<2009年>
きめてやる今夜
内田裕也 VS 沢田研二
(2.25東京、2.27神戸)
◇平成21年2月25日(水)雨・曇
1.C.C.Lemonホール 初日
18:45〜20:55
チケット争奪戦になった今回の内田裕也さんと沢田研二のジョイント
残念ながらチケットを手にすることができない人もたくさんいたようで
会場周辺には「チケット譲ってください」の文字も見かけた
グッズも1時間前から販売されていたようだけれど15分ほど並んでTシャツを手に入れて
そして入場の列に並んで開場時間になっても入場できず
リハーサルが長びいていたようで15分遅れでロビーまでの入場、ほどなく客席に入場
1階後方には立ち見の人も大勢いて、左右の扉付近にも立っている人がたくさんいて
今回は関係者の方もチケットがとれなかったようで
2階席で観たJ友情報では森本元マネも立ってご覧になっていたとのこと
1階通路前には樹木希林さんのお姿も、隣には男の子が、お孫さん?
裕也さんと希林さんの結婚式以来数十年ぶりナマ希林さんでした
ミキサーの後ろには飯田久彦さんも♪ルイジアナママを歌ってるのを原体験していたので
懐かしい人に出会えた気分、佐野史郎さんも見えていたり 浅田美代子さんもいらしていたそう
本日の席は通路より後方のセンタブロックの左側
席に着くと隣には偶然にフランスで知り合って、そして私と同じ頃にジャズ喫茶も経験しているJ友
右斜め前には裕也さんのフアンらしき男性たち、きょうのジョイントライブを観るにはベストな座席環境
Julieのコンサートとは違ってステージには緞帳がおりていて
今夜のステージがどんなものか予想もつかない
開演のブザーが鳴っても客席は暗くならず♪結婚行進曲が聴こえて
「え〜後ろから登場するの?」なんて1階後方席を見ていたら2階席の人まで1階席を覗き込んでいた
何事もなく曲は終わったけれど、まだ緞帳は降りたまま
なんで♪結婚行進曲?
裕也さんと樹木希林さんの結婚式のときに立会人をしたJulie
私もその場所にいて、そしてあの日も裕也さんとJulieは同じステージに立って一緒に歌っていた
あのとき、収録されたライブ版は1973年、36年前のことだった
そして緞帳は上がった
♪TROUBLEが演奏されいよいよステージに二人が
裕也さんは上手から下手へ、Julieは下手から上手へ走って?だったか登場
ステージ真ん中に2本並んでいるマイクスタンドの前に立った二人
裕也さんは左、Julieは右に
私の席からは樹木希林さんの後ろ姿も見えて
裕也さんを見てもJulieが視界に入り、Julieを見ても裕也さんが見れるベストな席でした
二人の出で立ちは
裕也さんはいつものあの杖を持って、Julieは傘の柄のようなステッキを持って
ステージ以外でも杖を持ってる裕也さんは持ち方がサマになっているけど
Julieはステッキの扱いに慣れていないようで。。。
衣裳は二人して白いジャケットに黒のズボン、裕也さんは白に黒いタイ
ジャケットも長めでズボンがゆったりしていてホッソリとイカシテル裕也さん
Julieは昨年の「前夜祭」の赤っぽいキラキラのブラウスに黒の蝶ネクタイ
ジャケットは普通の丈でキッチリサイズでお腹が強調されて。。。
ズボンは今年の「奇跡元年」の黒いズボンにウエストにはカマーバンドを
お腹がポッコリなJulieには腹巻みたいに見えちゃった(Julieごめんね)
ステージは沢田研二のバックバンドのこじんまりした編成ではなくて大勢の人達が
下手側にベース1人、ギター1人、真ん中にドラム1人、キーボード1人、
上手側にギター2人、ホーン4人、そしてダンサーが8人?
裕也さんとJulie合わせて総勢20名
ステージでこんな大勢の人を見るの久々、武道館の「ジュリーマニア」以来かな?
そしてステージの真ん中にはバーカウンターのようなカウンターテーブル
左に裕也さん、右にJulieが座って
裕也さんは真っ直ぐ向いてることが多かったけれどJulieは裕也さんのほうに向いて座ってる
Julieはきちんと座らないで、ちょっと背中を丸めて片足をテーブルの止まり木に置くことが多かった
裕也さんが歌っている間どこを見ている風でもないJulie
でも横を向いて座っているので顔はこっちを向いて
ステージの後ろから当てられる逆光のシルエットが素敵なJulieでした
裕也さんのグラスに飲み物を注いだり指はちょこっといつも動いてたりして
目立たないようにしているけど、きっとみんなJulieのそんな仕草をみのがさなかった?
会場には2階袖左右にカメラ2台、そして1階後ろに1台
たくさんの取材の方が見えていて私の前方で何人かのカメラマンが写真を撮っていた
1.Trouble(ELVIS PRESLEY)YUYA & Julie
イントロが始まっただけで会場は大歓声
この曲は36年前に裕也さんとJulieが歌うのを中野サンプラザで観ていて
あの日のライブはJULIE VII THE 3RD 沢田研二リサイタルに収録されている
1曲目から裕也さんとJulieの思い出の曲でテンションは一気に上がった
裕也さんが歌う度、Julieが歌う度、ものすごい歓声
二人の掛け合いは
「沢田研二とこうして同じステージに立てるとは夢にも・・・」と裕也さん
(みんなの歓声が凄くて裕也さんの声が聴き取れない)
「裕也さん、何言ってるんですか」とJulie
「東京ドームで80曲も歌ったらしいな」と裕也さん
「軽いもんです」と得意げなJulie
二人が一言言うたびに会場から物凄い歓声
もう曲を聴くっていうよりみんなで大騒ぎして楽しんでるって感じ
ステージの裕也さんもJulieも客席の歓声を聴いて「今夜はきめてやるぜ」って思いながら
歌っていたように見えて
1曲目にこの選曲、加瀬さんはあのときのことを思い出して選曲したのかしら?
2.I'm Down(THE BEATLES)YUYA &Julie
この曲も二人にとって思い出の曲
裕也さんとJulieが出会った1966年、同じその年にビートルズが日本にやってきた
裕也さんはビートルズの前座として武道館のステージに立って歌っていた
そしてJulieは武道館の客席で裕也さんとビートルズを見ていた
そして小学6年だったか中学1年だったか、その瞬間をテレビで見ていた私
あの時に武道館で歌っていた曲、私の思い出の曲でもあって
ビートルズのように1本マイクで二人して口を寄せ合って歌ってくれたらよかったのに
最後のJulieのシャウトがカッコイイ
3.Twist And Shout(THE BEATLES)YUYA & Julie
この曲はJulieが歌うのをいろんなとこで聴いた曲
♪かもん、かもん、かもん、かもん、べびぃなう〜と楽しそうに歌うJulie
やっぱり洋楽を歌うJulieが一番好き!隣のJ友も一緒にノリノリで楽んでた
Julieのご挨拶
夢のステージです
このコンサートを実現させることができたのは僕が裕也さんに脅されたのではなく
僕が裕也さんをなめているわけでもなく・・・大いなるものが導いたきょうです・・・
奇跡だと思っています、奇跡の証人になっていただいてありがとうございます、ヨロシク!
そして、聴き慣れたあのドラムのイントロが聴こえて
4.Time is on my side(THE ROLLING STONES)Julie
♪たぁ〜〜〜ぃむ〜の出だしでキャ〜〜〜
最初に聴いたのはローリングストーンズでもなく、もちろんタイガース
最近では昨年の「前夜祭」で歌った曲、あの頃と同じような三連ジャンプ
高さはどうだったろう?真ん中、左にも右にも動いてジャンプするJulie
きょうは座席環境が狭くって思い切りジャンプできなくて、、、
ここからはJulieの曲が続くので裕也さんは椅子に座って
裕也さんの座り方がカッコイイ、浅く座って足をステージについて
前方を向いてる裕也さんの目はJulieの方を見ていた?
5.Day Tripper(THE BEATLES)Julie
懐かしい曲、やはり1966年のビートルズ武道館公演で初めて聴いた曲、TVで
Julieは1997年「サーモスタットな夏」ツアーで歌っていた
野音のDVDには収録されているけれど会場によっては歌わないところもあったような
やっぱり昔の洋楽は体が自然に反応して楽しかった〜
6.傷だらけのアイドル(PAUL JONES)Julie
最初に聴いたのは原曲じゃなくてやっぱりJulieで1968年、ジャズ喫茶新宿ACBで
真っ赤な照明の中で跪いてマイクコードを手錠のようにして歌っていたJulieだったっけ
なのでどうしてもこの曲を聴くとあのACBのときの少女の頃に戻ってしまって。。。。
最近では昨年の「前夜祭」でも歌って、やはりあの時も同じように。。。。
Julieの音源として残っているのはJULIE V日生劇場リサイタルに収録されている
原曲を聴く機会がなかったけれどJulieのあのポーズは
ポールジョーンズが映画「傷だらけのアイドル」に主演した時
手錠をかけられ檻の中で歌っていたこと後から知って
出だしの低い声はタイガースの頃はサリーだったけれど、きょうは誰が?
裕也さんは視界に入って前を向いてクールに座っている
跪いて熱唱するJulie、客席もギャ〜〜〜とコーフンの坩堝に何を思ってる裕也さんだったろう
次はオレの番、バシっときめてやるぜと思っていたかな?
そして懐かしいイントロ
1ヶ月前にある場所で聴いたばかりの曲
7.朝日のあたる家(THE ANIMALS)YUYA
Julieもタイガースの頃ジャズ喫茶で歌っていたけど裕也さんの番でした
バシっときめてやるぜと言いたげにスタンドマイクの前に立つ裕也さん、もうそれだけでカッコよかった
歌いだしたらJulieとは質の違う高い声が耳に届いた、渋くて切ない声がココロに浸みた
口元に手を持っていきタバコを吸うような仕草をして歌い
間奏の音に合わせて体を動かしビシっときめる裕也さん、声もパフォーマンスも最高でした!
歌い終わった裕也さんに「ゆうやさ〜〜〜ん」と思わず叫んでた
会場からも大歓声でした
若い頃の裕也さんのステージを何度か経験しているけれど
69歳、年を重ねた今の裕也さんがカッコイイ、Julieとは違うカッコよさ
そんな時、視界に入るJulieは何か飲んでいたかしら?
裕也さんばかり見つめてJulieを観るの忘れちゃって、、、
8.コミック雑誌なんていらない(内田裕也)
ステージのみんな楽しそうに演奏していて、そして一緒に歌って楽しかった
ステージの裕也さんも、そしてギターも、みんなのパフォーマンス、カッコよくて
こじんまりしてシンプルな鉄人バンドもいいけど、やっぱり大勢のバンド演奏は華やかでいいな
裕也さんのエンディング、バシっと決まって
どの曲だか忘れちゃったけどJulieがギターの三原さんの横に立って足の長さ比べちゃって
裕也さんが教えた決めポーズ
十代のあの頃からどのくらい進歩したかやるように言われたJulie
Julieが腕をグルグル回してワンモゥ、ツゥモゥ、って決めポーズするんだけど
最後は決まらずあれれみたいな、、、
ポンポコリンのお腹ではやっぱりカッコよく決まらず大爆笑の客席でした
まだまだですと裕也さん
裕也さんのMC
切符がすぐに売り切れて沢田研二のフアンばっかりでアウェイでやってるような感じと
裕也さんが言えば「そんなことないっすよ」と遠慮気味なJulie
こんなサプライズは一生に1回しかないからとか
昔、寺内貫太郎一家ってテレビがあって有名な方が・・・とか
遠い親戚が来ています、生ジュリーを・・・
あぁ、だから希林さんあそこの席に座っていたのね
1階席センタブロック通路前の席から登場
階段がないのでJulieに引き上げてもらってステージへ、会場は大歓声
ステージに上がった希林さん
裕也さんの後ろにちょこんと隠れてとっても可愛い希林さんだったと、あとで写真で知って
裕也さんと希林さんのツーショットは36年ぶりに生で拝見して
そしていよいよ希林さんがJulieの前に
Julieの前に立った希林さん、恥ずかしそうにしばし沈黙
照れ笑いするJulieに会場のみんな「キヤ〜〜〜〜〜」
「気持ちをいれています」と解説するJulieに会場からまたも「キヤ〜〜〜〜〜」
希林さん、ためてためて「じゅり〜〜〜〜〜〜ぃ」
私も含めて会場のみんなJulieと希林さんのあの光景を見ただけであの頃に戻っていたのかも
あの頃のことを知らない人は「キヤ〜〜〜」って声がでなかった?
裕也さん、素晴しいサプライズでした
「見てはいけないものを見てしまった」と裕也さん
「生ジュリ〜〜」の大興奮に希林さんがいつステージから降りたのかわからずに
9.BE-BOP-A-LULA(JEAN VINCENT)YUYA コーラスJulie
この曲は1970年6月の日記によるとタイガースで聴いたのが最初でタローが歌っていて
アコースティックバージョンな裕也さんもなかなかよかった
♪ びぃぱっぷる〜ら しぃずまいべぃびぃ〜さり気なく控え目なコーラスしてたJulie
裕也さんのカッコよさが際立って
10.おまえがパラダイス(沢田研二)
イントロで歓喜したもののアコースティックバージョンのおまパラはちょっと物足りなかった
でも裕也さんバンドの三原さんが楽しそうにギターを弾いてたのが印象的
聴きどころの♪だきしめぇ〜たならば はなさないさ にどと おぉ〜まえが ぱらだぁぃす〜
泰輝さんのキーボードが強めに小刻みなリズムを刻んでいるのに
Julieはバーカウンターの椅子に座っているから体が動いていない
体を動かさないであのリズムを歌えるってすごいなぁ
11.HEARTBREAK HOTEL(ELVIS PRESLEY)YUYA
エルヴィス・プレスリーに憧れた裕也さん、私にとっても懐かしい曲で嬉しかった
1973年エルヴィス・プレスリーのハワイ公演が全世界に衛星中継された
そのとき初めて歌っているプレスリーをTVで観た
客席のフアンから差し出されたハンカチで汗を拭くプレスリー
体型は今のJulieみたいにふっくらしていたけど歌い方がとってもセクシーだった
JulieもACTでふくらんだプレスリーを演じていたこともあったっけ
裕也さんの歌、英語と日本語入り混じってたかなぁ。
裕也さんの英語は聴きとれるのに裕也さんは日本語が苦手?
Julieの歌はいつも鮮明に聴こえる、聴きとれるのがあたりまえって思ってたけれど。。。
でも歌い方がカッコいい裕也さんでした
12.俺は最低な男さ(内田裕也)YUYA & Julie
一番を裕也さん、二番をJulie、最後は一緒に歌って
♪俺は最低なやつさ〜とJulieが歌うと違ったものに聴こえちゃう
艶のある声質のせいか演歌とか歌謡曲に聴こえちゃう
この曲はやっぱり裕也さんの声質に合う曲かな
希林さんを目の前にして♪俺は最低なやつさ〜と歌う裕也さん、説得力があって
もう二度とこんな光景見られないだろうな、貴重な場面に同席できてよかった
やっぱりホーンの音が入ると歌が大人って感じがしていいな
13.You are so beautiful(JOE COOCKER)Julie
椅子に座っていたJulieが右側の方に立ち、あのイントロが
♪ゆ〜あ〜そ〜って歌いだすJulieが悩ましい
古くは「比叡山フリーコンサート」最近では昨年の「前夜祭」で歌って
年を重ねたJulie、若い頃より感情たっぷり
昨年よりもさらに切なく声もでていて最後の♪to me〜がよかった
Julieの声に酔いしれていたのに、ついお腹に目がいっちゃって
ジョーコッカーの体型に近づいちゃったJulieかしら?
14.Rolling On The ROAD(内田裕也)YUYA コーラスJulie
Julieのコーラス、裕也さんの声にキレイにハモってとっても素敵だった
裕也さんのMC
裕也さんの日本語、ちょっと聴きとり困難で、ところどころしか聴こえなくて
ナンバ一番で出会って、京都から上京した少年に今の東京を見せてやろうと
上京した日に原宿のフランセに連れて行き、そして夜はキャンティに連れて行き
早く脱退した人はステーキを
そして沢田研二は一番安いバジリコのスパゲティを注文し
Julieの歯はバジリコで緑に染まっていたと、人間性をみたと言う裕也さん
ナイヤガラを自転車で走っていてドームには行けなかった裕也さん
何で来てくれないのかとふてくされていたJulie
歌詞を見ないで80曲を歌った沢田研二も演奏したバンドも偉い!と褒めてくれた裕也さんでした
このときポンポコリンなお腹で自慢げな仕草していたJulie
デビューの新宿ACBを思い出して沢田研二 ヨロシク!!
既に私のココロはJulieと出会った新宿ACBに行っちゃってるのに
裕也さんが更に追撃ちかけて、こんな紹介されて次は何?と期待は高まるばかり
15.CANDY(沢田研二)
ドラムのイントロ、そして♪きゃん〜でぃ〜〜
会場から大歓声
「ジュリー・マニア」や最近では2004年正月コン「爛漫甲申演唱会」でも歌って
いつもより歌い方に力が入ってるように感じた
きっと豪華な演奏なので、それに負けない声量のJulieだったかも
左に右に走って歌うJulieがすご〜く楽しそう、私もすご〜く楽しかった
いつもベースがいなくて音がちょっと物足りないって思ってたけど
ベースもいて3人もギターがいて、さらにホーンもいるなんて、なんて贅沢なステージだろう
やっぱりJulieはゴージャスで、こんなハデなのが似合ってる
どのときだったかJulieが白い上着をいつものように脱ぎ捨てステージに無造作に置いた
それを裕也さんがひろいあげてくれていた、裕也さんの性格がチラっと見えたような気がした
16.whisper(沢田研二)
アルバムでは伊豆田さんのコーラスが入っていて大好きな2004年のアルバム曲
「CROQUEMADAME & HOTCAKES」ツアーで歌っているけれど
その後コンサートで歌われることはなかったと思う
今回のセットリストでなぜこの曲が選ばれたのかしら?加瀬さんの選曲ではなさそう
Julieがただ歌いたかっただけなの?
♪すろ〜う だ〜んす〜と歌いながらゆったりなリズムに合わせてクルクル回転するJulie
久々に好きな曲が聴けて嬉しくて前曲に続きテンションは上がりっぱなし
17.The Long Goodbye(長いお別れ)(内田裕也)
裕也さんのアップテンポのロケンロールもいいけれどスローな曲もよかった
Julieの耳慣れた声とは違う声質も耳に心地良かった
18.さらば愛しき女よ(内田裕也)コ−ラスJulie
軽いリズムに自然に体が音に反応して
ステッキを持って、スタンドマイクで歌う裕也さん
肩でリズムを取りながら軽快に歌う裕也さん、カッコよかった
ホーンの音も加わり楽しめた曲でした
19.JOHNNY B. GOODE〜ROUTE66〜JOHNNY B. GOODE(CHUCK BERRY)YUYA & Julie
この曲も36年前に裕也さんとJulieが歌うのを中野サンプラザで観ていて懐かしい曲
最初にギターソロ、一人ずつギターを弾く姿、カッコよかった
下山さん、Julieのコンサートで見せるちょっとシャイなお姿ではなく
熱く熱くギターをかき鳴らすお姿カッコよかった
次が内田バンドの三原さん、ギター弾かなくても足が長くて超カッコイイ
顔もイカシテ、モデルや俳優もやってるんだって、ちょっとハマリそう〜
カズさん、気持ちよさそうな顔してた〜
そのカズさんの顔をじぃ〜っと見つめて、楽しそうに笑ってるJulieでした
カズさんのギターのとき、みんな手拍子してギターの音だけ聴きたかったのに。。。。
ギタリスト一人ずつの見せ場があり、最高でした!ギタリスト加瀬さんならではの演出かしら
泰輝さんのロックなピアノも最高でした
裕也さん途中から♪ROUTE66歌いだして
タイガースのときにジャズ喫茶で聴いたっけ、タローの歌で
♪ご〜ご〜 ご〜じょにぃ ご〜ご〜のところ
裕也さんが♪ご〜ご〜 ご〜じゅり ご〜ご〜って歌って
会場のみんなも掛け合いで
♪ご〜ご〜 ご〜じゅり ご〜ご〜って歌って楽しかった〜
裕也さんの顔ばかり見てJulieを見てなかった、どんな顔してたのかな
裕也さんとJulie、そしてとギターの人全員で片足あげてダックウォークしていたのはこの曲のときだった?
歌い終わった裕也さん、次は♪きめてやる今夜って曲紹介したけど
Julieが違う違うって合図したんだったかな
20.湯屋さん(沢田研二)
聴き慣れたイントロ、Julieが裕也さんに頑張ってもらいたいという願いを込めて作った曲
こんな曲作ったんだよってジャズ喫茶ニューACBで、できたてほやほやを聴かせてもらったんだっけ
多分、この曲のときだったか、指で髪を立てて、とっても可愛い仕草
若い頃にはジャズ喫茶で髪に手をやる仕草よくしていたJulieだったっけ
会場のみんな待ってました!みたいに♪湯屋ちゃ〜んってJulieと一緒に歌いだした
もちろんJulieは私達に掛け合いで歌わせてくれる
Julieの後に続いて「わぁ〜ぃ・ゆぅ〜・わぁ〜ぃ・えぃ ゆぅ〜やちゃ〜ん」
JulieがYと言えば私達もY、Uと言えばU、Yと言えばY、Aと言えばA
会場のみんなもしっかりJulieのあとについていく
そしてJulieから発音指導がありました
「Yわ〜いじゃないよ whyわぁ〜ぃ、Uゆ〜じゃなくてyouゆぅ、whyわぁ〜ぃ、Aえいは少年AのAえぃ」
「Y(why) U(you) Y(why) A(少年A) ゆぅ〜やちゃ〜ん」
Julieの指導でとってもイカシタ「YUYA」になって
そしてJulieが裕也さんの名前を呼んだ後に私達も続いて掛け合いで
Julieが「ユーヤさん!」って言えば会場のみんなが「ユーヤさん!」
「ユーヤ!」って言えば会場のみんなも「ユーヤ!」と呼び捨て
このとき裕也さんは椅子に座って目を閉じていた?
呼び捨てにされて裕也さんは何を思っているんでしょうか・・・とJulie
「怒ってるんでしょうか」と
「ロックンロールバカ〜!」ってJulieが言えば私達も「ロックンロールバカ〜!」
「バカ〜!」に力を入れないようにってJulieから指導されたり
裕也さんに向かって「寝ちゃダメ!」とか「起きて!」とか「目あけて!」とか「寝てるの?」
Julieの後に私達もしっかりついていき
「寝ちゃダメ!」とか「起きて!」とか「目あけて!」とか「寝てるの?」と続けて
Julieと会場のみんな息がピッタリ合って
裕也さんは椅子に座って照れていたのか、目を閉じて下を向いてたまま
「ご本人はいたってシャイな人間です・・・」とJulie
あの裕也さんが可愛く見えてきました
「怒っちゃダメだぁ!」って歌い方、昔のまんまで可愛い
最後も昔のまんま「さんきゅ〜ぅ、ずっと飛ばして999きゅ〜ぅ、1000きゅ〜ぅ」
目を閉じてた裕也さん
Julieに目を開けてもらってロックンロール冥利に尽きるとか言ってました
21.きめてやる今夜(内田裕也・沢田研二)
ホーンで始まった裕也さんバージョンだった、Julieバージョンよりこっちの方が好き
♪やばい目で見るなよ〜と歌う裕也さん
裕也さんにどっぷり浸かってJulieのことが目に入らなかった?何てことだろう
やっぱりこの曲は裕也さんの声質に合ってるって感じ
裕也さんのためにJulieが作った曲、歌詞も裕也さんに合うけど
Julieのキレイな声質であの歌詞はちょっと物足りないって気がするのは私だけ?
♪やばい目で見るなよ その気になるんじゃないよ〜の歌詞
36年前の24歳のJulieは裕也さんと♪Troubleを歌いながらやばい目をして
裕也さんから「色っぽい目するなよ、お前」と言われたJulie
こんな二人の関係からできた曲なのかしら
♪きめてやる〜今夜!の最後の指の決めポーズは息もピッタリな裕也さんとJulie
あの瞬間、会場のみんな声にならない声だった?
♪きめてやる!っていう裕也さんの指先からもJulieの指先からも熱いものを感じて
69歳と60歳のオジサンからの決めポーズもすごいけど、それにシビレちゃう私達もまだまだイケる?
最後の♪きめてやる 今夜!は裕也さんもJulieも力が入って
オジサン二人して「きめてやったぜ!」と思って歌っていたのかもしれないけれど
「きめてもらったわ!」と心の中で、ほんとにイカしたラブソングでした
サックスの音が妙に色っぽいと感じたりして
Julieのご挨拶
いろんなことがあった二人です
かたや、根っからのロックンローラー・・・ ヒット曲皆無
かたや、ただの少年・・・けど、ヒット曲多数
同じステージに立てるのは軌跡です
奇跡を作ってくれたのはあなた(裕也さん)です
あなたがいなかったら今の私はいません、感謝を込めてお礼申し上げます
会場のJulieフアンも、きっと裕也さんに「ありがとう」って気持ちでいっぱいだったと思う
会場にいた私達にもJulieからお礼の言葉が
「ありがとうございました。ありがとう、サンキュー、ありがと〜ね」
♪きめてやる今夜のメロディが流れる中で聴いた最後のJulieの「ありがと〜ね」
歓声の嵐の中、裕也さんとJulieはステージの真ん中で交差して
裕也さんは上手側に、Julieは下手側に、それぞれステージから去って
裕也さんとJulieがいなくなったステージを眺めて、とっても満足な気分だった
豪華なショーを見せてもらったって感じで、ほんとに楽しかった!!
会場のみんなもそんなふうに感じていたのか、
アンコールの手拍子がちょっと間があいたような気がした
あぁ、よかった、楽しかった!ってみんなも感じてた瞬間だったかも
しばらくしてステージには姿を見せず裕也さんの声が聴こえてきて
英語?で加瀬さんのことを紹介して
どこから登場?って思っていたら1階席左前方の扉が開いて
ホーンの楽隊を引連れて加瀬さんがニコニコしながら登場
JulieがACTシリーズで歌っていた♪マック・ザ・ナイフを演奏しながら
ホーンの女子4人と一緒に加瀬さんが嬉しそうな顔して入ってきました
加瀬さんと女子達はステージにあがって
加瀬さん、音楽に合わせて懐かしいステップ踏んで
そして加瀬さんのご挨拶
裕也さんとは43年ぶりのステージだそうです
裕也さん、加瀬さん、そしてJulie、この3人が60代でいられるのは今年だけと
10年後に70代でもう一回やりましょうって
会場のみんな、10年後の約束して、もちろん私も
加瀬さんが裕也さんとJulieを呼びアンコールステージが始まって
Julieは下手から、裕也さんは上手から走って。
なんとあの羽飾りをつけて二人は連獅子みたい
Julieは赤の羽飾り、裕也さんはあのドームのときの白い羽飾りをかぶって登場
裕也さんがこんなにインディンの羽飾りが似合うなんて
昨年、インディアンの羽飾りはJulie以外に似合う人いないと思っていたのに
ほんとにインディアンの酋長みたいだった裕也さん
そして二人の衣裳も替わって
裕也さんは黒の上下、Julieはダークグリーンのスーツに白いシャツ
22.LUCILE(LITTLE RICHARD)YUYA & Julie
アンコール1曲目はまたもや私にとって懐かしい曲、日本語だったのがちょっと残念
でもステージのみんな凄い楽しそう
お祭りみたいににぎやかなステージで、楽しかった〜
裕也さんも加瀬さんもJulieも、そしてバンドのみんなも笑顔、笑顔で
ほんとうにみんな音楽やり始めた頃の少年みたいだった
リハーサルだって楽しいはずよね
どの曲だったか加瀬さんが背中でギター弾いていた
ギターを頭の上から背中に回し、客席に背中を向けて首の後ろのとこでギターを弾いて
加瀬さん、体がしなやかで、やっぱり鍛えてる体は違うのね
裕也さんとバンド組んでるときに、この背中弾きやっていたんだって
今回の背中弾きは裕也さんのリクエストだそう
ロケンローラーなお姿、私は43年前のあの時は見ていないけど
あのときのまんまのお姿だったの?加瀬さん、若くてカッコよかった、67歳で凄い!!
ワイルドワンズの加瀬さんの印象が強いけど
元はブルージーンズでロケンローラーだった加瀬さんだものね
そしてさらに楽しいアンコールは続いて
聴きなれたギターのイントロに会場も大歓声で更に熱く燃えて
23.SATISFACTION(THE ROLLING STONES)YUYA & Julie
3人のギターと加瀬さん迫力ありました、歌いだしはもちろんJulie
加瀬さんテケテケテケって懐かしいフレーズ弾いてました
この曲は原曲ではなくもちろんタイガースのJulieの声で
最初に聴いたのはジャズ喫茶、大きな場所では田園コロシアムで聴いたんだったっけ
本物のローリングストーンズはそれから数十年たった大人になってから。
東京ドームとか横浜アリーナで生ストーンズを経験したけど、本物聴いてるのになんか違うって感じがして
裕也さん、Julieと一緒に♪あ〜ぃ きゃん げっ のぉ〜って超楽しかった〜
24.BROWN SUGER(THE ROLLING STONES)YUYA & Julie
そしてまたもやギターの懐かしいイントロ、これも昔、Julieの声でいろんなとこで聴いて
もちろん横浜アリーナでもミックの声で聴いたけど
日本語?って思ったけど聴き慣れてるのはやっぱりJulieの日本語バージョン
♪あんまり〜イイ〜声出すと ポリスがやって 来るぜ〜ってとこがいいんだわ
♪胸にナイフ忍ばせ〜なんて危ない歌詞もあったっけ
♪いぇ〜〜 いぇ〜〜 いぇ〜〜 ふぅ〜っ!!って何度もJulieと一緒に掛け合いして
腕を上に振り上げながらジャンプして一緒に歌っていて気持ちよかった〜
ストーンズのコンサートでも「ふぅ〜っ!!」ってやったけど、やっぱりJulieの方が楽しかった
Julieも楽しそうに歌っててロック少年っていうよりロック小僧って感じで
こんなロケンローラなJulieが一番好き
歌い終わったら会場から大歓声と惜しみない拍手の嵐
25.LOVE(JOHN LENNON) Julie&コーラスYUYA
そして次に聴こえてきたのは泰輝さんのピアノのイントロ
この曲、最初に聴いたのは1972年のジャズ喫茶だった
1回目のステージでマイクが入らなくてアカペラで歌ってくれたんだっけ
ジョン・レノンの♪LOVEを聴いたのは随分後からだった
「♪らぁ〜ぶ ぇん ぴぃ〜す」と繰り返すところ
Julieと一緒に歌ってたら、ついつい手がでちゃった
会場ではまだ誰もやってなかったけど、LとVの字をJulieがやる前にフライングしてごめんね
そしたら周りがちょっとづつやりだして
何度目かの「♪らぁ〜ぶ ぇん ぴぃ〜す」でJulieががLの字とVの字を指で
みんなのコーラスとは違うJulieの「♪ぴぃ〜〜〜ぃす」の歌い方、超カッコよかった!
ロケンロールなJulieもいいけど、「愛と平和」をしみじみ歌うJulieも好きだなぁ
二人のロケンローラの一番言いたいことはやっぱり「愛と平和」でした
この曲のとき、Julieが歌ってる後ろで舞台の壇の上でダンサーが踊っていたような
どうなの加瀬さん、この演出は?
鳴り止まない拍手の中、ステージに整列した出演者全員
♪威風堂々の曲に乗せJulieがロケンローラーとバンドのみんなを紹介
ダンサーにも名前がついて加瀬プリティーガールズ
ベースは田中さん、ギター下山さん、ドラムのグレイス、キーボードの泰輝さん
ギター柴山さん、三原さん、そしてホーンのサックス、トランペット、サックス、トロンボーン
女性の名前は覚えられませんでした
構成と演出をしてくれた加瀬さん
そして裕也さんが英語でKENJI SAWADAと紹介して
最後にJulieが内田裕也さんを紹介して「きめてやる今夜」の幕が閉じて
最後にJulieは髪に手をやりツンツンと立てたりしてカッコいい髪型のJulieでした
「きめてやる今夜」は「きめてくれたぜ今夜」になって
今回の選曲は私が少女の頃に聴いた洋楽が多かったせい?
C.C.Lemonホールがあの頃の新宿ACBのようで少年の頃のJulie、そして少女の頃の私でした
◇2月27日(金)雪のち雨
2.神戸国際会館こくさいホール
18:35〜20:45
C.C.Lemonホールの「きめてやる今夜」の余韻もさめないまま2日後の神戸編当日を迎えて
横浜はシンシンと降る雪でとっても寒く雪降る中、駅に向った
いつも遠征はひとりが多いけれど今回は神戸でJ友とおちあうことになった
渋谷の「きめ今」を見たJ友がもう1回見たい!
そして渋谷がハズレてまだ1度も見ていないJ友もやっぱり見たい!
そんな二人が急遽、チケットを確保できて遠征することになって
新幹線で神戸に向う途中、車窓は雪から雨にかわって
Julieの音楽を聴きながらお弁当を食べて、のんびりひとり旅、忙しい仕事から解放されて
こんな時間が私にとって至福のとき、特に平日に会社の休暇をとってるからかもしれない
新神戸から地下鉄に乗り換えて三ノ宮へ、駅を出たら昨年も来ているのに、すっかり道順を忘れてしまって
目指すは宿泊先のホテルと国際会館、道行く人に尋ねたらすぐ先のとこだった
国際会館経由ホテルへ
グットタイミング?裕也さんが到着、手をふってくれた裕也さんを見送ってすぐ近くの宿泊先へ
国際会館の2階席は初めて
今回は2回しかない貴重なライブでこの場所にいられるだけでよかった
C.C.Lemonホールの2階とは比較にならないくらい高くて傾斜がある
最前列は身をのりだしたら落ちそうなくらいてすりが低く
高所恐怖症なので2列目でも立つと落ちそうで恐かった
開演時間になっても始まらない
ステージ以外の優しい裕也さんに会えてテンション上がっていたせい?
ドキドキして緞帳が上がる瞬間を待って
この瞬間、開演3分前には緞帳の向こう側で
裕也さん、加瀬さん、そしてJulieと3人並んで笑顔で記念写真を撮っていたこと、後で知って
いつものJulieのコンサートのときの始まる前の緊張感とは違う雰囲気の裏側だったよう
そんな瞬間に緞帳を挟んでステージ側と客席で同じ空間にいられたことが嬉しい
開演時間5分ぐらい遅れて♪結婚行進曲が聴こえて緞帳が上がった
下手からJulieが上手から裕也さんが登場
♪結婚行進曲が流れてる瞬間に遠い時間散歩
36年前に裕也さんの結婚式の日に中野サンプラザで裕也さんとJulie
二人して腕組んで「誓いま〜す」なんてやっていたんだっけ
渋谷と同じようにステージ真ん中で交差して裕也さんは下手側
Julieは上手側のスタンドマイクの前に
斜めに見る感じでJulieを見ても裕也さんを見ても二人が視界に入って
二人のいでたちは渋谷と同じ
Julieは2回目でステッキの扱いもちょっと慣れた様子でサマになって
Julieの衣裳は渋谷とは違って
「前夜祭」で着ていたグリーンの透けたビニール素材のようなベストを着て
渋谷ではウエストのカマーバンドがポッコリなお腹で腹巻に見えちゃっていたけれど
カマーバンドはしていなくて、お腹はベストでちょこっと隠れて目立たなくてよかった
1.Trouble
裕也さんとJulie、最初から渋谷より力が入ってるように感じて
二人の掛け合いは
「会ってから40数年、沢田研二とこうして神戸で同じステージに立てるとは
夢にも思わなかったぜ・・・」と裕也さん
「裕也さん、何言ってるんですか」とJulie
「きょうはちょっと様子が違う」と裕也さん
「まさか、きょうも希林さんが来てないでしょうね」とJulie
「話を変えます、沢田研二が東京ドームで80曲も歌ったとはスゲー」と裕也さん
「京セラドームでも歌って、軽いもんですよ」と得意げなJulie
2.I'm Down
裕也さんとJulieが1本マイクで口寄せ合って歌うのを見たかった
3.Twist And Shout
♪かもん、かもん、かもん、かもん、べびぃなう〜ロックンロールして楽しかった〜
裕也さんにゆうやさんコールしちゃったりして
Julieのご挨拶
内田裕也と沢田研二がこうして同じステージに立つのは軌跡だと思います
奇跡の証人になっていただいてありがとうございます
4.Time is on my side
2階を指差すJulieと一緒にジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!
2階席のジャンプは落ちそうでちょっとコワかった
5.Day Tripper
懐かしい曲にどんどん昔にタイムスリップして
6.傷だらけのアイドル
ステージに跪いて歌うJulieにジャズ喫茶時代の少女に戻って
十代の頃に歌っていた曲、還暦過ぎたJulieが歌ってもサマになってた
やっぱりJulieは凄い!なんて感慨深かった
7.朝日のあたる家
裕也さんの声、渋谷よりも更に声量もあってJulieとは違う高い声にウルウル
コンサート前に生裕也さんを見て優しい裕也さんにココロを持っていかれちゃった?
69歳でまだあんなに高い声がでるなんてJulieもまだまだいけそう
8.コミック雑誌なんていらない
内田バンドのギターの三原さん、カッコよく決めていました
エンディングの決めポーズ
ファニーズの頃に裕也さんに特訓されたJulie
40年経って沢田研二がどれほど成長したか見たいと裕也さん
バンドに合わせて決めるJulieだけど、最後はバンドが決めてくれなくて
まだまだ修行が足りないと裕也さん、笑わせてくれる裕也さんとJulieでした
9.BE-BOP-A-LULA
バーカウンターに座って歌う裕也さんにピンスポがあたっていい雰囲気でした
アコースティックバージョンがよかった
♪ びぃぱっぷる〜ら しぃずまいべぃびぃ〜とさり気ないJulieのコーラスも聴きどころ
ジャケットの中に着ているビニール素材のベストがとても暑いようで
胸のチーフをだして何度も汗を拭っていたJulie、チーフをポケットにしまう仕草が粋でした
10.おまえがパラダイス
バーカウンターの椅子に座って歌うJulieの姿はカラオケで歌ってるような気がして。。。
聴きどころの♪だきしめぇ〜たならば・・・おぉ〜まえが ぱらだぁぃす〜のフレーズ
表情も変えずに歌ってちょっと物足りない
11.HEARTBREAK HOTEL
ロカビリー時代も経験した裕也さん、パフォーマンスもカッコよかった
12.俺は最低な男さ
この曲はJulieの声質にあっていてJulieの曲みたいに思えちゃって
13.You are so beautiful
スポットライトの中で2階席見上げて歌うJulie
その瞬間、座席周辺にもまあるい光が射して錯覚の瞬間。。。。
14.Rolling On The ROAD
♪we are sailing to be free,we are flying to be free〜
Julieのコーラスは裕也さんの声を邪魔しないようにキレイにハモってとっても素敵だった
ここで裕也さんのMC
たった2回のコンサートですがあと2〜3回はやりたいと
上京したファニーズを、その日に原宿のフランセに連れて行き
そして夜は六本木のキャンティに連れて行き、あるメンバーはステーキを
そして沢田研二は一番安いバジリコのスパゲティを注文した
ここで人間性をみたと言う裕也さん
15.CANDY
この曲のときばかりはJulieだけをみつめて楽しんで
16.whisper
渋谷のときより歌に力が入ってるように感じて
♪すろ〜う だ〜んす〜と歌いながらクルクル回転するJulie
渋谷よりカッコよく観えたのは赤いシャツにグリーンのベストがプラスされたから?
17.The Long Goodbye
18.さらば愛しき女よ
19.JOHNNY B. GOODE〜ROUTE66〜JOHNNY B. GOODE
ギターソロ競演、渋谷のときと同じトリを務めたカズさん
足の長さでは三原さんにかなわないけどギターでは負けてないカズさん
のけぞりながらギュィ〜〜〜ンとかき鳴らし表情は完全に、、、
心配したJulieがカズさんのそばに寄って、あの〜カズさん大丈夫?
もうそのくらいでと肩に手を置いても、まったく反応せずさらにギュィ〜〜〜〜ン
Julieがほんとに心配したようで今度はもうちょっと力強く肩をたたいたら
ようやくこっちの世界に戻ってきたカズさん、なんとも微笑ましかった
ギタリストの本領発揮なシーンで ギター好きには涙ものでした
ステージのみんなで片足を上げてステージを右から左へ
裕也さんとJulieはステッキでエアギターしてチャックベリーのようなダックウォーク
みんなカッコよかったんだけどJulieが目立ってた?違う意味で
片足じゃなくて両足を交互にだしていたJulie、ロケンローラーは身軽じゃないとね
Julie そこんとこヨロシク!って心の中で
裕也さん、69歳で凄い!パフォーマンスにもキレがあるしジャンプも高い
何年ぶりかで同じステージに立った裕也さんとJulie
Julieはちょっとヤバイゼなんて思ったかしら?
69歳になったJulieはあんなに高く跳べるかしら
Julieにも、いつまでもロケンロラーでいてほしいんだけど。。。。
20.湯屋さん
掛け合いのときに「腹から声だすと痩せるぞ〜」とJulie、「ウソだ!私がいい証拠」だって
Julieの場合は違う?みたいだけど、私の場合は痩せた〜
コーラスの3ヶ月特訓したら体重が激減したけど。。。
「わぁ〜ぃ・ゆぅ〜・わぁ〜ぃ・えぃ ゆぅ〜やちゃ〜ん」
Julieが「Yわぁ〜ぃ Uゆぅ〜 Yわぁ〜ぃ Aえぃ」の発音指導をして
Y(why) U(you) Y(why) A(少年A)と説明しているのに
神戸の客席「Y(why)わぁ〜ぃ」が通じなかったようで(YMCA)のYをやってる人が多かった〜
Julieと一緒に気持ちよく掛け合いしていたら
そのYは違う歌だからやめるようにと指導があって(軽く流せないJulieでした)
「YUYA ゆぅ〜やちゃ〜ん」の次はレベルアップした掛け合いで
「ユーヤ!」今度は「ユーヤさ〜ん!」とか「ユーヤさん!」とか「ユー様!」とか
そばで座ってうつむいている裕也さんに「起きて!」とか「寝たフリこいてるんでしょ!」とか
さらにレベルアップして「ロックンロールバカ!」
「イェ〜ィ!」と言えば「イェ〜ィ!」とJulieと会場の息もピッタリ
最後は渋谷と同じ「さんきゅ〜ぅ、ずっと飛ばして999きゅ〜ぅ、1000きゅ〜ぅ」
最後のエンディング、ワンモゥと今度はバシっときめたJulie
最後に裕也さんが
「天下の沢田研二くんに大それた歌を歌ってもらってロックンローラ冥利に尽きます」
裕也さんが「ジュリー!」と言えば私達も「ジュリー!」と返し
裕也さんと「ジュリー!」の掛け合い、ジュリーコールで「ささやかなお返しです」と裕也さん
21.きめてやる今夜
アップテンポのJulieバージョンよりスローな裕也さんバージョンがいいな
♪ヤバイ目で見るなよ〜とJulieの方を見て歌う裕也さんなのに
その気配を感じていないのか真ん前を見たまま無反応なJulie
裕也さんがフッテくれたのだから「ヤバイ目」で見てあげたらいいのに。。。
昔の裕也さんだったらきっと後でダメだししただろうに
最後の「♪きめてやる 今夜!」の決めポーズ
お互いに闘志を燃やしているような裕也さんとJulieでした
ぶっきらぼうな歌い方の裕也さんなのに、なぜかJulieよりカッコいい
やっぱり裕也さんのために作った曲なんだわと改めて実感
ここぞという決め言葉はぶっきらぼうな言い方の方が伝わるのかも
Julieのご挨拶
お互いの物語がいろいろあって・・・60歳と69歳、ロックなオヤジです
かたや根っからのロックンローラー、かたや、根っからのただの小僧
こんな二人が脅しあったわけでもなく媚びあったわけでもなく
何か大きな力で導かれ、このステージに立っています
奇跡です、この奇跡を作ってくれたのはあなた(裕也さん)です
あなたがいなかったら今の私はありません、心より感謝申し上げます
きょう、この奇跡を見守ってくださった皆様、ありがとうございました・・・
ありがとう!サンキュー!ありがと〜ね
裕也さんとJulie、左右から近づき真ん中で交差して手を上にあげて固い握手をして?
裕也さんは上手側に、Julieは下手側に去って
アンコール
裕也さんの紹介によりMr.クニヒコ カセが登場
♪マック・ザ・ナイフの演奏で加瀬さんがホーンの楽隊を従えて通路側の人と握手しながらステージへ
そして加瀬さんのご挨拶
Julieから演出を頼まれて クセのある二人の演出はできないと思い最初は断りました
この歳で怪我をしたくないので無理だと言ったら
「加瀬さんじゃないとおさまらないから」とJulieから言われて、やってみたら楽しくて
47年間のバンド歴でこんなに楽しいのは初めてです
リハーサルから楽しくて、バンドのみんなも楽しかったよね(うん!と頷くメンバーたち)
この3人が60代でいられるのはこの1年だけ、今年の暮には1人が70代に
でも、あと10年経つと1年だけ3人が70代に、そのときはまたやりたいと思いますって
60代オヤジのパワーを見てくださいと加瀬さん
加瀬さんと客席の掛け合いでスタート
22.LUCILE
真ん中で交差してスタンドマイクの前に立つ赤と白の羽飾りをつけたJulieと裕也さん
連獅子みたいな二人
衣裳は渋谷と同じ、裕也さんは上下黒、Julieはダークグリーンのスーツ
遠くからみつめるとJulieの髪の色もグリーンぽくていい感じ
ダンサーが照明を持って一緒にチャッチャッチャッってやってたのはこのときだった?
キラキラしてとっても豪華なステージで圧巻でした!
今までで一番楽しいって加瀬さん、やっぱりロケンロラーなのね
きょうは、この3人でやるの最後だから裕也さんもJulieもそして加瀬さんも
みんなすごいテンションあがっちゃって渋谷よりさらにパワーアップしていたっけ
さらに楽しいアンコールは続いて
聴きなれたギターのイントロに2階席も立つ人が多くなってきた
23.SATISFACTION
裕也さん、Julieと一緒に♪あ〜ぃ きゃん げっ のぉ〜楽しかった〜
加瀬さんのテケテケテケっも懐かしくて最高でした!
24.BROWN SUGER
♪いぇ〜〜 いぇ〜〜 いぇ〜〜 ふぅ〜っ!!何度もJulieと裕也さんと一緒に掛け合いして
腕を上に振り上げながらジャンプしてJulieも楽しそうに歌っていて可愛くてロック小僧って感じ
こんなロケンローラなJulieでいてほしいって願ってるけど
ときどき「春団治」とかして、そこらへんのオジサンみたいになっちゃうのがちょっと。。。
25.LOVE
後半の♪らぁ〜ぶ ぇん ぴぃ〜す」と繰り返すところ、何度目かでJulieも裕也さんも
Julieは指を高く上にあげて、裕也さんは控え目な指でLの字を
2階席から見た「LOVE & PEACE」会場がひとつになって
たしかこの曲のとき渋谷ではJulieが歌ってる後ろで
舞台の壇の上でダンサーが踊っていたけど、なくなってよかった
二人のロケンローラ、「愛と平和」のメッセージを伝えて華やかなパーティは終って
鳴り止まない拍手の中、ステージに整列した出演者全員
♪威風堂々の曲に乗せ、Julieがロケンローラーとバンドのみんなを紹介
最後に裕也さんとJulie、お互いにじっと見つめ合って目で何かを語り合い
固い握手をして「きめてやる今夜」の幕を閉じて
裕也さんとJulie、無言で何を語っていたのかしら
数十年ぶりに同じステージに立って、お互いにいろんなことが思い出されたり
リーハサルの12日間でも、いろんなことを感じあえたのかしらね
裕也さんに見つけてもらった十代の少年のころのように歌の練習していたJulieだったのかしら
二人が「きめてやる今夜」のことをいつか懐かしく語ってくれるときがくるのかしら
そのときに固い握手に込められた思いがわかるかもしれない
生涯ロケンローラーの裕也さん
そんな裕也さんの前ではあの頃の少年のままのJulieでした
裕也さん、Julieをみつけてくれてありがとう
あなたの背中を見てJulieはここまで大きく育ち?
裕也さんのホッソリした背中からはみだしてしまうほどに。。。
裕也さん、故郷の神戸では、めいっぱいのパフォーマンスで歌い終わって
そこまでやってくれる裕也さんがカッコよかったです
70才手前のロケンローラーの姿もJulieに見せつけてくれて
裕也さんの姿を見てJulieもあと10年は大丈夫と確信したかしら
40数年、バシっと決めてくれたJulieだと思っていたけれど
根っからのロケンローラーにはかないませんでした
裕也さんの前では、ひよっこJulieで決めてくれたのは裕也さんでした
渋谷の裕也さんはわが子を見守るような感じだったし
Julieも裕也さんに配慮して抑え気味な感じだったのに
神戸ではお互いに闘志を燃やしているような裕也さんとJulie
これから先もお互いに刺激し合っていくのかしら
若いときの裕也さんもカッコよかったけれど
69歳のロケンローラー、今の裕也さんのがカッコいい
Julieが40数年歌い続けてこれたのも裕也さんがまだまだ頑張ってロックンロールしてくれているから
69歳で今よりカッコよく歌ってるJulieが見えてきて
年を重ねたからこそ見えるものがあると実感した「きめてやる今夜」だった
裕也さんが辿ってきた道程もちょっと見てきて、Julieの辿った道程も見てきたからこそ
感じられるものがあったのかもしれない
Julieを見つけてくれた裕也さん
JulieがPYGの頃にロックフアンに受け入れてもらえなかったあの時代
同じステージに立っていた裕也さんが一番悔しかったのかもしれない・・・なんてふと思ってしまった
「僕が還暦になったらコンサートをやろう」と29年前の裕也さんとJulieとの約束
裕也さんもJulieも、きっとその時には想像もしていなかっただろう29年後の今を
Julieが言った「還暦になったら」の意味がちょっとわかったような気がした「きめてやる今夜」だった
2009年3月 記
(追記)こちらで♪きめてやる今夜(若いJulieの声)と決め今の写真がUPされています