沢田研二トークショー2011 横浜
~ザ・タイガース君だけに愛をとはとわに、ああ花の首飾りとは~
横浜のトークショー2007年に開催されて今年で5回目
東京や大阪とは違い澤會さんでもチケットを取り扱ってくれる
1回目はひとり参加で澤會さんで、2回目からは地元の友と参加で順番で澤會さん
そして今回はふたりで電話予約に挑戦してみたら
今回は、お題にザ・タイガースがついているので
初めて参加するひとも多かったようで東京と同じくらい?それ以上の激戦になって
電話予約当日、あいにく肺のCT検査の日程と重なって
検査時間10:40ぎりぎりまで病院近くで電話と格闘
友から繋がった!メールは検査時間までには届かなかった
検査は早く終わり、病院からでて電話と格闘再開して
電話が繋がったときには
既にキャンセル待ちもたくさんいたため、キャンセル待ちの受付は終了
で、友がキャンセル待ちの中に入れた
今回は、地元の友と初めて地元にお泊りしよう計画をたてていて
ホテルも予約していたのに電話が繋がらず、すごくすごくおちこんで
東京も大阪もキャンセル待ちで参加できたひともいたようなので
望みを捨てずに「鳳翔」に入れることを祈る日々がつづいた
今年は、あんまりいいことがないみたいなので
今年、来年、そして再来年までのこと、神様にお祈りして
ドレスアップして、近所のホテルへ泊ろう計画が実行できることも神様にお祈りして
その日の朝、ベランダで四つ葉のクローバーがみつかって
四つ葉のクーローバーみつかった日に神様にお祈りして
その1週間後にドレスアップできることになったと、友の弾んだ声で連絡を受けた
そして同じ日にJulieの秋からのツアーのハズレの葉書も届いた
今回ばかりは、地元でJulieのオシャベリ聴けることのほうが何倍も嬉しかった
なので落選通知でひどく落ち込むことなくてよかった
◇平成23年7月29日(金)雨・曇り・雨 横浜ロイヤルパークホテル鳳翔
ディナー18:30~19:30
トークショー19:50~21:20ごろ
1週間ぐらい気温も湿度も低く涼しい日が続いていたのに
当日は朝からあいにくの雨で湿度も高くむしむしなお天気、午後には雨もやんで
家を出る頃にはお日様もちょっとでて暑い中、地下鉄に乗って数分で散歩コースの桜木町へ
チェックインして耳がき~んとするエレベーターで部屋に到着
ランドマークタワー上層階から地球がまあるいことを実感しながらあいにくのグレーの空でぼ~な景色
飲み仲間と初めてのお泊り、「鳳翔」でのオシャベリ会に着る服など見せ合いながら
シュークリームなど食べながら しばしのんびりな時間
そしてちょっぴりドレスアップなどして受付の時間ちょっとすぎた頃エレベーターで階下へ
「鳳翔」入り口のロビーにグリーンと白を基調としたお花、順番待ちしてお花と記念撮影
「鳳翔」入り口の座席表を確認して一番後ろでもない端っこでもないテーブルへ
私達みたいに、涙したり喜んだりした方々へ挨拶などして着席して
今年3回目のトークショー、テーブルの数で横浜が一番ぎっしり集ったようでした
テーブルのお花も白とグリーン
モスコミュールで乾杯しつつ本日のメニューを見て、あら1品多いわ
パンフレットカラーをイメージしたオリジナルドリンク
ノンアルコールでちょっと甘めの野菜ジュースのようでした
ワインを味わったりしつつ
海の幸をのせたじゃが芋のブランマンジェ 夏の香り
パープルなお花も可愛くてアップにして
アイコトマトと茄子のローストを添えたサフランリゾット
そら豆の冷たいスープ
目で楽しんで口の中でさらにそら豆くん活躍して
カリフラワーのピュレをのせたズワイ蟹のシャルロット
あさりのクリームソースを添えて
シナモン香るマンゴーサブレと爽やかな白桃のムース
フランボワーズのソルベとともに
可愛いデザート食べてコーヒーで締めたのに、ジントニックも飲みながら
いよいよメインなJulie登場をワクワクしながらココロの準備して
予定時間より5分ぐらい過ぎて♪緑色のKiss Kiss Kissが流れて
Julieの表情みつJulieのCDの歌声聴いて、あ~いい声だわなんて
Julieと一緒に手拍子して最後はJulieが手でしきってピタっと手拍子が止んで
皐月から季節も夏にかわったので
ちょっと違った衣裳を期待などしたけれど相変わらずな、お正月に着用した
薄紫色のグラデーションのジャケットに、濃い紫色のズボン
真ん中よりな席だったのでちょっと斜めから衣裳全体をチェック
今日は左手に黄色いリストバンドが見えなくて
世の中は不景気なのに震災のあとなのに
なでしこジャパンが金メダルとったあとだというのに歌わないトコークショーへようこそと
音楽劇が終わってトークショーはきょうで3回目
仕事がお休みの時期だから身体のメンテナンスに心がけているそうで
人間ドックの結果も昨年とかわりなくだそう
・「ザ・タイガース君だけに愛をとはとわに、ああ花の首飾りとは」
今年は、トークショーのタイトルのことでレコーディングもしていないそう
Julieの計画の中では
今年は秋からタイガースをやろうとしていたけれど全員そろうことが不可能になった報告
ワイルドワンズは加瀬さんがやろうと言えば全員が集まるけれど
タイガースはメンバーそれぞれに一国一城の主のようなものだからそうはならないって
・昭和46年1月24日に武道館で解散して以来
芸能界から遠ざかっていた瞳みのる(ピー)が僕たちの罠にはまって・・・・
*笑って言える関係になってよかった♪
・数年前にSONGSで♪ロング・グッバイを歌った
・10数年前(1997年)にTea For Threeというユニットを3人で組んで
横浜のTVK(現在はtvk)で放送された番組(HAMA大国ナイト)で
プロモーションビデオも作ってくれて番組にも出演
・これからの活動のため3人で曲を作った
1番と2番はピーのことを歌った
サリーが詞を書き、タローが曲を書いた
タローは、森本太郎とスーパースターのライヴで歌っていた
サリーとタローが3番の詞を沢田に頼んでみようかと
ふたりに言われたら僕の立場は命令のようなものだから
・とある居酒屋にピーが同僚と来てるらしいと知り
偶然を装って通っていたけれどピーが横浜から埼玉に転勤になって、それっきり
みんな先も長くないのでいずれはタイガースをやろうと思っていた
60歳でジュリー祭りをやって(2008年、大阪・東京のドーム公演)
つぎの年は裕也さんと区切りをつけて(2009年、東京と神戸で)
そのつぎは加瀬さんとワイルドワンズと区切りをつけて(2010年、じゅりわんツアー)
そのつぎはタイガースで区切りをつけようと
タイガースがなかったら今の僕はない
タイガースが終わった時(解散)は何をしていいのか先行きが不安だった
・そんなときにサリーから誘われPYGに入った
掛け算になるようなメンバーが集まったのに割り算になった
ショーケンは俳優、映画の仕事が多くなって
Julieはソロになるように言われ
タイガースで経験したようなことにはならないだろうとやっていた
歌謡大賞(♪危険なふたり)をもらったときにはWプロの力だと言われ
そのとき初めて悔しさを味わい頑張ってみようと思った
・・・・ずっと割愛して今日に至っている
*割愛しないと本題に戻れないものね
<♪ロング・グッバイの3番の歌詞>
♪一度 酒でも飲まないか・・・
どっかでピーの耳に届くことを願ってNHKのSONGSに出演したときに歌った
京劇を日本に紹介したり歌舞伎を中国に紹介したり
中国に行ってることが多かったピーには届かなかったそうだけど
ピーの知り合いがビデオに撮ってピーの元へ届けた
自分へのメッセージ(♪一度 酒でも飲まないか・・・)を聴いたピー
僕たちの罠とも知らずに・・・と嬉しそうに笑うJulie
<渋谷で再会>
ピーは全然変わっていなかった(解散以来初めて会って)
ボクだけ成長していた
中国でピーが脳梗塞で倒れたときの話
飛行機で羽田まで送り届けてくれる保険に加入していて
タイガースの元マネージャーだった中井さんがピーをむかえに行ったそう
その話を聴いたJulieは自分の身体を心配して保険をあれこれしたもよう
怪我をするのは右の方が多いそうだけど
ジャケットの裾のひらひらなど、さわったりしながらの左手
左手のほうが活躍する機会が多いから手の指がしびれたりするそう
だから時計も右手にして、マイクもときどき持ち替えたりしながら
やっぱり左手ついつい活躍~
重心をかけるのも左のせいで身体が痛いのが偏って、ずっと左側だそう
昔から身体は酷使して、頑張らなくてもいいのに頑張ってしまう性質
頑張っているのにガンバロウ日本はおかしいって
CTスキャンでみたら椎間板のところの骨のつなぎ目が腫れて隆起しているそう
あと、脂肪肝だそうで
風邪をひいたら喉が痛くなるし治るまでが休肝日だそう
ひとのいうことは聞かないことが多いのにお医者さんの言うことは素直に聞くそう
お医者さんは信用するところからだそう
<巻き爪>
ロールケーキにたとえて、左手の指で巻き爪の形を説明するJulieの手
なんだか女子みたいで、かわいい
26歳のころバンドの井上堯之さんたちと野球チム「ジュリーズ」をつくって
郷ひろみくんのチームとやったり地方に行ったときは草野球チームとやったりした
スパイクはぴったりサイズなのでスライディングなどすると血が滲んだり
衣裳の靴も先が細いからステージ終わると、血が滲んで
昔からの巻き爪をなんとか治そうと、いろんなひとに訊いたら
行きつけのお鮨屋さんで形状記憶テープとやらを教えてもらって
0120・・・で
形状記憶テープ手に入れ試してみたりしながら
病院に行ったら簡単に、あれやこれやしてくれて治ったそう
63歳になったJullie
10日前に亡くなった原田義雄さんのことにふれしみじみ
<自分の考え方の相違>
世の中が変ってきたと思うより
自分の考え方が変っていると思う方が楽に生きられる
世の中から嫌われようと全員から嫌われることはないと思っている、と
<なでしこジャパンテレビ観戦報告>
ドイツ戦から観たようで午前3時からというので
眠たかったのに横になって寝てしまったら見逃すことになったらたいへんと
面白くないTVを見たりぼーっとしたりして待っていた
試合が始まったら大事なところを見逃さないようにトイレも行かないそう
球場へ行ってもホームランを見逃したらもったいないと水分を控えるそう
ハーフタイムになったら、そのぶんも飲んじゃうと
おみ足をフルに使いながら熱弁
Julieと一緒にテレビ観ていたら横で解説つきかしら
試合をしてるときとそうでないときの「なでしこジャパン」やっぱり女子だったって
どんなところでそう思ったのかしらね
その後のワイドショーのあれやこれや報告
ついつい熱が入りすぎて口のはしに泡じゃなくて手に汗
<ピーの報告のつづき>
成長していないのに白髪だった、一緒でよかった!ってことかしら
罠にかけた以上、出版記念に一緒に行って
気がつけば手にハナミズ。。。。
ズボンのポッケから真っ白いハンカチとりだして、なんどかふいていたっけ
<タイガースができなくなったこと>
Julieの中ではピーが一番難しいだろうと予想していたのに気持ちよい返事
思いもよらぬところで自分が罠にはまった
タイガースが終わったあとに、それぞれが人生を送ってきた
タイガースをひきずっているメンバーもいれば
タイガースをきっぱり断ち切ったメンバーもいて
音楽から遠ざかってるメンバーもいて
僕は、またいつか集まってできるように忘れられないように
何かにつけて小出しにして歌いつづけてきた
ピーが本を出すことになった
「我が名はジュリー」を出したJulie、あれは失敗したと
出版記念パーティーには3人(タロー・サリー)で出席した
もらった本は読んでいないのでスピーチは本のことにふれなかった
ピーの自伝だから記憶の相違もあるかもしれない
それをあれこれ思うより読まない方がいいかなと
書いてあることは興味がないけれどピーの挨拶は聴きたかったのに
そういうときに無神経な業界人が自分に挨拶に来るので困ったそう
好感度を上げようとTVに出ているひとは頑張っている
頑張らなくても放っておかれないひとはいる
僕のことではないと笑わせる
僕は汗流しながら(ハナミズふきふき)頑張っている
最近は何を見ても涙もろくなった
TVで口と目が不自由なひとの震災のときの話しを聴いて涙が止まらなかったそう
好感度を上げることは自分の本分をすり減らす
フアンの言うことをきくのは嫌なこと
本分を全うすることが大切だと
トークショーは歌わないので本分ではなく資金稼ぎとキッパリ言うJulie
最初は30分でと言われても話が止まらないし汗もハナミズも止まらない
自分の中で1時間30分と決めたそうで
15分前に照明機材で合図をもらうまでは話の内容は決めていない
終りの15分は話す内容を決めている
汗が出ているのは暑いからでなく冷や汗もかいているそう
<いいニュース>
最近はすぐに忘れることが多いけれど
脳をスキャンしたら標本にしたいくらいキレイだと先生に言われたそう
トークショーで言おうと思って、忘れないで言えて嬉しそうなJulie
<タイガースとしてではなく>
ピーとタローとサリーが出演し、鉄人バンドも一緒に
タイガースをやろうとしていたので選曲はほとんどタイガースのレパートリー
体力があるのは沢田だけだと、3人のメンバーが心配しているので
お客さんもトイレに行けるように休憩を15分入れて2部構成
ステージは1時間30分
<シローがイレギュラーで出てくれたら>
歌えたら♪ファーストオブメイや♪ラレーニヤを歌ってもらおうと思っている
歌がダメだったらオシャベリでも
それがダメだったら下手から上手に歩いてもらうだけでもと
いつ来れるかまだわからないそうだけど嬉しい報告
<きのう初めての稽古>
ピーが作った曲を聴いた
1曲目は♪ロング・グッバイの返歌をピーが作詞作曲してタローが譜面におこした
2曲目はタイガースがみんなそろった時にと作った♪老虎再来
来年の1月24日で解散して41数年
デヴューしてから三面記事に載りながらも、この世界で45年
頑張らなくていいのに頑張ってしまうって
タイガースが全員集まったときはタイガースだけでやるつもりだった
かつみがぬけたときにタローくんに苦労をかけたので
また苦労をかけたくないので鉄人バンドと一緒にやることにした
鉄人バンドとやる前に3人で稽古はしていて
きのうは初めて3人の稽古風景を見に行ったJulie
そんなことを語るJulie、ハナミズふきふき
ハナミズの理由は?
4人で40年ぶりに音を出したら
3人の演奏を聴いていたらオカズは昔と同じに聴こえた
2時から始めて6時に終わる予定で5分前に
タローがきょうはこのくらいで堪忍しておくと稽古を終えた
ちょっとのつもりが、ほとんど全曲さらったそう
<サリーが歌うのは嫌だと>
歌うとベースがおろそかになりそうでとか、ベースに集中すると歌がとか
ピーとタローは歌う気満々で、きょうも3人で稽古をしているそう
Julieは自分の悪口言われてるのかなぁと言いつつ嬉しそう
3人はひとの話を聴かないと
最初にファニーズのころの曲もやると決めたのに
そうだっけだったり(ここでしかサリーのこと言えないと)
稽古終わって、食事しながら、きっと僕の悪口言ってると想像するJulie
<ツアー日程>
9月8日~1月24日(武道館)
かつみが来たくなったら、いつでも対応できるように
僕はかつみがいないから3人はゲストで出演してくれると思っているのに
3人の周辺はタイガースと思っているそう
<TVに出演予定はSONGS>
紅白に出たいためでもなく宣伝のためでもなくオファーがあっての出演
武道館は撮ってもらえるそう
<紅白は観るものと決めている>
一生面倒みると大金を積まれてもそのつもりはなく
売れていない自分の新譜を歌わせてもらえるなら考えは変わるそう
いつも言われるのはヒット曲を2曲だそうで、それはいつも歌っているのでと断わるそう
週刊誌には載りたくない理由
写真がでて知らないひとにまで顔を覚えられてしまう
電車に乗りづらくなってしまうからと
新聞に載るのはいいそうだけど事前に原稿チェックはできないと
朝日の夕刊(月曜日から金曜日)「人生の贈り物」8回掲載されるそう
帰りは雨がしとしと降っているかもしれないので気をつけてと
ハナミズふきふきしながら、おしゃべりを締めて
7月30日 記