ペルソナ2 罪

(アトラス/RPG/PS)


何で買ったかってそれはもちろんペルソナが好きだったから。
罪をやる前に雪の女王編をやるぞ〜とか言いながらクリアした雪の女王編。最初に出た頃にやりたいと思っていたのですがお金の無い学生時代、定価で買うのはさすがに‥‥ということでベスト版が出るのをしぶとく待ちましたね〜。

先にシステム的な話を少々。

攻略本のスタッフコメントにもありましたが、ペルソナはメガテンシリーズという事で、やっぱりメガテンの延長線上というイメージがユーザーにもあったらしく、それを払拭しようとしたところがあるようです。
今までメガテンの最大の特徴とも言うべき悪魔(もっともペルソナではカードですが)合体が無くなったのにはびっくりでした。
まぁ、その分楽になったといえば楽になったんですが。でも攻略本と首っ引きで合体に力を入れていたあの頃を思うとちょっぴり寂しいですねー。まぁ、どのみち後半か終盤にでもならないとそんな余裕も無いのでいいっちゃいいんですけどね。

さて、罪ですが。
実はまず主人公が嫌い‥‥とまでは行かなくても好きじゃなかったりします(^^;)
いや、第一印象が男女ならぬ女男‥‥。
でもOPはすごく綺麗でしたね♪舞耶姉さんと背中合わせで立っている達哉君のシーンがお気に入りだったりします。
いきなり冴子先生の進路指導。どっちで答えたかもう忘れましたが(^^;)

今回もキャラにニックネームがつく訳ですが。
ミッシェルは自称として、達哉はそのままだし、何でギンコと思ったらミッシェルが名付け親か‥‥(^^;)
そして何よりびっくりしたのはゆきのさんですよ!
1では「ゆきのさん」だったのに2ではいきなり「ユッキー」ですよ。何があったゆきのさん!(笑)

そしてマップ画面。マップに関しても大きく変わりましたね。
先に攻略本を見ていたのですが(本は中古で見つけたときに買っちゃうので‥‥)、1では完全な3Dマップで1ブロックごとのマス目のマップだったのですが、2のマップは線図のみ。
何でこんな不親切なんだろうと思いきや実際のゲームをやって納得。ゼノギアス系の360度回転マップですね。これまた初心者に親切なんだか物足りないんだか微妙なとこですが、メガテンシリーズとの区別化の一つなんですね、きっと。

とりあえず校舎内を歩き回る。
1のクセで回れる教室は全て回り、話せる人にはみんな話しかける。
セブンスの呪いって‥‥なんかしょっぱなから暗い話だなぁ‥‥。
そして何か人気らしいぞ反谷校長。いや本当に人気があるわけじゃないんですけど。

葛葉探偵事務所。
この時点でデビルサマナーはやっていないものの、ソウルハッカーズはクリア済み。
そして一応デビルサマナーも最初のダンジョンくらいはやっていたので所長の魂たるキョウジについても多少の知識はあります。

ここにたまきちゃんとただし君がいるわけですが、この二人の関係については1の裏ルート・雪の女王編をプレイして頂ければ分かります。
ここの感想記でも書いたような気がしますが、気になる方は頑張ってプレイしてみてください(笑)
レイ・レイホゥさんのスーツを着ているたまきちゃん‥‥レイさんどこに行ってしまったのだろう。

余談ですが、ペルソナ1でマークのTシャツにキョウジが描かれているんですが、製作者のコメントによれば、元々はデビルサマナーがあの世界ではアニメか何かになっている、というイメージだったとか。
それが2で本人(?)出て来ちゃって、どうなってるんでしょうねぇ(笑)まぁ世の中同じ顔の人は三人いるとは言いますけど

話を戻して。
攻略本で「噂を広める」とあるものの実際はどうなっているんだか。
実はこの作品、出てすぐにすごく惹かれた理由の一つにこの「噂システム」があるんですよ。今は亡きdigicubeチャンネルで何度か2罪の特集をやっていて、面白そう〜って思ってたんですよね。
で、ここでその噂システムの実践。
しかしお金があまりにもなく、最初の噂こそ只で流してもらえるものの、なかなか噂を流す余裕は最初は無かった‥‥。

そして最初のボス戦。
ハンニャ校長は死んだのかどうか、って‥‥やっぱ後味悪いのは何だし「生きている」。実は後々ちょっぴり後悔‥‥。

そして舞台はクラブ・ゾディアックへ。
ここは噂操作によりダンジョンを広くすることが出来ますが、やっぱいいアイテムが欲しいのでここは広いダンジョンへ挑みます。
そしてここでの最大の見せ場はやっぱりミッシェルでしょう〜。
かっこ良かったです〜(><)

一つは、カス校のヘッドは番長より強い、という噂のせいで杉本にどうしても勝てなくなったミッシェルのとった行動。
いともあっさりと「廃業だ!」とか言って番長の座を捨て、杉本浩樹が三科栄吉より強いって訳じゃない、と倒しちゃうんですから。
しかし廃業‥‥って元々番長って職業じゃないとは思うんですけどね(^^;)

そしてもう一つはハナジー。
かつては綺麗な人で、今は太ってしまった自分の事をミッシェルに知られたくない‥‥というハナジーこと華小路さんですが、彼女が今は太っている事をミッシェルは知らなかった訳です。そして、ハナジーがあの華小路さんと知ったときに、私は彼は「‥‥げ」というタイプだと思ってたんですよ(^^;)
そりゃミッシェルも驚きはしましたけど、でも酷い事は全然言わず、少し悲しそうに「どうして言ってくれなかったんだ」と。そして顔の怪我は大丈夫か、とか、彼女が出て行ってからも「大丈夫かな‥‥」と気遣っていたり。
すごく優しくて。

で、その後カス校に行ってみると、学校の連中にすごく慕われて頼られてるんですよね、彼って。でも、もう番長は廃業したんだからと断って。番長に頼るんじゃなくて、自分で出来るだけのことはやって、あがいてジタバタして‥‥とまでは言ったか覚えていませんが、とにかく出来る限りのことは全部やりつくして、それでも駄目なら自分に言え、一生徒として力を貸してやる、という彼の発言にもう惚れましたよ〜(><)
すごく兄貴肌で。番長やめてもそういう面倒見の良さは相変わらずなんですねv
こういうところをモデルにしてTRPGで番長キャラやりました(笑)

でもまぁ、結局そうは言っても自意識過剰のナルシー君なんですけどね。
でもこれは沖田の勝手な想像なんですが、ミッシェルのお父さんって典型的な江戸っ子じゃないですか。
そして彼自身も何だかんだ言ってその息子な訳で、そういう江戸っ子気質のところってあると思うんですよ。で、あのビジュアル系なメイクとかは「仮面(ペルソナ)」の部分なのかな‥‥なんて。NOVA風に言えばペルソナがカブキと言うか(NOVA分からない人すみません)。
でも彼のあのナルシーな所はどこから来たんでしょうね‥‥痩せた自分に酔っちゃったのか?
そうそう、あとどっかの教室で、「痩せたきゃ何も食べなきゃいいんだよ‥‥俺みたいにな」って言ってたんですが、ちょっと翳があるっぽい感じで気になります。

そして防空壕では出られないと言われたものの、舞耶の機転で脱出成功。
しかしゾディアックの「新ヘッドは番長より強いが杉本浩樹が三科栄吉より強いわけじゃない」というのもそうですが、噂が現実になるというせいかは知りませんが、何か妙に屁理屈っぽいと言うか言質を取ると言うか揚げ足取りが多い気がしますこの作品‥‥(^^;)

イベント順ではないですが、珠阯レTVではブラウンを発見。
最初に話をした時には、大人っぽくなったと言うか貫禄が出てきたと言うか余裕が出てきたな〜、と思ったんですが‥‥。
結局は相も変わらずの「オレ様」だし、くだらんダジャレ(もはや内容は覚えていない)をかまし「でひゃひゃ」とか笑ってるし‥‥。
そうだよ君は変わってないよ!(笑)

またまた余談ですが、ゆきのさんがブラウンのことを、「何かあったらこいつに相談するといいよ」と言っていましたが、ブラウン人の相談を受けられるまでに出世したか(何つー言い様)。
そしてゆきのさんか舞耶姐か忘れましたが、彼のことを「栄吉(くん)に似てる」と言っていましたが‥‥そうかなぁ‥‥。
私は、実はミッシェルってブラウンよりはむしろマークに似てると思ったんですよねー‥‥。あんまりお調子者、ってイメージ無くて。まぁバカと言えばバカなんですが、ブラウンって結構計算してバカやってるんですよね。本当はバカじゃないんだけどウケを狙いに行っちゃうと言うか。
それに対し、ミッシェルってバカなところは本当にバカなんだと思うんですよ、マークと一緒で(笑)
表面はナルシーなブラウン、中身は兄貴肌なマーク、というか(どういう意味だ)

あと脱線では港南区で会える、達哉の兄克哉さん。
密かに気になっていたのですが、こっちの言うことを全く取り合ってくれないばかりか、頭ごなしにお説教までされる始末。
そんなこっちが何もかも悪いみたいな言い方しなくたっていいじゃんか〜‥‥。
今後に期待したい‥‥ところですが何もありませんでしたね。最後まで。

ストーリーを進めて。
野外音楽堂まではサクサク話を進めます。
ここで気になったのはギンコちゃんのあさっち&みーぽに対する態度のきつさですね。舞耶姐の言っていた様に、ギガ・マッチョで何があった?みたいな。
結論から言うと、英語の歌詞に引っかかったらしいです。
ギンコちゃん、金髪碧眼の典型的な外人さんルックスですが英語は喋れないとか。広東語(でしたっけ?)は色々知っててよく使うのにね〜。

野外音楽堂で見付けた託宣につき、エリーに解読を求めます。
正直言うと2のエリーは‥‥ちょっと‥‥(^^;)
髪の色が変わったのは何でなんでしょうね?1では染めてたのを2でやめたのかな?それともグレーに染めたんでしょうか?
まぁそれは置いといて、こちらもブラウンと同じく相変わらず。色々な横文字を織り交ぜつつ、オカルト大好き人間として占星術に関する情報をくれます。そしてその情報の結果、二択を強いられますが情報は既に入っています。やっぱりここは全ダンジョンこなす方向でスマイル平坂に。

で、このスマイル平坂。
とりあえず一般客を避難させる為火災報知器を発動させます。タバコの煙を使って‥‥と言い出したのは誰なのか実はもう忘れましたが舞耶姉だったかな?
そしてここはとりあえず達哉君の一人行動からスタート。
大体この頃はもう初期ペルソナより他のものを使うようになるのですが、達哉一人だと回復手段がなく、アイテムに頼る羽目になります。でもお金が無かったのかアイテムが無かったのかは知りませんが、この時初期ペルソナ・ヴォルカヌスの潜在能力が発動していてディアを覚えていたので、すごく助かった記憶があります。消費SP安いですしね。ここで潜在能力発動してなかったら大変だっただろうな〜と思います。
ここではミッシェルを無視して進まないといけなかったのがちょっと辛かったですね〜。この作品って結構ちょこちょこキャラが抜けるので、達哉以外のキャラはどうしても後れを取るんですよね。でもミッシェルは何か抜ける事が多い気がする‥‥好きな人の被害妄想でしょうか(^^;)

今度はGOLD。
舞耶姉のルームメイト、うららさんもまたペルソナ使いとか。
それにしてもこの結婚詐欺師、○賀○二‥‥‥‥‥‥‥‥。

そして空の科学館。
嫌なんですよねー‥‥時間制限‥‥。
まぁ、時限イベントはセーブ出来ないので、どうやっても間に合わないタイミングでセーブしてしまった〜どうしようもない〜‥‥という事態は避けられるから最悪の場合、このイベントの最初からやり直せばいいんですけど‥‥。
落ち着かないんですよね、時間制限設けられると‥‥(−−;)
ここは何だかどう見てもたまきちゃんな人とどう見てもただし君な人が。何なんだ君達は‥‥。
また、子供達を逃がす時の台詞が各キャラ違ったのは覚えています。が、誰がどんな台詞を言ったのかは全く覚えてません。えぇそれはもう完全に忘れました(爆)
この辺の、舞耶の記憶とか、正直言ってこの時点では何の事だか分かりません。とりあえず若い男がキングであるような気はしますが、そして少年は達哉なんだろうなとは思うんですが、達哉大丈夫なのか?何なんだこれは?と思ってました‥‥。

そしてボス戦。
たまきちゃん‥‥弱いなー‥‥。ま、あのヒュプノスの反夢界で寝ちゃう程度(ペルソナ1雪の女王編参照)なんだからそんなもんかもしれないなー‥‥。
飛行船はー‥‥舞耶姉が運転したんでしたっけ(完全に忘れている)
そしていつの間にやら、この件のテロリストとして指名手配されている五人。とりあえずは噂には噂で対抗するべく、空の科学館で助けた子供達に噂をばら撒いてもらう事に。しかしこれって、子供達も立派な噂屋ですね
はてさて、ここからバラバラ行動になります。と言っても別に戦闘がある訳でなければレベルが遅れる事も無いのでいいんですけどね。ここでギンコちゃんがついて行きたいと言うのですがー‥‥達哉のお相手は舞耶なのかギンコなのか?正直どっちでもいいと言えばどっちでもいいんですけど‥‥(おい)

せっかくダンジョンの無い情報収集の場なので、とりあえず探偵事務所に行く前に出来る限りあちこち回る。
この作品って、結構ダンジョンクリアするごとに各地区の人達の情報とか、お店の中の人の情報とか、変わっているのでダンジョンクリアしては全地区回っていました。
何か、ペルソナって世界観と言うか、お店とかの人達や仲間との会話とか、そういう雰囲気が好きなんですよ。だから、出来るだけ堪能したくて、面倒だなーと思いながら毎回巡ってました。
この時は情報収集が目的という事で、出来るだけあちこち回るのは普通なんですが、本来すぐ次のダンジョンに移動する様な時でも全地区走り回ってました(笑)

で、探偵事務所で合流。
舞耶姉が戻ってくるまでの間にテレビをみれば何だかすごい事に。
オカルトな話がどんどん進み、イン・ラケチがどうのとかマイヤの託宣がどうのとか‥‥。この辺の話はよく分からないので(おい)もう固有名詞を覚えようともせずに流しながら進む事にします。
戻ってきた舞耶姉は絶対怪しいのですがここで誰も何も言わないのでこれまた先に進む事に。
10年前の過去のうんぬんと言うのも今のところは分からず何とも言えず。

アラヤ神社と言うと、まあ1のあれを思い出すのでそろそろ話も終わりに向かいつつあるのかしらとも思いつつ、これだけ支離滅裂な話になっていればもう終わりの方だろうという気もしつつ。と言うか、岩戸山ってアラヤの岩戸(1)ですよねぇ。アラヤの岩戸と言えばもう終盤、そろそろ種明かしもされてクライマックスへ‥‥と言う頃。
ここらでいよいよ、町中を荒らしまわっている(?)仮面党の正体、そして10年前に起きた事が明らかになります。
何か‥‥全体的に話が暗くて気が滅入る所はあるのですが、それより全員が実は知り合いって言うのはちょっと強引と言うか無理がある気が‥‥。人間ってそんな都合良く一部分だけの記憶を封じることって出来るんでしょうか?すごく怖い思いをして、自分を守るために封じるって言うのは聞いた事があるので、「お姉ちゃん」を殺してしまった(と思った)ショックで記憶を封印してしまった、というなら分かるのですが、これは「この事は忘れよう」ってみんなで決めて忘れたって感じじゃないですか。

あとは、今ひとつ気に食わないのが、達哉君が優等生すぎるところですね。
彼は喋らないので何を考えてるのかホントに分かりません。あの話の雰囲気からすると、彼はみんなの事も覚えていたって事なんでしょうか?3人で仮面を隠したって事は、レッドの仮面も達哉が隠したんじゃないんですよね?
‥‥まぁ、それだけ苦しんだ事について何も言わずにいる達哉は偉いと言えば偉いのかもしれませんけど‥‥。
そしてここでジョーカー=淳という事実が判明します。さあ淳を助けよう!という事に。

今まであった選択肢のうち、該当するものについて正しく選んでおくと、ここで新しい専用ペルソナが手に入ります。
ここでストーリーからやや脱線した話ですが、今回はある程度進むと主人公達の専用ペルソナが強化されたり、強い専用ペルソナが手に入ります。そして、やっぱり各キャラにすごくフィットしたペルソナなので使い勝手が良くて、ついついそれに頼っちゃうんですよ。
だからペルソナを作成する必要性ってあんまり無いんですよね。それが親切になったというか物足りなくなったというか。
1の頃、初期ペルソナで最後まで言ったとか言う話が案外あるそうなのでその対応策なんでしょうかね。
でもよく初期ペルソナで最後までクリア出来るよな‥‥。

蝸牛山。
自慢じゃないですが、ゴメンナサイこれ読めたのは罰に突入してからでした(核爆)
ここは迂回路を通り、頑張ってメッセージに従い進みました。攻略本に解答は載ってるけど、これくらいは自力で。
そして更にカラコル突入。連続戦闘になるので嫌だなー辛いなーなんて思ってしまったり‥‥。
ここで藤井カメラマンの死亡イベントが発生し、泣き崩れるゆきのさんを強引に連れて行きます。この辺も、何か優等生達哉君な気がするー‥‥何を考えているのかは分からないのに、選択肢で発言はあるから、すごくありきたりな意味にしか取れないんですよ。想像力が足りないと言われればそうなのかもしれないんですけどねー‥‥。

と、いう事でレイディ・スコルピオンこと杏奈との戦闘にはならず、彼女を助けることに。そして、ゆきのさんと杏奈を残して一行は奥へ進みます。
奥の間では、淳の思い出が再生されます。どうやら、淳の中ではいつの間にか達哉が舞耶を殺したという事になっているもよう。‥‥いくら自分が死なせたのが辛いからと言ってそういう変え方は迷惑だぞ、さすがに‥‥。
そして、噂を現実化しているのはジョーカーではなく、じゃあ誰なんだと思いつつも、淳を助けるために一向は更に更に奥へと進みます。
自らの矛盾に悩む淳。そしてジョーカーとの戦闘。
正直言って、かなり手を焼かされたジョーカー。今まで散々振り回され、おまけに散々苦労させられた挙句に最後またまたまた戦わされ、こんなんやられたらいい加減嫌いになるぞコノヤロー(←チョッパー(ONE PIECE)風)

と、思ったのですが、いざ仲間になってみるとそうでもなかったです。
何でだろう‥‥いい子だからか?結局あまり好きにもなりませんでしたけど‥‥。
ちなみに淳。
仲間になるのは終わりの方なので既に強いと攻略本にはあったのですが、素早さ重視でやって来た一行。ギンコは言うまでもなく、舞耶もギンコちゃん程ではないけどAGIが上がりやすい。そして達哉は自由に割り振れるためこれまた素早さ重視。最後にトロいミッシェルですが、これはアジリティソースを装備させた上にレベルアップ時にAGI上がるペルソナを付けてあげてたので(愛ゆえ)、淳が遅い遅い。なかなか出番が回ってこないからなかなかペルソナがランクアップしない。でもヘルメスとかは専用ペルソナだから他のキャラにつける訳にも行かないし‥‥。
と、いう事で最後までイマイチ君な淳君となるのでした。

仮面党がラスト・バタリオンと戦ってたりして‥‥でも今まで散々手こずらせてくれた(?)仮面党、今残っているのは一般党員のみという事でラスト・バタリオンに勝てません。役に立たないなー‥‥。
そしてそれぞれのシャドウと戦うべく(って訳じゃないんでしょうが)4つの神殿巡りへ。実は攻略本を見ながらこれを書いているのですが、4つの神殿はもっと前の話だと思ってました‥‥。

しかし。
神殿の事はよく覚えているものの、各神殿でのイベントは全く記憶にありません(爆)
雅さんが仮面党員にうんぬんとかいうシャドウ栄吉の話も、今攻略本を見るまで忘れたと言うより見ても思い出しませんでした‥‥。
淳に対する選択肢はありましたが、「憎んでいない」か「自分も同じ事をしたかもしれない」はどっちにしたか覚えていません。無難な答えが好きな沖田としては前者ですが、確か後者にした気がする‥‥何でだろう‥‥。

さてさて、事態はどんどん悪い方向へ向かい、とうとうイン・ラケチの予言通りにシバルバーが浮上してしまいます。
それでもこの状態を何とか打開しようと、シバルバー突入を計る一行。
ここで七姉妹学園に戻ると、何とあのハンニャ校長が英雄となって生徒達を助けているではないですか!いや、最初の選択肢の時点でそれは知っていたんですが、ここで死んじゃうのも後味悪いし、後で英雄となって助けに来てくれるなんていいかも〜と生きている噂をばら撒いてしまったのですが、校長が死んでいたらここでは前作のキャラ達が来てくれていた事が判明!
‥‥‥‥校長殺しておけばよかった‥‥‥‥(何て事を)
‥‥まぁ、エリーとマキちゃんは別にいいんですけど‥‥七姉妹学園にいない場合でも街中にはいるからいいと言えばいいんですけど‥‥。

そしてとうとうシバルバーへ。
ラストダンジョンが長いとか、ラスボスとの連戦だとかは聞いていたのですが、途中で引き返せるポイントが二箇所くらいあるんですよね。しかも戻ったら最初からやり直し、ではなく途中から攻略できるので、正直言ってかなり楽。おまけに2になったらセーブ自由なんだからもう楽勝。途中はサクサク進んでました。
という話をこの間したらマニアだ‥‥と呆れられました(^^;)いや、だって1はきつかったし‥‥。
しかしこの中で「考えている事が現実になる」というのも何が現実になって何が現実にならないんだか良く分からず。
この中でもいくつか選択肢がありましたが、基本的には達哉×舞耶の方向で選択肢を選ぶ。なので、ギンコちゃん相手の選択肢は「友達としてなら」。
‥‥どこまでもいい子の達哉君なのでありました。

さて、そろそろ最深部というところで、都合よく学校へのワープ装置出現。
さぁこれで帰れる‥‥と言えばそうなんですが、それよりも向かう先は廃工場!
南条君と城戸に会いに行くぜ!!(←本筋を進めるよりも気合が入っている)
確か、結構面倒な手順を踏まなければいけませんが、そんな事はどうでもいいのです。南条君に会うためなら!(城戸はオマケかい)
噂さえ流しておけば、確か南条君の方は比較的楽なところにいます。でもちょこっっと話をするとすぐ用事があるだか何だかでいなくなってしまいます。空しい‥‥‥‥会えただけいいですけどねー‥‥神取がいるという噂を追って来たらしいです。そして伝説の日本刀をもらいます。
そしてお次は城戸玲司。こっちの方が内容としては面白いです。これまた相変わらず「死ぬぜ‥‥?」とか言うんですが、「お前が神取か」と聞くと怒り出します。でもその怒り方が何かギャグっぽい(笑)そして「俺だって気にしてるのによー‥‥」みたいな事を言うんですが、だったら昔みたいに髪伸ばしてればいいのにねぇ。まぁ‥‥あの格好じゃセールスマンは無理でしょうけどね〜‥‥。

と、ここで二人に会う事によって、伝説の武器が2つほど手に入ります。
どれにしても、あまり無理な条件は無いので一通り揃えてみました。一応、伝説の花のみ複数パターンがありますが、ここはタダで手に入れるため(笑)と、せっかく前作キャラがらみのイベントを見られると言うことでマキちゃんの所へ行きます。
そうそう、マキちゃんというと、2の彼女って‥‥どう見ても1の「理想」の彼女ですよね〜。1のEDの彼女は、既に理想の彼女っぽかった気がするので、私は理想のマキちゃんと、本物の彼女は同じ記憶を共有しているかと思ったのですが。まぁいいや、とにかく元気で能天気なマキちゃんでした。
またまた更に脇道に逸れますが、時間城の店主は何を考えて彼女にこの花をプレゼントしたんでしょうか。
やっぱりセベク・スキャンダルの件で彼女に着目はしていたという事でしょうかね。

もうこの際、脱線ついでにストーリーの本筋で触れなかったところをズラッと書いちゃいましょう。

えーと、今回で新しかったことと言えば、あとは懸賞。
最初のうちはお金が無いからなかなか出来ませんが、ある程度先に進んでいくとお金に余裕が出来、バンバン雑誌を買う事が出来ます。そこでばら撒く噂によって、懸賞品の内容が違ってくるためしばらく考えましたが、結局「当たる確率は低いが良いものが当たるらしい」を選択。
初っ端からスーパーノヴァが当たり、命中率は低いものの最強クラスの攻撃力を誇るこの武器、伝説のギターケースが手に入るまでずっとミッシェルはこれでした。あと愛用したのは陣の背水。蘇生アイテムは結構貴重なんですよ〜‥‥いやもう終盤になると反魂香ですけどね。瀕死大変仲間を助ける血返しの珠と反魂香〜♪

カジノ。
何か‥‥スロットやってひたすらコインを稼いだのは覚えていますが、何でそんなひっちゃきいになってたんだろう‥‥(^^;)
回復系のカードが欲しかったのかなー‥‥。そういえばメディアカードは欲しかった気がするけどー‥‥でもたかだ2500枚にそんなにムキにならなくたっていいよなー‥‥。色々と装備を揃えたりした記憶があります。ラスボスに勝てなくて最強装備揃えたかったのかなぁ‥‥。

駆け込みで色々遊びまわったものの、適度に諦めてラスボス戦へ。
しかしこのラスボス、何でか妙に強い!
最近どうもどの作品でもラスボスに苦戦してる気がするー‥‥(−−;)
もう全然勝てなくて嫌になり、よっぽど攻略本にあった、ラスボスを一発で倒す合体技でも使おうかと思いましたが、LV94なんて上がらないし(泣)実はそもそもどれがその技なのかも分からないし‥‥(攻略本をパラパラ見る)ハルマゲドンかなー‥‥でもそれって達哉LV94にしても、もう一人LV91が必要だよなー‥‥。

よっぽどうっちゃろうかと思いましたが、もうこれで最後のトライと思った時にかろうじてようやくクリア。
もう二度とやらないぞと思いつつ(大体いつもそうだろう)EDへ。
まぁこの作品、EDはかなり不評なのを聞いていたし、多少情報が入っていてしまったので、あらかた予想はついたんですが‥‥。
それにしてもあの終わり方はどうなんだろうか。みんな頑張って戦ってるのに、どんどん予言が成就されていき、止めよう止めようとしてるのに止められなくて、もう淳が味方になった時点で誰が糸を引いているのかももう分からない状態で、これで最後まで予言が成就しちゃったら今までの戦いは何だったんだと思うのですが。
本当にその通りになりましたね。
現実では、まあ頑張ったことが無駄になったり、どうしようもない事ってよくありますが、物語‥‥とくにゲーム、しかもRPGでそれをやったら、製作者は何をしたかったんだろう、と思います。その過程を描くのも一つではありますけど‥‥。
でも、例えばドラクエとかで、「勇者様、世界をお救い下さい」と言われ旅に出て様々な苦難を乗り越え最後まで来たけれど結局世界は救えませんでした、じゃあ「何なんだよこのゲーム!」って‥‥なりません?
ペルソナの1が、そんなに何もかも都合よく終わっていいのかぐらいの作品だっただけにあの終わり方はどうかと思います。いや、2でメガテン路線に戻った‥‥というのであれば納得しちゃうんですけどね(笑)メガテンはそういう作品だと思うので(一つもクリアしたことないけど)

そして更に、リセットと言うのはある意味夢オチなみに「どうにかしてくれ」ED‥‥。
上の段落で散々書きましたが、それこそリセットなんかしたら何だったんだこの戦い!
南条君と城戸とトロに会っただけかいこの作品!(笑)

そして正直、最後でフィレモンは殴りたかったです。何でそこで礼を言わねばならんのだ。お前のせいとは言わないまでも何の役にも立ってないだろうがおいっ!そして、自分は何もしていない、君達の強さが云々といいながら、さも礼を言われて当然かの様だぞフィレモン。

しかし、散々文句を言っていますが、実はこのEDそこまで嫌いではありません。
一番最後に、みんなが信号のところでバラバラに会いますよね。
誰一人知り合いではないんだけど、あの5人(ゆきのさんもいた気がする)が同じ時に同じ場所で会って‥‥あの達哉と舞耶の雰囲気はすごい運命めいたものを感じますし。
10年前の出会いはリセットされたけれど、これからまた新たな出会いが始まる‥‥そんな気がしたんですよ。
もう1度やり直せる‥‥というか。
まあ、そう思えばこのEDもそれはそれで納得できるかな、って。いや「それはそれで」程度ですけど。あくまで。

1のキャラが出てきたり出てこなかったりですが、素朴な疑問。

マークやアヤセはどこに行ったんでしょうね?
EDにあったようにマークはアメリカか?アヤセはED見てないから分からないんですけど‥‥1のEDってみんな輝かしい成功を収めたのかと思いきや、アヤセと城戸はそうでもないらしいという話を聞いたことがあるのですがどうなんでしょう?
そして1キャラのその後と言う意味では、何か南条君だって武者修行(?)でサラリーマン生活を‥‥とあったので、大学行かなかったのかおいっ、と思ったのですがあれは大学に行った後の話って事なんでしょうね。よかったよかった、彼程の学力重視人間が何で大学に行かないんだと思っていたので。

あとはマキちゃん。
彼女は美大に行ったと思ったのですが‥‥心理学部??

ブラウンとエリーは大体1のED通りでしたね。
この二人に関しては特に言うことも無く。ブラウンは1で自分を乗り越えた(‥‥と思ってるんですが)し、エリーに関しては1でもエピソードは多少ありましたが、彼女は次作でまた出番ありますし。

‥‥誰か忘れてないよな?な?
あとメインどこじゃないですがトロは大躍進でしたね〜。
城戸に勝ってるぞ!(笑)

‥‥といったところですが、どうでしょうね?
罪の時点ではやっぱりこの作品はちょっと‥‥とは思いました。
ベスト版で買ったので2800円の価値はあると思いますが、その程度かなー‥‥といったところです。
でもその後「2罰」が出たので、これは罰をやってから感想を書いた方がいいなー‥‥と思ったのですが、そうすると今度は記憶が無くなる事が分かりました(爆)
早々と書いておけばよかったですね〜(^^;)
罰をやった上で罪をやると色々感じるところもあると思いますが、今回はあまりそういう視点で考えずに書きました。
一応、罰の内容を踏まえた上で書いてはいますが、ここで罰話書いたらモロにネタバレですし。前の作品のネタバレはしますが後ろの作品はちょっと‥‥(^^;)罰をやった上での罪話はまたいずれ。

 

<評価について>

1が好きだっただけに2罪はちょっと‥‥。今一つキャラは好きになれなかったし、噂システムは興味深かったですが、ゲームになるとどうしても機械的になっちゃうし‥‥。
それなりには面白かったのですがちょっと戦闘が辛かったり、やっぱり話(特にED)が好きになれなかったのでこんなところ。
そんな訳でオススメ度も決して高くはないです。

 

(2003/03/21UP)


部屋の入口に戻る