2010 沢田研二トークショー
『窮鼠猫を飼い蛇に噛みつく』

◇平成22年4月27日(火)雨
帝国ホテル 富士の間 
ディナー18:30~19:30
トークショー19:45~21:17

富士の間の入り口に飾られたお花は蘭


席に着く前のウエルカムドリンクのカクテルはピーチ味


テーブルに飾られたお花、昨年とちょっとに似てる



季節の海の幸とテリーヌ 春野菜とハーブを添えて

ホワイトアスパラガスのクリームスープ

新鮮な的鯛のポワレ ケッパー入りバジリコソース
季節の温野菜を添えて

キャラメルショコラにココナッツのムース
赤い果実と共に

もうじきJulieが登場するかと思うと、毎回デザートとコーヒーをゆっくり味わえなくて残念

私達の真後ろ上の方、高いところに照明さんもスタンバイ
あんなに高いところでずっとJulieのお話しを聴くのも大変ね
端っこの席が多いので、いつも見ていなかった照明さん
後から、この照明さんの合図が、もう~じゃなくて、まだ~って思うなんて。。。。

場内暗くなり、♪ハートにズキューンが聴こえてきて
シングルの♪渚でシャララでもなく、♪涙がこぼれちゃうでもなく
Julie作詞、加瀬さん作曲、二人で作った曲
今日のJulieの気持ちってこと?

客席からはコンサートのように手拍子が
JulieのCDかかってるだけじゃん。。。

♪玉葱むきつつサルサ 僕ら似合いじゃない・・・
玉葱むきつつサルサ 僕ら他人じゃない・・・

で、いつ登場かしら、サルサなんて踊りながら?
なんてことはなく普通に歩いて登場のJulie
衣裳はお正月「歌門来福」の前半1着目で着ていた白い縁取りの紺色のジャケット
中には手形のついたブラウス、手形のついたジーンズ
ジャケットのボタンもきっちり留めてるから?手形は見えず
後方だけどまっすぐ前にいるJulieの顔だけしか見ていなくて。。。
髪型は2週間前に神戸の千秋楽で観たセンセイのまんま
センセイの衣裳じゃなくてよかった、前髪はちょっと伸びていたかなぁ

マイクを持ってるJulie、今にも歌いそう
初めて参加した人は、歌ってくれると思っていたかしら?
Julieは歌詞に合わせて♪ズキューンって客席に指差し
最初に客席の真ん中に!Julieの表情見ながらJulieからの指差しにあら、まあでした
コンサートより一足先に♪ズキューンされちゃって
さっきは冷めた気持ちでCDの歌声を聴いていたのに

前方でもないのにホクロも見えて、きょうは、ず~っとJulieをみつめられる席
アルバム発売から1ヶ月も過ぎたのに、この曲はなんだかなぁって思っていたら
昨日の朝、ある出来事をきっかけに、あらこの曲もいいわなんて思っていたばかりだった

そして客席の左側に向って♪ズキューン
右側へもズキューン、ドキュンは自分の頭を指差して
歌手でありながら歌わないトークショーに・・・といつものご挨拶
何度この挨拶聴いたかなぁ

足元の悪い中、来ていただいて・・・
4月が終ろうとしているのに、はっきりしない天気で冬物がしまえない・・・・
やっぱりJulieは主夫しているのかしらなんて

昨日はほとんど眠れていないというJulie
私も寝不足、一緒だわ
Julieったら今日のトークショーが楽しみで・・・なんてことはなかったそうだけど
   
<眠れなかった理由はコーヒ>
最近はコーヒーを飲む機会が少なかったのに昨日久しぶりに飲んでしまったからだと
昨日までレコーディングでマスタリングのスタジオへ行くと美味しいカプチーノが出るそう
泡泡でハート模様を書いてくれたりして
やめておこうと思うのに・・・ついつい砂糖をふりかけて飲んでしまいましたって

以前、横浜のSABATINIでイタリアンのディナーの後にデザートと一緒にだされたカプチーノ

Julieもこんな泡泡なハート模様に誘惑されちゃったのね

眠れないだろうなぁと思いながらいたら本当に眠れなかったそう
12時頃に眠って、ずいぶん寝たなと思っていたら4時半か5時半かなと思っていたのに2時半ぐらいだったって

それから考え事ばっかりしてあれもこれもこれも考えて、でも寝てしまうと忘れてしまうので
それからまたずう~っと眠れなくて、こっちに寝返りうったり
Julieのの寝ているところは壁際じゃないんだって

<60過ぎて、また人気がでちゃって>
2年先まで仕事が待っているのでので大変と先々のこと考えちゃうそう

寝ながら考えたことはメモしておくとか、最近はメモしないと忘れるんだって
私もいろんなとこにメモ紙置いておくけどJulieも同じね、昔、ラジオでそんなこと言っていたっけ
   
最近は足を冷やしたりすると寝ていて足がつる
ちゃんとお風呂であっためてから寝ないとつってしまうんだって
つったときにかかとをグっとだしてクっとやるっていうJulieの仕草に
私もよくつるので、うんうん、そうそうって心の中で

眠れないといいながら夢を見たりするんだって・・・

<夢の話>
嫌な夢は高いところから落ちる夢
変な夢は高速道路でカーブしているところをブレーキがきかない車でバックしている夢
夢だからもういいのにって、グーってブレーキを踏み込んでいるのに
アクセル踏んでるのかもかわからなくて、アクセル踏んでも速くなるわけでもなくて、ずっ~と止まらなくて・・・
ずっ~と走ってもどこにもぶつからないのはどういうこと?
 
すごく嫌な夢だけれど夢見ていたと思うと、あ、寝ていたんだと安心したり
昨日みたいに眠れないと、嫌な夢でも嬉しいって

いろんな変な夢だけど、心理的にどういうことなのかJulieは知りたいと思わないって
そうね、私も変な夢見たときとか、あれはなんだったのって思いたくないもの

でも、Julieのバックしている嫌な夢で、咄嗟に夢見たいなことが現実に起こったこと思い出して
ずぅ~と前に車を運転していた頃のこと
雨が降っていて、ある駐車場に止めようとバックで車を操作していたら
突然、あっという間に、何が起こったのみたいに、周りの景色がかわっちゃって
バックミラーを見ながら、ブレーキのペダルちょっとづつ踏んでいたら
雨で靴底が濡れていてペダルから靴がすべっちゃって
一瞬に車が猛スピードでバックして、ビルの屋上の駐車場だったら、きっと。。。。
今、こうしていられるのはキャベツのおかげ?
背の高い植え込みで見えなかったけれど駐車場の後ろはキャベツ畑
猛スピードで背の高い植え込みを何本も投げ倒した後ろに進んだパープル色の車
何メートルか走ってキャベツ畑の真ん中で土の中に埋まって止まって
目の前の景色は遠くなり、左右の景色は猛スピードで後ろに進んで
まるで夢を見ているような現実・・・
    
Julieの夢の話にもどって、子供の頃に見た夢
閉所恐怖症みたいな夢
水の中でしばらく息をつめて・・・そのマネをするJulieの表情が可笑しかった

階段から何かがゴロゴロと押し寄せてくる夢もあったそう
こんな夢を見ても、目がさめたらそばでお父ちゃんが寝てると、お父ちゃんがいると安心したり
その様子、子供になったJulie可愛かった!
お父ちゃんって言ってたあの頃、前髪切りそろえた研二君に会ってみたいなぁ

<レコーディングの話>
マスタリングのスタジオでついついカプチーノを飲んでしまったJulieだけど
「センセイの鞄」が終ったあとの2週間でシングルCDのレコーディング
今年は休みがないのでレコーディングもつめこんで
ツアーが9月3日からスタートなのでその付近に発売されるそう
鉄人バンドのメンバーが曲を書いてグレイス、カズさん、泰輝と下山くんって紹介をして
詞は全部Julieが書いたそう
だから心配だ?って自分でツッコミ入れるJulie、やっぱり心配だぁ~
でも曲は鉄人バンド、だから安心なんて、Julieごめんね

<ソロのコンサートのこと>
9月から始まって途中ワンズともやりながら、11月ぐらいまで
ツアーは、そんなこんな4曲と今までのアルバムの中からとかヒット曲とかとりまぜてくれるそう

<ワンズとのツアーのこと>
総て加瀬さんが作曲した歌で、新旧合わせていろんな歌を歌ってくれるそう
それとアルバム曲10曲
加瀬さんは「僕たちほとんどいいんじゃあない」歌う気、満々だそうで
加瀬さんの歌についてあれやこれや語るJulie
彼を尊敬している僕だから言えるコトとしてJulieが語ったことはナイショにしておこうっと

<今年のこと>
お正月のコンサート、お芝居、JULIE with THE WILD ONESのテレビ出演
SONGS2週、スマスマにちょこっと、徹子の部屋

徹子の部屋は年配の方が好きなようで
昔の○リドールの○長さんだった人から葉書をもらったそう
「徹子の部屋、拝見しました。JULIE with THE WILD ONESおめでとうございます。」
何がめでたいの?と笑うJulie、若い?私達はNHKを見るけれど、とJulie

<シャララの踊りのこと>
ワイルドワンズとのコラボレーション、踊りも頑張ってやっているそうだけど
最初はヘナチョコな踊りだったんだって
○カマの○ミちゃんって言う人が振付してくれて
PVを撮影してくれた武○さんという人の紹介で知り合ってJulieは初対面だそう
最初に見た加瀬さんがこれは踊れないって「沢田だって踊れないから」と、勝手に決めちゃったとか

毎年音楽劇で、たいした踊りはしていないけれど
ずっと続けてきた僕なのに、僕の実力を知らない加瀬さん
楽なことをしたら、ただ年寄りが集まってるだけというJulie、やる気のなさそうに踊って見せるJulie
上手いとはいえないけれどテレビを見ている人によく頑張ったと、言われるものにしないと
やる意味ないじゃん!と鳥さんのリーダーに言ったそう

遠~い昔の記憶を辿ってワンズが踊ったときを思い出すJulie
大昔、ウエスタンカーニバルで人気でもタイガースとワンズは差がでていて
ワンズは四苦八苦していた頃、ビートルズの曲で踊った
加瀬さん、そんなことしなくてもいいのにと、当時のJulieは思ったそう
そのときのワンズの踊りをマネするJulie
私も日劇でその踊りを観ていたかしらなんて思いながらJulieの格好に大笑い、文字では伝えられない
トークショーの特典はこんなJulieが観れること

振付の人が考える踊りは難しいけれど
僕らの年代は、そのとおりできなくてもそれなりの味、それぞれの個性があるからと
そんなに楽をしたらダメといって
60過ぎたオヤジが一生懸命踊ってるというものを作ってもらうように頼んだんだって

<PVの撮影の当日に>
こんなのできないからと勝手に鳥さんのリーダーが考えたとかで
Julieは最初に○カマの○ミちゃんが作ってくれたフリがよかったんだって
○カマの○ミちゃん
僕のこと好き好きって言ってタイヘン、歳はずっと若いから全然大丈夫なんですけどね・・・・・
何が大丈夫?なんだろうって客席のみんな思ってた?

すぐにはできないけど1週間でやれっていわれたら困るけど、1~2ヶ月あったら覚えられるって
それが得意なわけじゃないんだから、うまくはないけど、得意なことじゃないことをやることに意義があるという
このことは、お正月のコンサートでも言ってたから、ゆる~い目線で見ようって思ったけれど

踊るぞって自分でいいだしておきながらこれだものと
SONGS、右端の鳥さんのリーダー、あの最後をマネするJulie
鳥さんのリーダーのマネに客席は大爆笑
あんまりみんなに受けたので、Julieも笑いながらココだけの話もおまけで

ワンズの体型は昔のまま保っている
僕だけ健康!!ワイルドワンズから見たら、よく育ったなぁ!って思われているかもって

<ワンズとのアルバムのこと>
JULIE with THE WILD ONES、いいアルバムが作れた、僕も頑張った、と
僕はず~っとレコーディングをしているけれどワンズはあんまりやっていない
○イベックスに任せていたので僕の知らない人達と一緒にできたのがよかった
お母さんがファンですみたいな、これから出て行く前の若い人たちが作ってくれた

加瀬さんは海を感じるような雰囲気の曲を作りたいって
新しい曲を10曲以上も作ってきたけど新しい曲、覚えるのタイヘンなんだからとJulie

加瀬さんが作った歌、あれもこれも沢田がいいなって言われたそうだけど
「アオゾラ」を植田くんが歌うようになったのはJulieの理由だったのね
Julieが歌っていたらどんなだったろう

ワイルドワンズは海が似合うけど、僕が歌うんだから、僕はどれだって合うじゃん!って
ワンズの世界に入って更にJulieの世界が見えるのかもね
   
加瀬さんが1曲だけ自分で作って自分で歌うって、1回歌って帰ろうとするから2回歌ってもらった
仮歌はJulieが歌ったそうで、加瀬さんがダメだったらJulieの声を使おうとしていたらしい
トラックダウンも全部Julieが意見を言ったそう

こんなときにしか出会えない
ギタリスト、ドラマー、アレンジャー、ミュージシャンとの楽しい出会いだったそう
いろんな若い人とやって刺激を受けたJulieみたい
できれば最初からもっときり込んでやれたらとちょっぴり反省のJulieだけど、ライブをやるのが第一の目的だと

<ワンズとのツアー>
5月28日C.C.Lemonホールからスタート
ホンキでやっている、もちろん踊るし最後もピシっと!また鳥さんのリーダーのマネをするJulie
きょうは何度も見せてくれるあのときのマネ
Julieが一番お得意な最後のフリ、鳥さんのリーダーにもビシっと!決めてもらいたい
あぁ、ゆる~い目線でだったわね

<練習は間に休みを入れて10日間>
音楽に壁はないというけれど、みんなそれぞれにクセがあるから今回は12日間とってあるそう
決めコンの裕○さんと一緒のときにも12日ぐらいとっていたのに最初の2日間は来なかったんだって
リハーサルすることによって自分の自信にしていくのに、こんなノーマルなことをやったことがないんだそう
少ない時間で覚えて、緊張しながらやるっていうのもありなのかもしれないけれど
バンドのメンバーもいて、ワイルドワンズもいるし、大所帯
その中でやるので、みっちり自然に覚えられるように持って行かないと
そのやり方は今までやってきてわかったことだから、ある程度緊張感を持って余裕でできる
ワイルドワンズのメンバーが横にいる
両隣にワンズがいるので、どう動こうかと様子をみながら練習するというJulie
   
楽しみにしてくださる人達にそれ以上のものを見せようという心意気でいこうと思っている
みんなをビシビシと本気モードで、僕が一番年下だけど、僕が一番、言いやすい
SONGSの踊りのときにも言った
みんな覚えるのは早いのに、次のことに神経がいってしまって
♪渚でシャララ~のフリ、♪渚でっていうときにもうシャララってフリをしようとしていて
鳥さんのリーダーだけ追っていたら・・・(Julieもテレビでじっくり見ていたのかしら)
また鳥さんのリーダーの、そのときのマネをするJulie
   
最後のフリ、鳥さんのリーダー、最初は足を後ろにひいていたそうで
か・せ・さん違います、クロスクロスってJulieが鳥さんのリーダーに指導したそう
最後のフリはJulieお得意のポーズだもの指導にも力が入って
○カマの○ミちゃんも5人全員を見ていられないから、とりあえず両隣の人を見て踊る
このとき、次のとこにいくときに、それぞれの味がでるんじゃないのなんて、言いながら練習したとか
音楽劇のときも本番までに覚えられればいいと思ってやっていたそう
 
<ツアーの構成>
みっちり意見を言ったJulie、だから心配っていう人も?って、また自分でツッコミ入れるJulieでした
我が道を行くっていうやつじゃないと楽しくない、でも、みんなを不愉快にさせないでやっていかないといけないって
ワンズのみんな、あんまり食べないそうでツアーのときには鉄人バンドと行こうかなぁって
やっぱり、もう食べに行くこと考えてるJulieでした

<来年のこと>
お正月は東京、大阪、名古屋のステージ
音楽劇「哀しきチェイサー」の再演
伊藤蘭さんがでられなくて、高泉敦子さんがマリアを演じるようで
東京、仙台、福岡、名古屋、神戸とか地方でも
    
<テレビ出演の話>
僕らが頑張ったら世の中がよくなるって加瀬さんは言うけど、でも僕はそう思わない
今の世の中はそれぞれが頑張らないといけない時代、元気出さないといけない時期
僕らがでていったからとそうなるわけでもない、人知れず、なんかの慰めになればいい
 
<タイガースのこと>
もしも・・・っていうJulieの考えは
テレビには出ないでライブだけやる、でもお客さんは来ると思うって
宣伝する必要もなく、僕がステージでやるって言うだけでいい
タイガースも出ないのに
沢田研二ひとりで東京ドームが満員になるわけないと言われた、あのとき、みんなに反対されたけど・・・
これは東京ドームでやった方式、僕らみたいに、歳になってテレビにでていっても喜ぶのはフアンだけ
ほんのちょっとだけ、小指の先を親指で・・・その仕草がとってもカワイイJulie
       
その当時リアルタイムでタイガースを見ていない人が大勢いる
今はなんの手かせ足かせもなく見にいけるというJulie
    
あの頃はタイガースを見るってコトがすごくタイヘンな時代だったから
そんなタイヘンな状況?をクリアして見に行っていたけれど、、
ほんの一部の人にしか生で見てもらっていないものね
あの頃、まだちっちゃかったり、遠いとこに住んでいたり
交通機関もまだそんなに便利じゃなくて、、情報も少なくて
あの頃はタイガースを見るコトが不良だって言われた時代
あれから40年以上も経った今
世の中いろんなことが変化した、見たい気持ちがあったなら
それだけで熱い気持ちを実現できるんだもの
Julieがやるよって言ったらそれだけで、全国からみんな足を運ぶに違いない
あの時、横目でタイガースを見ていたオトナのひとも
あのときまだ生まれていなかったひともコドモだったひとも
    
<だからこそ誰が来てもええのってJulieは言う>
そういう気持ちがあればいつか、みんなが病気しないうちにと思っている
何のためにやるの?「僕らはタイガースだから」それだけの理由で充分でしょうと
歳を重ねて今年ワンズとコラボするJulie、あれから40年以上も経ったけどタイガースをやることは
今のJulieの中では、特別なことじゃなくて自然なことなのね

<レコードを買ってというわけではない>
「コンサートをやるけど来たい人は来て!」って言うだけ
Julieの口からシローもって、カツミもピーもタロー、サリーも、あと中井さんも入れて
そういえば昨年、ある場所で中井さんをお見かけしたけど
この7人でいろんなことをやろうと考えているJulie
「目的はみんなで集まって演奏すること」
ただ練習するだけでも楽しいし、ホロっとなったりするだろう・・・
それだけでも充分なのかもしれない、僕はあの時に観なかった人に観てもらいたい!

<みんなの気持ちがひとつにならないと>
シローが僕のひとつ下だけど、あのとき下っ端だった僕が、私に任せてくださいって・・・
できたときにやろう・・・でも早くしないとね
   
やっぱり最後はJulieからお誘いがあるようね、そのときを静かに待つのもいいもんだわ~
40数年も別々に歩んできたタイガースのみんな
あのときのみんなが同じステージに立つその日よりも
その日に向って、みんなの気持ちをひとつにして
あのとき、みんなで見ていた青い空も空気も思い出しながら練習する
その練習時間の方がみんなにとっては貴重な時間なのかもね

練習を重ねた結果を観るだけではもったいないなぁ
できれば、みんなでまたステージに立とうって決めた瞬間から見てみたい気もする
ドキュメンタリーとして
本牧が生んだゴールデン・カップスの映画みたいに、映像で残してほしいなぁ
家にいながら誰でも見れるテレビじゃなくて、わざわざ足を運ばないと見れない映像で
40数年前に、タイガースを知っていたのに、そのとき観れなかったひとにも
これから何十年か先になってタイガースを知ったひとにも観てもらえる
きっとステージでは見られないだろうみんなの会話とか
シワシワでも・・・ときを重ねたみんなの表情に
結果より40数年のときの重さを感じられるような気がするけどなぁ
そうすれば、シローも前に向って元気になれるんじゃないかしら
シローの歌声と楽しいオシャベリ、また聴きたいなぁ
ピーのドラムもカワイイ踊りも、歌も、もちろん楽しみだけど

毎回、終了15分前になるとステージを照らしている後ろの照明さんが
Julieに合図をしてくれるんだけど、今日はまだその時間になっていないのに
時計を見ちゃったJulieだった、時計を見ながらまだあるって
   
左腕にしている時計を見る仕草、大昔に、ジャズ喫茶で毎回見た光景
あの時は始めた時間を客席のみんなが覚えていていて
終ろうとするJulieにまだ~とか何分からだったとか
1分とか2分とか数分のことでJulieと言い合ったことがあったっけ

・いつか60過ぎたらのんびりやるって言ってたJulieだけど、なにやらそうでもなさそう
6月で62になるけど、30代も40代も、あっという間に過ぎて50代はもっとあっという間に過ぎたって
でも今のJulieは、先々がどんどん決まって、そんな感じではないそう
 
・好き嫌いもはっきりしている
だからドンドン範囲は狭くなるとか
年齢とともに付き合いがひろまっていくっていうのはおかしいと思うって
     
・岡崎中学の校舎
ニュースで見た耐震構造のことから中学の校舎のでっぱりのこと
昔、そこを通って○ばこを吸いに行くとき
高いところが嫌いだからココが落ちたらとかすぐ考えてしまう性質だとか
     
・野球の話
久々に見たJulieの投球フォーム
最近、踊る?練習して、体がやわらかくなったのかしら
高校野球のこととか
阪神の話で矢野のこと、マスクの下の顔がまぶしそうと
東京はフアンが少ないからジャイアンツの話になって、ちょっと残念

・宇宙の話
世の中を斜めから見る性質だから、おかしいと思うことはいっぱいあるそう
古くなった宇宙ステーションはどうなるのって心配らしい、ステーション星になるのかなって

・政治の話
何を話しただろう。あ、サリーのこと知ってる議員さんのこととか
  
・うつとかって、どういう人がなると思う?って
自分でおかしいと思って病院に行く人はまだいいけど
なんか気分が晴れないって思う人もいるだろうけれど楽しいことがないのかなってJulieは思うとか

そう思うってことはJulieは大丈夫
楽しいことが目の前にあっても、そうなったときって、楽しいと思えないのよ
Julieを観に行っても楽しいって思えなかったときもあって、いろんなときがあったからこそ、今また楽しいって思える
 
・楽しいことばかりだと楽しく思えない
何かハプニングがあってそれをひとつでも乗り越えたときに結果が楽しければいいのでは
踊りでもできなさそうなことを1回やってできないことを何回かやってできるのがいい
多少しんどいことを一生懸命にやったときにやったなぁって気持ちになれる
このことが普通になっていかないといけないって
簡単にできないからこそ、できたときに喜びは大きい
世の中には簡単にできるものがいっぱいある、簡単なものに喜びは少ない
多少しんどいこと、だから1時間半も何も考えずにしゃべっている

・台本も何にもない
今日みたいにおもしろくないときはま・っ・た・くおもしろくない、それは仕方ないと
まだ5分もあるってまた左腕の時計を見たり
話すことがみつからない、どうしようかと困った表情のJulie
う・・・とかあ・・・とか。。。。
1分もたってないとか。。。。冷や汗みたいなJulieが見れるのも面白いじゃん

・メガネしていないのに、メガネをおさえちゃう仕草などしてしまうって
同じだ~ってJulieの仕草を見ながら
冷蔵庫の前に立って、今何しにここへ来たの?なんて思うときあるよねと
そういうときは年寄りはもとの所に戻れと、そうこうしていると思い出すって
私も、母からそう教わって日々、実践
Julieの話し方、ステージと客席なのに、Julieと同じテーブルで聴いてるような感じでした~
思い出せなくて思い出せないままにしておくと脳のためによくないらしい
調べてでもいいから解決するのがいいとか、へぇ~~、そうなんだ

・パソコンを使わないJulieだから
僕なんか使えなくてもいいもん!フン!ってコドモのようなJulie、ほんとうは使ってみたい?
それなのに携帯は使いこなしているJulieなのね
わからないことがあったら携帯の辞書で
お店とかミドリがついた何とか・・・とか調べたら必ずみつかるって
Julieは思い出せないことは思い出すまで調べて解決するようにしているって
パソコン使わなくても携帯を便利に使いこなしているらしい
Julieが携帯メールを始めたばかりのとき、すごく嬉しそうに話していたっけ
あれから携帯いくつ替えたのかしら?阪神仕様のもあった?
      
・きょうのこの仕事が終ったらしばらくお休み
嬉し~いっていうJulieの表情を見せられないのが残念
ゴールデンウィークなのでどこに行くでもなく何をするわけでもなく、いろんな準備に追われるよう

・きょうの料理のこと
どうでしたかパイ包み焼き? お料理がメインなのか面白くない話がメインなのか
わからないですけどとJulie
トークショーが始まってから十数年も経ってるのに料金は昔のまんま
最初からずぅ~っと通ってる人にしかわからない、私達が感じていること、感じてるJulie?
歌わないこういう歌手のトークショーに来ていただいて
10年以上もやらせていただいて来年もあるかどうかわからなくて
もし来年もやらせていただければきょうよりは面白いかと・・・とJulie

・面白い話をしてればいいってもんでもない
同じ瞬間を過ごせることに意味があるってことだったわね

・残された人生は短いから大事に生きていかないと
何が起ころうともビクともしない自分の生活をきちっと確保して
元気に老後を迎えましょうとステージをあとにしたJulie
Julieと老後の約束できました♪

・最後の曲は♪FRIENDSHIP
Julieの面白くない?オシャベリのあとに、しみじみ聴きいったJulieの歌声でした

きょうのJulie、寝不足で、後半はいつものように頭が回転しなかったように見えて
トークショー、十数年もやっていたらそんな日もあってもいいんじゃない
お芝居が終っての2週間、前日までレコーディング
ぎっしりなスケジュールにふっと力が抜けて頭がからっぽになったときだったのかもしれない
そんなJulieの様子が見れて良かったわ

お腹を満たして、ワインを飲んで、ゆる~い目線で観たJulie
Julieと一緒の空間で、こんなときもあるさって、Julieと同じ瞬間を感じられた日でした

今日のお題~窮鼠猫を飼い蛇に噛みつく~
ネズミ年のJulie、ヘビ年の鳥さんのリーダー、お家で飼ってるネコちゃん
あれやこれやJulieの言葉のはしはしに、Julieの胸のうちが、ちょっと感じられたような気がした
昨年のトークショーの感想とはだいぶ違って
あれからいろんなことがあって、いろんなコトを学んで、歳も重ねてきたから?
ココロの病も少しずつ癒えてきたからかしら?

5月1日 記