で‥‥「塔士」なんて言うぐらいだから、当然舞台は「塔」ですね。
塔の上には楽園がある‥‥と言うことで、主人公達は塔を目指します。
まず主人公を一人決めるんですが‥‥人間。何となく。
そしてギルドで仲間を集めます。
一旦仲間にしたキャラは、外せないので気を付けましょう(笑)
「おれはいやだぜ」なんて言われちゃいます‥‥まぁ殺せばいいんですけどね(おいおい)
タキシードにシルクハット(そう見える)人は何やら重大な情報をくれます。
しかしこのゲーム‥‥無駄な情報を言う人がいない。
結構「今日はいい天気ねぇ」とか、「今日のおかずは‥‥」なんてゲームと関係のない事を言う人がいるものなんですが。
‥‥みんな何かしらのことを言ってくれます。
あと気になる(?)のが、人間とモンスターがごちゃごちゃな事。
盾の王様なんてアンデッドかと思ってましたよ私(^^;)
盾の王様と言えば、何か怪しい。
兵士には追い出されるし、王様は「盾は渡さん」なんて言うし‥‥。
次に鎧の王様。
兵士達も愛想いいし、王様はいきなり恋煩い‥‥。
そして仲間の一人が調子良く喋り始め。
‥‥軽いノリだ‥‥。
そして盗賊の洞窟。
最初の山椒魚に何度も勝負を挑み込んだ人、いませんか?
私はそうでした(爆)
「何でセリフもなくて戦闘になるの〜?何で何度倒しても復活してくるの〜?」‥‥と。
‥‥ちゃんと奥の、セリフのある人を倒しましょう(^^;)
剣の城ではいきなり王様に襲われ、張っ倒します(笑)
そして盾の城に戻ると王様が殺され‥‥。
‥‥王様、殺されるって‥‥アンデッドじゃ無かったのか(^^;)
私は王様、とっくに殺されてて傀儡状態なのかと思ってたんですよ(^^;)
そして5階へ。
この辺の塔の曲好きです〜(><)
そして再びタキシード?男。
そして浮き島を見付けて探索の旅に。
「南の島の小屋に住むじじいには近づくな!」と言われたのが疑問。
‥‥あれ、近づかなきゃ話は進まないし、「近づくな」と言うほどの事も無いような‥‥?
そして海底に行きます。
渦って‥‥どこ?
なかなか見付からなかったんですよ〜この渦が。
実は結構近くにあったんですねぇ‥‥(^^;)
そしてクリスタルを手に入れ10階へ。
またまた例の怪しい男。
そしてこの10階の音楽も好きなんですっ(><)
ストーリー的にもここは好きです。
敵側の傭兵になって行動したり、レジスタンスがどうのと言う話とか‥‥。
白虎城から逃げ出すとき。
剣が喋るんですが‥‥。
‥‥あそこで剣が喋る意味が‥‥あるのか?
結局あの剣使わなかったし‥‥。
13階と14階。
話の本筋には関係ありませんが、ここではちょっとしたイベントが。
‥‥あのタコ達は‥‥一体‥‥。
16階は、いきなり近未来都市の話に。
どうして主人公達が文明の違いに対応できるのかは疑問ですが。
‥‥それはおいといて。
それより何より朱雀。
フィールドでザコのごとく出てくるのは勘弁して下さい〜‥‥。
しかも逃げるしかないクセに結構逃げられない(T-T)
セーブ&リセットなんてやらずにまっとうに‥‥できるのか?
まぁその朱雀をフィールド上で出ないようにした後、アメヨコが拠点になります。
ここは便利で好きです(笑)。
その後の、地下鉄歩き回るのも結構好きだったり。
16階の後、最上階をひたすら目指す訳ですが、結構この辺に思い入れのあるエピソードがあります。
まず19階のシェルター。
三人の子供の死体と、大人の死体。
その側に、手帳が落ちています。
主人公達の様に力のある戦士達ならともかく、一般の人がモンスターに襲われたら一たまりもありません。
そこでどうにかシェルターに逃げ込んだものの、食料も水も底を尽き‥‥。
親としては絶望的だったと思うんですよね‥‥。
最後の希望を託して、子供達に生きて欲しいと願う父。
‥‥でも、その近くには3人の子供達が‥‥。
そして、その階かもう一つ上。
図書館らしきところには、人の名前と階数、そして謎の数字。
最後の数字は何なのか未だに分からないんですが‥‥日付かな?
とにかく、主人公達のセリフからも察するに、塔を上って行く途中で死んでいった人々の記録のようです。
主人公達はどんどん勝ち上がって塔を上っていきますが、多くの人々がこうやって死んでいるわけです。
多くの者達が塔に挑み、そして帰って来ない‥‥。
この二つのイベント19階のと20階?のを)で、この塔の世界の、本来のの姿を見たような気がしたんですよね。
主人公達は死ぬことなしに勝って当然(途中で死んで、それきりになったらゲームにならない)だから何とも思わなかったんですが‥‥。
こういう人達の方が普通なんですよね。
‥‥ちょっと感傷に浸っちゃいました(^^;)
そしてエクスカリバーをくれる老人。
(余談ですが、「塔から来た人に」って事は、21階まで来た人は一人もいないんですね)
剣を託し、彼はやっと眠りにつけます‥‥。
‥‥と言うことは、剣を託すまで死ぬことが出来なかったんですよね‥‥。
‥‥この16〜23階で、運命の過酷さ、と言うか「神って酷いやつ〜」なんて思っちゃいましたね(^^;)
そして‥‥
「もう一度上って来れるか?」
一階へ逆戻り。
何故か、かつて会った人々が勢揃い。
「怪しい男」ももちろんいます。
そして一回からどんどん上っていきますが、前に上ったときと比べてマップは至って単純。
そして、ここでザコ敵と戦うのはやめましょう。
‥‥バカを見るだけです。
そして最上階。
神が4人を迎えます。
その神とは、行く先々であったあの男。
彼は自分の世界をおもちゃにし、いわば人々の命をもてあそんでいた訳です。
その話に主人公達はキレて(このメンバー、この表現にふさわしい気が‥‥)、神に勝負を挑んじゃいます。
そして一般人なら負けますが、主人公達ですから勝ちます(‥‥そういう問題か?)
‥‥ここで。
神をまともに倒した人は挙手を(笑)
‥‥ごめんなさいチェーンソー一発でした(^^;)
そして彼らは別世界への扉の前に。
「ここも結構いい所になったんじゃない?」
「言えてる。悪い奴全部やっつけたからな!」
ってこのやりとり好きですね〜。
軽いと言うか‥‥
確かにそうなんだけど‥‥でも‥‥その表現が‥‥(^^;)
結局、彼らは自分たちの世界に残ります。
展開としてはそれが普通ですよね。
‥‥でも、あの扉の向こうに何があったんだろ‥‥。
やっぱりGB初のRPGだけあって、容量には限度がありますねー。
でも、逆に範囲を限定する事によって分かりやすくなっていると思います。
‥‥昨今のRPGってややこしすぎ(^^;)
世界設定も話の流れも分からない事が多くて‥‥。
それに比べると単純で分かりやすい(笑)
「‥‥世界がこんな狭くていーのか?」と言う気もするんですが(笑)
後はキャラの言葉遣いが。
何か荒くれ者ぞろいですね〜。
女の子でも言葉遣い乱暴ですし(笑)
あの荒っぽさがまた世界観になっていて好きです。
1だけ見てると、あれがSa・Gaシリーズの特徴とまで思ってしまうほど。
今、どうなんでしょうねぇ‥‥。
おそらくもう生産中止されてるでしょうし。
探すなら中古屋‥‥ですかね。
(↑と最初書いたのですが、その後WS版が出ましたね。これ書いた頃はまだスクウェアのリメイクは今ほど盛んでなかったので‥‥)
でも結構古いゲームだから、今の感覚でやると色褪せちゃうかも‥‥。
その分、貧しい想像力を働かせて楽しんでます。私は。
最後に余談。
この全滅したときの曲、どこかで聞いたことありませんか?
非常に良く似た曲が‥‥。
この作品の完全(?)セリフ集をメモしてあります。
興味のある方、アップして欲しい方がもしいれば掲示板かメールでお知らせ下さい。
‥‥いつ頃出来るか保証は出来ませんが(爆)
一部分「このセリフが知りたい〜っ」と言うのもどうぞ♪
こっちはすぐお答えできると思いますので。
<評価について>
古い作品ですので思い入れ分評価が高くなってしまうのは仕方の無い事。
容量が少ない分、かなり限定的な作り方をする思い切りの良さ。でもモンスターとか結構工夫されてましたしね。
荒くれ者のPC達も好きだし、誰も届かなかった塔に挑む人々のドラマがさりげなく散りばめられていて個人的には好きです。
ただ、少々クセのある作品なので。16階の朱雀と、1階から登り直す時はリセットが無いとどうしようもないですし。WSではリセット出来なくなってそうで嫌だなぁ‥‥。
(2000/03以前)
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