沖田彩の私的ゲーム観


私が一つのゲームを評価するとき、ゲームというのは2種類に分類されます。

一つ目は、キャラ・ストーリー重視型のもの。

いわゆる、ごく一般的なRPGです。

まるで本でも読んでいるかのようにドラマチック(死語)な話が次々に展開されていきます。 プレイヤーその壮大なストーリー展開に引き込まれる訳です。

この類は1回プレイしてみて、いい話だと思ったり、キャラやストーリーにはまり込むこともありますが、そのストーリーを追うためにもう1回やり直す気がしない事が多々あります。

それでももう一回やりたい、と思うこともありますが、
それはその話が余程魅力的か、ゲームそのものがそれほど辛くないか。
はたまた、ゲームとしても面白いか、のどれかの時です。
(そして3番目に該当するものは非常に稀)

後者はストーリーよりも、ゲームそのものが面白い、と思えるもの。
例えば「シムシティー」。
このゲームの目的は「立派な町長」になることですが、その中にはプレイヤーが想像もしないようなストーリー含まれてはいません。
(想像もしないような災害に見舞われることはあるでしょうが‥‥)

あと、「ぷよぷよ」なども、ストーリーはあっても、ゲームのメインはそこにはありません。
あのゲームの目的は、ぷよぷよ対決にあるわけです。

中には、最近はあまり見ませんが、初代のテトリスのように、ストーリーそのものが存在しないものもあります。
本来の「ゲーム」はこれに該当するでしょう。

このHPで触れるものの大多数は前者の予定です。(予定は未定ですが‥‥)

あと、これはゲームそのものについて、というわけではないんですが。
ゲームの主人公って、無口なのが多いですよね。
個人的に、あれは好きになれません。
こう書くと語弊があるのですが、主人公が喋らないこと自体については不満はありません。
ゲームの趣旨の問題です。

「主人公は君だ!」というタイプのゲームならそれでいいと思います。
名前も自分で付けるし、性格についても特に設定されていません。
いわゆる「なりきり型」。 (と言っても実際主人公になりきるのは無理と言えば無理な気はするんですが(^^;))
これは分かるんです。
主人公のセリフが選択肢になっているのが多いですよね。
ちなみにどうでもいい話ですが、主人公のキャラが「喋ってる」んだと思います。セリフを決めるのはプレイヤーでも、そのセリフはゲーム上では主人公が喋ってますから。

でも、主人公に名前も付いていて、細かい設定まで色々とされているのに喋らないキャラというのは‥‥。
たとえ最初の設定から名前を変えることが出来ても、元の名前は頭に残っちゃうんですよね。
そして、説明書などにある性格の説明や、ゲーム中における行動を見ていたら、どう考えても「なりきる」のは無理なゲーム。
それで喋らないと、違和感にしかならないような気が。
特に周りがよく喋って、かつ主人公も勝手に行動されると、「‥‥この主人公、喋れないんかい」と。(このキャラは口がきけない設定なのか、と勘違いをしそうになった作品もあります)

全く喋らないなら色々設定を作らないでほしいし、設定作るんならアニメやマンガみたいに主人公も喋らせてほしい。
と、いうのが私の考えです。
あまり普通は気にしないんでしょうか‥‥?
私が変なだけ‥‥?(^^;)

 


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