌声や涙を潤ませて言ったセリフがグルグルとして