<1978年>

昭和53年1月17日雲り
日本劇場
14:30〜17:10

2年ぶりにひとりで観に行った
昨年はJulieのテレビもあまり観ていなかったのですごく懐かしい感じがした
(追記)
前年の暮れにひとり暮らしをやめ、実家にもどりJulie観賞復活


6月25日(日)晴れのち雨
神奈川県民ホール
ジュリーお誕生日おめでとうコンサート
13:38〜16:00
 
 
Julie30歳の誕生日
選挙のアルバイトをしていたのでどうしてもと頼み込み

2時間20分も、Julieと過ごす事ができたけれど大変なステージだった
コンサートが始まる前に脅迫電話がかかってきたそうで
客席に爆弾をしかけて時間も言ったらしい

本当はコンサートを中止しようかと思ったけど始めてしまったんだって
でも歌っていて、その予告時間がきたので気になって
Julieが客席の椅子の下を確認するように言ったので
全員が椅子の下を覗き込んで調べた
でも何もなく一安心
予告時間も過ぎて何事もなかったのでやはりいたずら電話だったよう
このことでだいぶ時間をとられてJulieも客席も気をとりなおしてコンサート続行
1階の最後列だったけれど思い出に残るバースデーコンサートだった
(追記)
こんな思い出に残るJulie30歳の誕生日
チケット代もお正月から一気に1000円アップしたけど
ダーリングTシャツも記念にお買い上げしたんだっけ
年に2度のジュリー鑑賞だったこの年
Julieは大活躍で紅白で初めてのトリを務めて
大トリで♪LOVE(抱きしめたい)を歌うJulieにいろんな想いが重なって

(2019年6月25日追記)
横浜の夜景ながめJulie71歳おめでとうしたときに
41年前に同じ空間にいたJulie好きからあの日のこととその後のこと
神奈川県民ホールの交換手のかた、脅迫電話をかけてきた人を怒らせないように
会話を長引かせ詳細を聞きだして後日、神奈川県警から表彰されたそう



<1979年>

<JULIE NEW YEARS CONCERT>
 

昭和54年1月23日(火)晴れ
日劇
14:30〜17:00

昨年、横浜でJulie30歳おめでとうコンサート以来
7ヶ月ぶりにJulieを観に行った



<SPRING TOUR’79>

昭和54年6月25日(月)晴れ
横浜文化体育館
18:45〜21:00

 
Julie31歳お誕生日おめでとう
昨年に続き地元でおめでとうできてよかった


◇昭和54年8月6日晴れ
アメリカ西海岸へ(初めての海外旅行)
近所の小学校からの友達と3人でロスに住む友達に会いに行った
添乗員なし、飛行機とホテルだけのパックで

◇8月6日 晴れ
サンフランシスコ国際空港到着
きょう一日はロスの友達がいないので
ホテルまでは現地のガイドさんに案内してもらった
飛行機もパンナムで機内でも英語
ホテルのフロントも日本語がわからず英語
ルームサービスも英語で
ロス在住の友達に連絡するのに電話のかけかたもわからない
たまたま隣の部屋に日本人がいたので
お世話になりやっと友達と連絡がとれてほっと
サンフランシスコ、真夏だというのに
気温は12度しかなく毛皮を着てる人もいてびっくり
私達のカタコトの英語でなんとか市内観光もし買い物もできた
ホリディインに宿泊

◇8月7日 晴れ
オプショナルツアーでカーメル・モントレーへ
同行の運転手兼ツァーガイドさんは日本語が上手で
マイクロバスの中では野口五郎の歌など聴かせてくれた

◇8月8日 晴れ
ウエスタン航空でロサンゼルス空港到着
空港で出迎えたくれたガイドさんは
アンルイスに似た若い女の子でホテルまで案内してくれた
ビルトモアホテル宿泊
ロスの友達に連絡して明日の打合せ

◇8月9日 晴れ
ホテルに友達が車で迎えにきてくれてナッツベリーファームで遊ぶ
行くときの車中は悲惨、外の気温は40度もあるけどエアコンなしの友人の車
でも皆短パンにTシャツやアロハシャツなので気にならなかったけど
午後はディズニーランドへ
スペースマウンテンやらいろんなものに乗って
夜のパレードを見て花火を見ながら名残りおしく帰ってきた
帰りに日本食が恋しくて日本人の経営するお店で天丼がどんだけ美味しかったか
ホテルに着いたら午前2時を過ぎていた

Julieは翌年80年2月29日にディズニーランドへ
14時から18時まで童心にかえって遊んだそう

◇8月10日 晴れ
きょうも友達がホテルまで迎えにきてくれて
ハリウッドやマリナデルレィに行った
マリナデルレィ、夜の海辺で海の幸ロブスターをたらふく食べて大満足
ロス最後の夜なのでロスの夜景を観に行った
帰りは渋滞にまきこまれてホテルに着いたのは午前2時
ロス在住の友人のおかげでたっぷりロスを味わうことができた
宿泊したホテルの裏側は危険区域?
夜はピストルの音が聞こえたりしてちょっと怖かった

Julieのアメリカ旅行日記には
80年2月22日14:00に行ったと書いてあったけど
ロスに着いた初日に行ったのね
Julieのアメリカ旅行は2月22日〜2月29日
車のCM撮影の仕事とおまけの遊び?
ベストテンもこのときデスバレイから放送があったような記憶

(追記)
小学校の同級生3人旅
それぞれに心に思うところいっぱいあって
生まれて初めて日本からでて広大な空に考え方も変化して
帰国してそれぞれの人生の決断もして


11月30日(金)晴れ
中野サンプラザ リサイタル2日目
18:30〜20:30

 
会社の後輩を誘ったのに2階だったけれど
ゴンドラに乗るJulieはまじかだった♪
5ヶ月ぶりのJulie観賞、料金が1000円もアップして
Julieの衣裳とハイヒールにビーズが散りばめられて
2階から観るステージの照明も素敵だった

(2019年7月追記)
ミュージック・マガジン1980年1月号より
11月29日から開催されたリサイタルの初日
北中正和氏によるレポートを抜粋

<第一部>
アルバム「TOKIO」(11月25日発売)からの曲を中心にマイムや踊りを加えたレビュー
彼はピンクのタキシード姿で3分間ずつのドラマの主人公の役割をめまぐるしくこなし
最後はゴンドラに乗ってサンプラザの天井に消えていく

<第二部>
タイガース時代の♪落ち葉の物語から
最近の♪ロンリー・ウルフにいたるまでのヒット曲を中心のワンマンショー
濃紺のラメのキラめくシャツに金糸の縫いとりのある騎士風タイツ姿で艶やかに
登場し、しなやかに動きながら歌う
女性客は、まるでドラマの主人公になってうっとりと酔っているように見える
特に、主人公が自分の元を去った恋人に悔恨をこめて語りかけるようなバラードでの
彼の歌の説得力は圧倒的である
コミカルな様子を装ったり派手に軽やかに見える歌でも
彼の熟れた果実のような声の重力が
カウンター・バランスとなって心にくいこんでくる
見事な歌唱力だ

そんなスターの虚構の中に、時々、彼が喋る時だけ
急に”どこにでもいる人”の雰囲気がまぎれ込んできて顔を出す
話しの中で彼は今年のレコード大賞レースにおける自分の位置の判断を
正直に告白して客席を笑わせていた
その後で、80年代の沢田研二がすでに活動を開始していると
アピールすることももちろん忘れない

テクノ・リズム・アレンジを含む♪oh!ギャル
♪勝手にしやがれの強力な演奏に続き
コンサートは♪心の絆や♪愛の絆といった
大はげまし大会の歌で幕を下ろした。

<アンコール>
この日最もストレートなロックであるストーンズの♪ブラウン・シュガーが登場した
しかし、当夜のその演奏は一曲だけ宙に浮いているようであり
むしろ一連のヒット曲や第一部の演奏の中に東京が♪TOKIOに変換していく過程で生まれた
彼の音楽の魅力をぼくは強く感じていたのである