フラジール〜さよなら月の廃墟〜

(バンダイナムコ/アクション?RPG/Wii)


私にしては珍しく、シリーズものでもなく製作会社等を知っている訳でも無いのに発売前に予約した作品です。
この作品を最初に知ったのは「廃墟探索RPG」なるものが出るという話。
廃墟にどことなく惹かれるけれど自ら探索に行く勇気のない(笑)臆病者としてはやってみたいところ。

で、最初に興味を持ったまま放置していたのですが、Windows Vistaのガジェット(サイドバーに置いておけるカレンダーやニュース等の機能)で気になる作品やジャンルを登録しておくと情報が表示されるというものがあったのですが、それでこの作品の名前を見まして。
そういえば前に廃墟探索RPGって見たなと思いつつ、いつの間にやら公式サイトが出来ていたので覗いてみたら‥‥トップページの雰囲気と公式サイトで流れる音楽に惹き込まれて予約しました。
だってAmazon発売日前に予約すると2割引なんだもん‥‥。

と、いうことで発売日が待ち遠しかった珍しいソフトなので、受け取ったその日に電源オン。

えっと‥‥文字が潰れて読めないんですけど。

どうやら画面調整をしろということらしいのですが、何をどうやってどう画面調整をすればいいのか分かりません。
今後出てくる字がみんなこんな感じで潰れていたら本文全く読めないし、これじゃゲームやってもさっぱり分からないんじゃ?
パソコンでスペックが合わなくて「このゲームできないかも‥‥」という事態には時々陥りますが、まさかコンシューマーでそんな心配をするとは‥‥_| ̄|○

そして操作法が分からず調整する間もなく何やら話が始まってしまいました。
画面調整しようとHOMEキーを押しても言うこと聞かないし‥‥。
でもとりあえず本編の字は普通に読めそうです。
どうも、どこかのおじいさんと二人暮らしだったようです。
そのおじいさんが亡くなって、埋葬して‥‥というところからゲームスタート。

‥‥真っ暗で何も見えないんですけど。

とりあえず月明かりだけでも‥‥ということでうろうろ。
ハンドルらしき物を回して天窓を開けたけどやっぱり暗いですね。
出口らしきところから出ようとすると「この先は暗すぎて光がないと」と言われ。
そんなこと言われても‥‥。
何か上の方にキラキラしたものが見えるような気がするけど、あんなところどうやって行けと‥‥。
ネコの声は聞こえるけど歩き回っても見付かりません。

ここで迷うこと1時間。

一通りの操作法を覚えないと外に出られないドラクエ1方式か?と散々悩みましたが、1時間ほど格闘した後に数年ぶりにテレビ画面の明るさを調整。

まあ何て見やすいのかしら♪

早い話が画面が暗すぎて見えなかったってだけなんですね(^^;)
後で画面調整の画面を改めて開いてみたら、「この右側のバーの色が5段階以上に分かれて表示されるようテレビの明るさを調整して下さい」とのことでした。

懐中電灯を手に入れ、外に出られるようになります。
隣の書庫も色々と見てみましたが、あまりめぼしい物はなく。
ここでネコを発見し、さっき聞こえていたネコの声は壁の向こうだったのか‥‥そりゃ見付からない訳だ。
もう少し先に進んだらいきなり戦闘が始まり、訳の分からないまま戦っていたら終わりました。
そしておじいさんからの手紙を見付けます。

さて、東京タワーを目指すのは分かった。
しかしいきなり外に出てしまい、ここからどうすればいいのかさっぱり分からないんですが、とりあえず地図にコの字型のものが見えるのでそこを目指してみたらいきなりムービーになってしまいました。
PVで見たレンの登場シーンです。
セトに驚いて落っこちたレンに触ってみるセト。
今まで会った人間は皆すり抜けてしまった、でも彼女は違ったと。
その後セトのモノローグが入るのですが、一人称が「私」になっていて‥‥しかも「彼女と一緒にいたのはほんのひととき」みたいなことを言っていたんですけど‥‥これは大人になったセトが過去を顧みてのモノローグということでしょうか。
そしてこの言い方からすると、レンとはそんなに長くいられなかったということでしょうか。
色々と気になります。

さて、この辺りでOPアニメが流れ、勝手に地下鉄に降りています。
上のエリア全然探索してないんですけど〜。
FF10みたいに、一つ終わったら次のダンジョン‥‥と強制的に移動させられるタイプなのかな?
それはそれでいいんですが。

地下鉄に降りたら今度はどこからともなく声がします。
声の出所を探せ!というのでWiiリモコン片手にうろうろ。
機能停止しそうなパーソナルフレーム、通称PFを発見します。
メカの筈なのに、妙なところで人間くさいです(笑)
その辺で木の棒を見付けますが、もっとちゃんとした武器を探せと言われます。
しかし最終盤、この木の棒で戦っていたのは私です(爆)
「とりあえず右に進んで下さい。分かりますか?お箸を持つ方ですよ」とPF。お箸って。
そして「ぼくお箸左手で持つよ」とセト(笑)
PFが困っていると「大丈夫だよ。右‥‥ね」と言うセトがまた可愛いv
とりあえずトイレの中で竹刀を発見したのですが、やっぱり廃墟のトイレって怖い‥‥。
何か出てきたらどうしようかと思いますよ(^^;)
でも公式サイトの画面でいいなと思った通り、ダンジョン(?)の作りは細かいです。
意味のないところも色々と見てしまいます。説明書にあるクロスワードパズルの答えを探すという目的もあるんですけど(笑)

ここ初めての戦闘ですが、戦闘はかなり緩いです。セーブポイントの焚き火も結構近い距離にありますしね。まあ序盤からきつかったらやる気無くしますが。

焚き火と言えば、焚き火をやる度にセトが何か呟きます(無言のこともありますが)。
「最近、独り言増えたかな‥‥」なんて呟くのがまた可愛い(><)
かなり最初の方にこの台詞を見たので、多いのかなぁと思っていたら、その後悉く何かしら呟くので、確かにこれは多いわと思った次第(笑)

ちなみに竹刀の説明を見ると「折れることもあるので気を付けて」とあるので、折れそうです。
折れたらどうするの?と思ったのですが、アイテム屋で売られているからきっと折れたら買い足すんでしょうね‥‥。

とりあえず来た道が塞がれてしまったらしく、外に出る道を探そうということに。
ホームに着いて暫し迷い、電車の中を歩けばいいことに気付く。
戦闘は1回だけあったものの、ボス戦もなく地上に出られてしまいました。
この朝焼けが本当に綺麗。
本当に素直に鳥肌が立ちました。
鳥肌が立つのって元々は悪寒がする時とかに使う言葉ですが、感動した時とかにも鳥肌が立つような感覚ってありますよね。

さて、折角外に出ることが出来たのですが、セトは「銀色の髪の女の子」(セトが名前を知るのは最後なのですが、面倒なのでこの後はレンと書きます)を探そうとします。
商店街にいるかもしれない、というPFの言葉に従い、とりあえず商店街へ。
これで駅は終了。
ところで公式サイトの壁紙で地上の駅の絵をダウンロードできるんですが、これがどこのシーンで出ていたのか結局分からずじまいでした‥‥。

しかしセトは生まれてこの方、外に出たことがないんでしょうか?
おじいさんを埋葬したって事は観測室から外に出たことはないってことはないんでしょうけど、でもそれなら外に出たら色々探索してみようとか思わなかったんだろうか。
そして、それだけ閉鎖的な状況で育っていたのに、割と常識のある子に育っているのがちょっと不思議です。
ちょっと年の割に幼い気はしますけどね(^^;)地図の書き込みも平仮名とカタカナばかりだし、書き込んでいる言葉を見ると小学生レベル(^^;)
地図の話が出たところでちょっと脱線しますが、このゲーム、オートマッピングはあるんですよ。
でも3Dダンジョンゲームなんかのオートマッピングと違って、手書きなんですよね〜(^^;)
分かりにくいったらありません。まあそれも味があると言えばそうなんですけど(笑)

話を戻して。

商店街は結構敵がいますね。
ポスターとか各お店とが色々楽しみながら探索していましたが、結構敵が出てくるから落ち着いて周り見ていられないんですよね(^^;)
ビクビクしながら探索する羽目に‥‥まあそれもバーチャルリアリティっぽくていいと言えばいいですが。
このドキドキ感も悪くないというか(笑)
この商店街、結構色々歩きましたが話としてはあまり無いので次に行きます。

結局ここではレンを見付けられませんでした。
落ち込むPFに「すごく助かったよ」とセト。なんていい子なんだ。
しかしこの辺でバッテリーが不足しています、とPF。
どうもセトはバッテリーという概念が分からないらしく「どういうこと?どうすればいいの?」と聞くけど、PFは「バッテリーが不足しています」の一点張り。
別にバッテリーが不足してるだけなら充電すればいいじゃんと思うのですが、セトの反応からすると充電ってことも分からないんでしょうね。
懐中電灯もバッテリー(電池)で動いてるんですけど‥‥まあゲームシステム上、懐中電灯のバッテリーが切れると困るのでそこには目を瞑ります。でもおかしいよな‥‥。
そして公式サイトではもっと先のダンジョン(?)でもセトはPF背負っているのですが、これは単に開発中の画面とかで、実際のゲームでは有り得ないんでしょうね。

でも狙っているのは分かっているんですけど、でも泣けるんですよねー‥‥このシーン。
そしてここでまたセトのモノローグが。
えっと‥‥セト、スコップ持ってるっぽいんですけど?

ていうか、PF埋めてるっぽいんですけど?

いやーーやめてーーーー‥‥君は埋葬しているつもりなんだろうけど、むしろトドメ刺してるよ!
精密機械なのに土に埋めたら土とか塵とか入っちゃうから!
‥‥ところでこのスコップどこから持ってきたんでしょうね。あれ武器に出来ないのかな(笑)
いずれにしてもPFとはここでお別れのようです。短い‥‥。

さて、次の舞台は遊園地。

ここではクロウという少年に会います。
で、会った早々ロケットを奪われます。
勝手に質問してきて、そのくせ人の答えも聞かないクソガキです(^^;)
このクソガキ君からロケットを取り戻すために遊園地内を走り回ることになります。

しかしセト、何度目かにクロウを捕まえた時「ロケット返して」としがみついていましたが、触れたという理由だけでレンのことは必死に追い掛けているのに、クロウに触れることには何の感傷もないんですね。
まあ大事なロケット取られたんだからそれどころじゃないか。

散々探し回って捕まえては逃げられ‥‥を繰り返しているうちにジェットコースターへ。
レールの上を走り「ここまでおいて」と言われる始末。
落っこちちゃうかもなーと言われましたが、ここは追い掛けるしかないでしょう。
あの細いレールの上を歩くのか‥‥あれ本当に落っこちたりしないよね?落ちたら大変だよね?
と思いつつレールの上を走る。

‥‥落ちた。

やっぱり落ちるのかよ!
めんどくさー‥‥まあ敵がいないから慎重に行けばいいか。

‥‥‥‥鳥、襲ってくるんですが。

うをーーーこんな狭いところで襲ってくんなーー(><)
一応、横に避難用の細い道みたいなものがある場所もあるんですが。
現実にはあれレールにずっと付いてないといけなさそうな気もするんですが‥‥まあゲームだし、老朽化して壊れてるかもしれないしね。
しかし、これまたゲームだからではあるんですが、その避難用と思われる場所で焚き火なんかしていいんですかね(^^;)

ここでようやっと飛び道具を入手。
しかし手に入れた当初は射程距離が分からず(実は結構長いと後で知った)、飛び込んできたところを狙い撃ちにしようとしたのですが、飛び道具は連続攻撃が出来ないので飛び込まれたところで外すとまず攻撃をくらいます。
で、ここはジェットコースターのレールの上です。
すなわち。

攻撃を受けてよろける→落下。

このコンボに何度悩まされたことか。
ゼノギアスのバベルタワーで落ちることが得意だった私に何させますか←威張るな
で、上にも書いたように、ほとんどジェットコースターを渡り終えた頃に、結構距離があっても攻撃が当たることが分かったのですが今更遅いよ‥‥。

さて、クロウにはまた逃げられ、またまた追い掛けて観覧車の辺りへ。
「まずはこいつを倒してみな」とボスをけしかけられました。
フラジール初のボス戦です。
でも弱かった‥‥回復アイテム1個も使わなかったし。
しかしこのボス、ゲーム開始直後の部屋で会ったボスと同じように見えるんですが、何でクロウこんなの使役できるんだろう。

さてさてボスも倒し、漸くクロウを追い詰めます。
観覧車登らないといけないのか‥‥また落ちる‥‥と思ったらムービーイベントで登ってくれました(笑)
「ここまで来てみろ〜足滑らせるなよ〜」とか言いながらクロウ、自分が足を滑らせます。
あの位置関係でセトがロケットをキャッチできるのが不思議ですが、まあそれはそれ。
落ちているクロウに駆け寄り声を掛けるセトですが、反応が全く無く泣き出してしまいます。
散々意地悪してきた相手に本気で涙できるんだから‥‥いや、数少ない人間の死に心を傷めるのは分かるけど‥‥どこまで純粋なんだこの子は(TT)

で、まあピンピンしてましたけど。

漸くオレの負けだと折れてくれます。
まあロケットはもう取り返したから別に折れてくれなくてもいいんですけど(笑)
そしてこの手のキャラって、一旦心を開くといい奴になったりするんですが、この子もそれに漏れないようで。
すっかりセトと友達感覚のようです。
最初クソガキーとか言いながら殺意すら覚えていたのに、今やすっかり可愛く思えています(笑)
クロウは記憶が無いらしく、自分の記憶を取り戻すために唯一持っている写真の場所を探しているらしいです。
で、レンについては、分からないけどホテルに女の子がいるらしいと教えてくれます。
そして友達は大切な物を交換するんだ、でもオレはお前に色々意地悪をしちゃったからな、と言って自分の指輪をくれます。

っで‥‥セトが指輪を受け取った後のクロウの行為はワケ分からないんですけど。

いきなりキスしてきましたよこの子は。
どこの腐女子を喜ばせる展開ですか。
全年齢対象のゲームだし、こんなところでそんなシーンを入れる必要性がどこにあるんだか‥‥。
もしかしてクロウ実は女の子なの?とか本気で考えましたよ(^^;)
こんなエピソード入れるから、ますます「クロウ好きは腐女子」とか一部で言われるんだ‥‥。
友達はキスするものだと本で読んだらしいんですが。

‥‥君の読んだ本、間違ってると思うよ。何か。

でも、キスには困っていたセトも「友達」には嬉しそうでした(^^)
初めての友達だもんね。

で、ここでまたモノローグが入ります。
何かこのモノローグのセト‥‥何か、暗くなっているというか沈んでいるというか‥‥今の明るくてよい子のセトとは違う気がします。
この時のセトは独りで、希望もないんじゃないかという感じで。
そしてクロウのことを「君の秘密は誰にも話していない。そして一生話すことはない」みたいに言ってるんですけど‥‥秘密ってなんだろう。
公式サイトの研究所のところで「隠された秘密云々」というのがあったので、これのことかな‥‥まだ何かあるのかな‥‥。
もうクロウは可哀想な目に遭わせないで欲しい‥‥この後二度と出て来なくてもいいから、一人ぐらい明るい分かれ方させてくれ‥‥。

で、次のミッションは「ホテルへの道を見付けろ」とのこと。
えぇそれぐらい教えてよクロウ!
それぐらい聞いておいてよセト!
まあすぐ扉見付かりましたけど。
そして暫く歩いていくと明るくなったのですが、ストーリー的には夜が明けたってところかな?
まあここから遊園地まで戻るとやっぱり夜なんですけど。

お次は倉都山観光ホテルです。
ここは部屋に入る度に戦闘があるので油断できません。
この頃使っていた鉄パイプがあっさり壊れ、この辺は金の入りも悪いのでちょっと焦りつつ進みます。
ここでサイという幽体の女の子が登場します。
そして彼女はサイのロケットに注目します。
どうやら、サイはセトの「おじいさん」のことを知っているようです。
でも結局最後までどういう関係なのか分かりませんでしたけど。

更に先に進むと別の女の子の幽体を発見。
セトのことを信用できないと言い、「星を持ってきて」と言います。

‥‥星?

星って空の星ですか?メテオストライク?(そんなわけないだろう)
そしたら商店街の倉庫にあるクリスマスツリーの星を持ってこいと。
この星探しの途中で「不思議なライト」を手に入れます。
この不思議なライトで壁を照らすと、「きらきら綺麗、これは私の物」みたいなメッセージが。
ツリーの星を誰かが持っていったようです。
そんな感じでメッセージを追い掛けていくと、「誰か追い掛けてくる、助けて」みたいなメッセージが出てくるんですが‥‥えぇセト悪者ですか!
別に何かしようとは思ってないんですけど。星を返して欲しいだけなんだ。←何となくセト風

で、星を追い掛けていたらダメージの与え方の分からない苦手な敵が‥‥。
このゲーム、ただ殴っても倒せない敵が結構いるんですよね。
いつもは攻略情報を持っているんですが、自力攻略を決めた今回は結構苦労しました。
ここの敵は、しゃがんでいる時に背中が光るのでその光る背中を殴るという。
それに気付いたのはもっと後で、この時点では「しゃがんでいる時に殴ればいい」だったんですが(^^;)

ところでこの不思議なライト、せっかく手に入れたのであちこち照らしてみます。
商店街の入口に「探し物はこの先にある」とあったのですが、あれはどういうことなんだろう?
どこかの攻略サイトと見たらブラフだとありましたが、あれは逆に駅側から来た時のメッセージと考えれば、「探し物は商店街の中にあるよ」とも取れるような。
まあいずれにしてもそんなややこしい書き方しないで欲しいですが。
それよりこのメッセージが怖いのはホテルですね‥‥。
「あの存在は何なんだ」とか「タスケテ」とか‥‥一体何があったんだよぅこのホテル。怖いよ〜〜。
しかも「タスケテ」ってメインロビーを封鎖したその扉に書かれてるんですよー‥‥。
何でメインロビー封鎖する必要があったんだろう?
一体何があったんだこの世界‥‥。
ここで見付かる思念アイテムのメッセージからすると、世界の終わりが来ることはみんな分かっていたみたいなんですけど‥‥明日終わることが分かるって一体どんな状況なんだろう。

さて、チヨの所に戻ると今度は「月を持ってきて」と言われます。
月って空の月ですか?ムーンストライク?(だから違うって)
遊園地ですか。そうですか。
かくして遊園地に戻って不思議なライトであちこち照らすと、「オレ様はクロウ」とか書かれていてヒントっぽいことが。
えっと‥‥またクロウですか。
月はティーカップのところですか‥‥でもティーカップってどこ。

で、遊園地に戻ってきたら前に買いそびれた怪しい赤い薬のことを思い出しました。
ジェットコースターを突破した向こう側の焚き火でアイテム屋に会った時に売られていたんですよ。
その時はお金が無くて諦めたのですが、今なら買える!と意味無く再びジェットコースターに挑む(バカ)
敵は出て来なかったからいいんですが、思わぬ障害が。
サイが邪魔(^^;)
セトの後ろにくっついてきてるもんだから、正面の視点にすると見えないんですよ。
まあそんなことをしながら向こう側に行ってアイテム屋に会ったのですが、残念ながら怪しい赤い薬はありませんでした‥‥_| ̄|○
その代わり(?)この時点ではまだ買えなかったアーチェリーを手に入れましたが。

さて、このジェットコースターに挑む途中でたまたまティーカップを見付けたのですが、月は既に持ち去られていました。
その代わりH0053348とかって書かれていたんですが、結局これは何だったんだろう。
池に月がたくさんあるとかいうのでとりあえず西にあった池に行ったら、何でか池と関係なく看板の月を引っぺがしました。
クロウのメッセージでカラスは光る物が好きなんだぜ、とか書かれていたんですが、あれは何だったんだろう。
と、この時は「謎な伏線が多いなー」と思っていたのですが、後から攻略サイトを見たら、このメッセージは全部クロウのようです。その話はまた後ほど。

さて、星と月(何か嘘くさい気もしますが)を持って帰ると、今度は指輪を見付けてきて欲しいと普通の物。
まさかクロウにもらったドクロの指輪じゃ‥‥と思ったら別物のようです。
ホテル内のボスを倒して指輪を見付け、チヨの所に持って帰ると、ようやく信じてくれて201号室に入れてもらえます。
しかし何で201号室に入る必要があったんだろう。まあプレイヤー的にはそうしないとゲームが進まないからなんですが(笑)

201号室に入ると、おばあちゃんらしき人がベッドに横たわっており、この人がチヨの本体のようです。
だからチヨの言葉遣いはどこか年寄り臭かったんでしょうね。
で、彼女の話で印象に残ったのは、何も変わらない毎日がずっと続いていくという話。
「何も変わらない」というと平和な感じもしますが、彼女の場合多分人間が皆いなくなって、話す相手もいないし、この「静」の中何もすることもなく毎日が過ぎていくだけで‥‥本当に何も無かったんじゃないかと。
私は基本的に「一人遊びし放題」の人間なのですが(笑)、それでも、本当に誰もいなくて自分独りになったら流石に辛いなー‥‥人と人の繋がりって大切なんだなー‥‥と思ってしまいました。
この作品でそういう「考えさせられた」部分はここだけのような(^^;)

さて、またレンの手がかりが無くなってしまいます。
すると、何故かネコの後をついて行けという話になり、ホテルの外にあるマンホールを降ります。
そこからひたすらまーーーーーーっすぐ歩きます。
途中で「あと450メートル」という表示がありましたが、450メートル長いよ‥‥。
しかもどこから敵が出てくるのかも分からないし、怖いよー‥‥。
まあ、この緊迫感がいいという話もあります。
そしてようやっと一番奥に辿り着いたと思ったら今度は梯子です。

これがまた長い。

降りても降りても止まらない。
無限ループじゃないかと思うほど。
無限ループじゃなくてこれだけ長いと思ったのはFF7の神羅ビルぐらいじゃないかと(笑)
まあ梯子を下りている時は敵が出て来ないので、そういう意味では怖くないんですが。
ちなみに梯子を上り下りする時はセトが懐中電灯を咥えています。可愛いv
しかし懐中電灯って口に咥えられるほど小さくも軽くもない気がするんですけど‥‥。

長い長い梯子を下りた後の焚き火でアイテム屋が登場。
新しい武器が売られています。
アイアン‥‥丈夫そうだけど15000円‥‥やっと所持金が10万越えたところなのでちょっと辛い。
斧系武器の木づちだと3000円、槍系の物干し竿だと5000円なのに。
まあとりあえず2本ほど購入。

2、3戦闘で折れた。

えええ丈夫さが売りなんじゃないの!?
鉄パイプだってもう少し丈夫だよ!
仕方がないので木づちを使ってみたのですが、これが使いにくい使いにくい。
技の出が遅いのは仕方ないにしても照準を合わせにくいんですよ。

そして2、3戦闘で折れた。

もーーーーー嫌だこいつらーーーーo(>m<)o
しかもここの敵はあまり換金アイテムを落としてくれないので困ります。今更回復のあめだま何個もいらないよ!
どうせ攻撃力10ぐらいしか違わないから鉄パイプでいいよ!と言いたいのですが、鉄パイプが買える焚き火まで戻ろうと思うとあの長い梯子と長い坑道を通らないといけなくて、とりあえず物干し竿の攻撃力が高くて思ったより使いやすく、とりあえず壊れもしないのでそのまま使うことに。
そしてこの天現川共同溝、あまり廃墟らしい面白さはないのでさくさく進むことにします。

するとミッション「ネコを呼べ」。
今までねこじゃらしの使い方が分からなくてネコ放置してたのに‥‥。
これはミニゲームの一つなんだろうと思って放置してたのに‥‥。
最初なかなかやり方が分からず、タイミング良くAボタンを押すとセトがねこじゃらしを振り続けることに気付くまで時間がかかりました(^^;)
しかしねこじゃらしも壊れるんですかね。序盤に消耗品かと思って4つほど買っちゃったんですが(^^;)
でもねこじゃらし装備して戦闘に突入すること、まず無いけど‥‥。

ネコを追い掛けてレンを見付けたものの、すぐ消えてしまいます。
更に共同溝を進むことに。
途中で金属の網板(‥‥と言うんでしょうか、足場に使われるような)が張られている通路があり、本筋じゃ無さそうだけど行ってみました。
しかしこの手のものって、廃墟だったら普通錆びてたり腐ってたりするんじゃないかと思うんですが(ちょっと脱線しますが廃墟探索に伴う危険に関する参考サイト:廃墟Explorer)、普通に走ってますね。
しかしそうやっていたら鳥が登場し、面倒だから一気に駆け抜けることに。
ん?何か足音が今までと違‥‥

 

‥‥‥‥落ちた。

 

やっぱりなああぁぁそうだよなあぁぁ。
やはり廃墟探索の大家(多分)のサイトは正しかった。
で、結局手に入ったのは日本刀。
強そうだけどやっぱり折れるらしいです。
ここでのボスはモグラ叩き状態。
音でどの穴から出てくるか判断しないといけないのですが、最初天井にも穴が開いているのに気付かなかったり、気付かなくても攻撃する方法が分からなかったり‥‥。
結局ゲームオーバーになったので回復アイテムを多めに。レトルト食品装備(序盤の回復アイテムだろ‥‥もう少しいい物持てよ)。

さて、このイノシシを倒すとダムに出ます。
ダムの大きさに感動するセト。
そして「すごい」って言える相手がいることが嬉しいようです。
そうだよね‥‥ずっと独りだったもんね‥‥(涙)
ここでレンに会えるも、彼女はエレベーターで下へ。
彼女を追い掛け、今度はダムを下ることに。
しかしここまで来て、何でセトはそんなにレンにいれこむのか今一つ分かりません。
「触れた」ことがそこまで大きいとも思えないし‥‥。
そしてサイはシンのことを知っているみたいです。

外から延々梯子を下りてダムの中に入るといきなりムービーです。
ベッドの中の「お嬢様」に声を掛けている執事っぽい人が。
声からするとアイテム屋みたいなんですけど、頭小さいし‥‥??
サイはベッドの中の「お嬢様」はとっくに死んでいるはず、と言うのですが。
そしてアイテム屋に気付かれ、セトが弁明する間もなく追い出されてしまいます。
えー、我々いいお客さんなのに!アイテム屋さん人が違うよー‥‥怖いよー‥‥。
しかしここではそれ以上のことは分からず。
もう少し奥に行くと、いつもの調子で「お嬢様に危害を加えようとした者かと思い失礼しました」と。
いや分かってくれればいいんですけど。

で、アイテム屋さんによれば、「お嬢様」はキラキラした物が好きだから、そういうものを見せれば目を覚ますはず、ということで綺麗な石とかを集めているみたいです。
でも「お嬢様」はもう死んでいるとセトは伝えようとしても、アイテム屋は彼女が生きているかのごとく話をします。
このアイテム屋さんも病んでるな‥‥。

更に先に進むと、換金アイテムをたくさん落とす敵に遭遇し、手荷物がいっぱいになってしまって、とりあえず焚き火まで戻ろう!と思い左右が分からなくなりながら戻ることに。
それらしきドアを発見し開ける。
あれ?開けたらすぐアイテム屋さんに会った部屋だと思ったのに、もう1つ小部屋とドアがある?
まあいいや記憶違いかもしれないし。と思い開ける。

‥‥‥‥ムービーシーンに突入してしまいました。

どうやら、戻ったつもりで進んでいたようです。

全然セーブしてないのに〜これからボス戦とかいったらどうしよう〜(><)とパニック(^^;)
結局違いましたけど。
部屋の中は人形の山。
そしてその中に座り込んでいるのはクロウ。

‥‥え?

研究所じゃないの?ここなの?何でこんな所に?まさか死んでないよね?とここでまた大混乱(^^;)
反応はあるので生きてはいるみたいですが、「バッテリーが切れそう」って‥‥PFに引き続き君もか!(><)
人間じゃないんだ、この辺の奴らと同じ人形だ、と言うクロウに対し「友達だ」と泣くセト。
「オレなんか泣いたことないのに」とクロウは言いますが、そうか‥‥人形だから泣いたこと無いのか‥‥。
だから観覧車から落ちてもピンピンしてたのか‥‥だから記憶が無かったのか‥‥‥‥。
ちなみに遊園地にあった一人称が色々変わってたクロウの言葉は、どうも人形だった彼が人格を形成していく過程で色々記したもののようです。そんなの攻略サイト見ないと分からないよ。

うわああぁぁん。・゜゜・(≧□≦)・゜゜・。

もう私の旅はここで終わったヨ‥‥‥‥(レンは?)

元々覚悟はしてましたけどね。
このゲーム、無事で終わるのはセトとレンとアイテム屋ぐらいかなー‥‥とは思いましたが。
でもクロウは研究所だと思ってたので、ダムの時点ではまだ心構えが出来ておらず‥‥しかも焚き火探しに戻ったつもりだったのであまりに唐突で‥‥まあその方がショックを感じることも無いと言えばそうなんですけど。

まあ、だからといってここで止まる訳にも行きません。最後も気になるし。
しかしクロウと最初に会ってから別れた時のセトのモノローグで「君の秘密は誰にも話していない」っぽいことを言っていましたが、秘密に関係なくそもそも話す相手がいないような‥‥???

ということで先に進んだら、洗濯竿の上位武器である槍をゲット。
お値段2万円とちょっと高めですが、とりあえず買ってみました。
日本刀と言い槍と言い、一番上の武器はやっとまともな武器になるんですね(笑)
しかし先に進んで、この時点で倒し方が今一つ分かっていなかった人形相手に苦戦していたら‥‥

‥‥早速槍が壊れた。

えぇえまだ一戦闘しかしてないのに!
そもそも槍を持ったのも、アイアンが15000円という凶悪な値段だったから5000円の洗濯竿に変えたから槍系武器になって、だから槍系の上位武器を‥‥と思ったからなのに、2万円もするんじゃ意味無いじゃん!
と、思って前の焚き火に戻ってアイテム屋さんの登場をひたすら待ちます。
しかし、何故か一向に出てきてくれないのでこの焚き火では出ないのかと更に前の焚き火まで戻りましたよ。
そして洗濯竿を4本ほど購入。これで槍1本分ですよ。
壊れやすくて与えるダメージあまり変わらないものに何倍もお金掛けたくないですよ。

その先の部屋で無線機を発見。
「応えてくれる人なんて誰もいないと思うけどね」と言うサイを横目にチャンネルを合わせるセト。
すると、何人かの声が聞こえてきます。
何でセト、応えずに聞いてばかりだったんでしょうね?
最後の方の声にだけ返事してましたけど。
何にしても、これでレン以外にも生きている人間がいることが分かります。

更に先に進むとレンを見付けたものの届く距離にはいなくて、サイの案内で更に先に進むことに。
ゲーム開始直後に襲ってきた敵のような声がしたかと思うと、今度は別の男の人の声が。
そしてこの人はサイの知り合いのようです。この時点で名前が出ていたか覚えていませんが、彼がレンを連れ回して(?)いる犯人、シンです。

さて、ここのボスはかなり大きく遠くにいます。サイが丁寧に説明してくれますがセトには今一つ通じないようで、「あぁもう何でもいいから弓矢とかであの赤い石をやっちゃって!」みたいなことを言われます(笑)
えぇえそんなこと言われたって飛び道具なんて持ってきてないよ!ボス戦始まっちゃったら焚き火まで戻れないし‥‥強引に槍とか使っても届く距離じゃないし!
と、思ったらクロスボウが転がっていました。こういうところのフォローはしっかりしているみたいですこの作品。
下手プレイヤーとしてはここでも苦労するのですが、鳥みたいにちょこまか動く訳でもないので割と乱発して倒しましたよ。←狙え。

ボスを倒すと空にオーロラが現れます。
どうもシンがグラスケイジなるものを起動しようとしていて、その前触れにオーロラが現れたらしいです。
今度グラスケイジが発動したら、今度こそ人間はいなくなる、といったような話のようです。
このことから推察するに、人類がほぼ絶滅したのはシンがグラスケイジというものを起動させたことが原因のようです。
そして前回のグラスケイジ起動は失敗に終わったようで、だからセト以外にもひっそりと生き残っている人がいるみたいです。
そして、今回シンはもう一度グラスケイジを起動しようとしていて、今度は成功しそうです。
そして、それにレンが深く関係していそうです。

と、いうことでレンを助けに行くと言うセトに、「何でそこまでして助けたいの?」とサイ。
それに対し、「一人で月を見上げるのはもう嫌なんだ!」と泣き出すセト。
桑島さんの演技も相まって泣けるシーンではあるのですが、ちょっとセトがレンに固執しすぎな気もしないでもなく。
とにかくサイはレンの居場所を教えてくれます。
二度目(だっけ?)に会った時にレンが閉じ込められていた檻の所から、彼女のいる場所に行けるようです。

‥‥え、ここから来た道を延々とずーっと戻るの!?

ホテルの時みたいなショートカットはないの?と思いながら目の前の建物に入ってみたら焚き火が。
そしてマップを見たら、共同溝から登った一番上の所にいたようです。
と、いうことで共同溝を最初からは逆向きに進んでいくようです。
途中で赤い薬を発見し、所持金97000円ぐらいで悩み‥‥青い薬なら諦めるところですが、赤い薬は欲しい!と、何故か買値と同じ6000円で売れるアイテムであり、アイテム欄を使う割に1回も使った事のない「おいしい水」を売り払いました。
所持金3000円‥‥大丈夫かなぁ(^^;)

そんな金欠状態で先に進んでいたら、ちょっと戦っただけで洗濯竿が壊れてしまい、焚き火の所に戻って取り替えたらまたすぐ壊れました‥‥_| ̄|○
洗濯竿買いにまたダムまで戻るの嫌なんですけど!そもそも金無いし!
と思いながらアイテム屋の品揃えを見ていたら、やっぱり槍とかアイアンとか高価なものばかり。

その中に木の棒

‥‥木の棒?

一番最初に手に入れて「もう少しましな武器が欲しいですね」とPFに言われたあれですか?
この超金欠なタイミングで木の棒が売られているってことはこれは救済措置?それとも所持金に応じて買えるアイテム売ってくれたりするの?と思いながら、とりあえず数本購入。
で、とりあえず洗濯竿も壊れたのでコストパフォーマンスのいい木の棒にしてみたら、ダメージは半減‥‥とは言わないまでも2/3ぐらいになってしまいました。
でも、すっかり忘れていたのですが片手剣は連続攻撃が出来るので、2発殴れば2倍になり、槍1発より合計ダメージは大きくなります。
よしよし、と思っていたら更に三連撃までできることが判明(忘れていただけだろう)
この辺の敵でも三連撃で一発で終わりましたよ。
何だ木の棒で良かったんじゃん(え)

更に先に進むと、扉がロックされ閉じ込められてしまいました。
諦めかけたセトに、サイが昔話(?)をしてくれます。
何でも人間は本当は話なんてしなくても互いを分かり合う力を持っているそうです。
で、その力を誰でも使えるようにすれば、みんなが分かり合えて誤解も無くなって平和な世界になると思って科学者達が総力を挙げて研究に取り組んだんだとか。
そうかなー‥‥。
人間って大人の対応をしている部分もあるから、負の感情がそのまま相手に伝わるというのも良くないような気がするんですが。
誤解は無くなるけど憎しみはなくならないですよね?それで人間の醜い面がさらけ出されて人は争うように‥‥なんて皮肉な話だったらどうしようかと思ったのですが、そういうことではなくて、何故かグラスケイジの影響で一旦眠ったら二度と目覚めずそのまま死んでしまうようです。

でもそれもおかしいような。
ホテルの思念アイテムでは「明日世界が滅びる」っていう話だったのに、一度眠ったらもう目を覚まさないなら明日は来ないですよね?
それに、ホテルにあった「タスケテ」の意味も今一つ分かりません。
思念アイテムのエピソードって公募してたんでしたっけ?だとするとゲームの内容を知らないまま思念アイテムのエピソードを考えている人もいることになって矛盾するのも分かりますけど。それとも公募は落書きだけだったかな?

更に分からないのが、セトとおじいさんとレンは何故無事だったんでしょうか?
レンについてはコミックスで一応推測がつくのですが、セトとおじいさんについては分かりません。
寝るというのは人間の自然な活動なんだから、そしてセトは何も知らなかったんだから絶対寝てると思うんですよね。
15年間寝ていないなんてことは無いと思うので。
グラスケイジの話はセトが生まれる前のことだったのかもしれませんが、それならセトの両親はセトを生むまで生きていた訳で‥‥それにおじいさんについては?
と、謎だらけですが、結局よく分かりませんでしたね‥‥この辺。

それはさておき、シンはそのグラスケイジを再度起動しようとしているらしくて、その触媒としてレンを使っているようです。
触媒というのもよく分かりませんが、彼女を通じて世界に意志を届けることが出来るんだとか。
そして、サイは前回のグラスケイジ起動時の触媒だったようです。
色々実験をされたり研究員達に辛く当たられたりしていた中、色々優しくしてくれた男の子とがいたようです。
友達だったんだね、とセトが言うとサイが笑ってた‥‥じゃあ恋人?と思ったら、その少年がシンだったようです。

そんな話をしていたらネコ発見。
ネコの声を頼りに抜けていくと先に道があり、何か幼稚園みたいなカラフルなところに出ました。
ここで手に入った思念アイテムを見ると、どうもここが研究所のようですね。
思念アイテムの博士と助手のシリーズはなかなかよかったです。

どんどん先に進むと真っ白い部屋に着き、サイに「この先には危ないプールがあって、いるだけで死んじゃうから一気に駆け抜けるのよ」っぽいことを言われるのですが、そんなこと言っても敵は出てくるし、横をすり抜けることも出来ないし‥‥仕方がないので回復アイテムを多めに持ち込んで強行突破しました。
とりあえずこの嫌なプールを抜けると、また同じような白い部屋があって、今度はサーチライトが云々と。
サーチライトに照らされている間は少しも動いちゃいけないんだそうです。
結構RPGではある話ですね。
でもこのゲームで少しも動かないって結構難しいんですけど‥‥Wiiリモコンのちょっとした向きですぐ動いてしまうので。
踏んだところで出てくる敵は弱いのですが、敵を倒した後には部屋の入口まで戻されてしまうので1回も引っ掛からずに向こう側のドアまで行かないといけないんですよね。
まあそんなに難しくないので3回目か4回目でクリア(でもそんなにかかるのか)

ここを突破すると漸くレンを見付けることが出来ますが、一緒にシンがいます。
散々苦労しましたが、とりあえず伝家の宝刀日本刀を装備して、何度か挑戦してやっと勝てました。
日本刀折れたけど。ほんと武器壊れすぎだこのゲーム。
まああと1本あるので、これをラスボス用にとっておけばいいんですけど。
ええ、雑魚戦はあくまで木の棒で突破するつもりです。20本以上持ってますから(笑)

苦労してシンを倒すと、サイが「やめて、これ以上は‥‥」と間に割って入ります。
そして漸くレンの救出に成功します。
何かが完了したと声が聞こえたので、シンはもうレンに用は無いのかもしれません。
ということで、サイとレンと三人で外へ出ます。

で、東京タワーです。
見上げると空が綺麗。
このゲームはとにかく空が綺麗だと思います。
綺麗だと思わなかったのは昼間のホテルの空ぐらい。

「ここから先は一人で行く」とセト。
じゃあサイやレンと死に別れる訳ではないのですね。よかったよかった。
‥‥まあこの作品、別れた後に死んだりするんですけど(TT)
ていうかサイは元々死んでるんですけど。

ということでこの東京タワーが最後みたいなのですが、何でセトのおじいさんはそんなところに行けなんて言ったんでしょうね?
何でそこに人間がいると思ったんだろう?
ネットで色々見ていたら、「シンを止めて欲しかったけど、ダムなんてセトは分からないだろうからランドマークになるものを目指させたのでは」という意見がありましたが‥‥止めて欲しいんだったらあんな言い方はしないような。

そして東京タワーをさかさか登っていきます。
すると、「ようやくここまで来ましたね」と声が。
「何でこんな所に光の女神が?」と思ったアレサ好きは私だけかと思いますが(^^;)
誰の声だと思ったらPFでした。
ということは登っていくと他にも別れた人の声が聞こえるのかな?と思ったら予想通り。
次がチヨで次がクロウでした。
「友達だろ」なんてクロウの声が泣けるよー‥‥(つ△`)
心なしか、セトの声も3人の中で一番嬉しそうでしたよ。

さて、あっさり最上階まで辿り着きます。
今までで一番短いダンジョンじゃないか?と思うほど。
ラストダンジョンがこれでいいのか?
木の棒20本余ってるよ!(買いすぎ)

しかし最上階まで来たものの、いくら歩き回っても何も無い。
どうやって先に進むんだ?と、またまたこんな所で詰まる私_| ̄|○
外にシンらしき人が見えたので、あそこまで行けるはず!としつこく歩き回って漸く見付けました。
だから何でこういうサクッと進むべき所で行き詰まる私‥‥_| ̄|○

ラストバトルは、前回戦った時のシンとほぼ同じ。
それでも散々苦労しましたけど‥‥_| ̄|○
シンを倒すと、いつの間にかレンとサイも来ています。
そして、ここに来てようやくシンがこんな行為に及んだ理由が分かります。
シンは、まず自分を実験体にしたらしいです。
そして人の心が分かるようになったら、人々が笑顔の裏でシンのことを蔑んでいたりと負の心ばかりで人間に失望したんだそうです。
まあ‥‥そうなるよね、人の心が分かるようになったら。
そしてそこへサイが割って入ります。
「私は違う!」と。
シンはサイに、「お前は自分の考えに賛同したのではないのか」と問いますが、サイはそうじゃない、あなたの側にいたかっただけと。
あなたを愛しているから!と。
‥‥いつの間にか愛してるなんて話まで行ってたんですか‥‥。
しかしそれより言いたい。

シン、何でサイの心は分からないのだ。

幽体の心は分からないのか?
しかしセトの心も分かってなかったですよねシン?
それに、サイが幽体になる前の彼女の心は分かる筈で、何でそれも分からなかったんだシン‥‥。

とにかくサイの言葉に説得されたシン、手にしていたクリスタルを投げ捨てて「これで私達も消える」と。
その時、最初のセトの家で襲ってきたのと同じ声が「そんな愚かなことを」と言うのですが、別にこの後何か起きる風でもなく、シンとサイは消えてしまいます。
そして二人が消えて初めてレンの名前を聞くセト。
EDでようやく名前が分かるんですね(^^;)
でも二人すごく嬉しそうなのはちょっと嬉しい。

そして、セトのモノローグによればその後二人はあちこちを旅したらしいです。
でも数年後、一人になったとか。
今度こそ、本当に一人ぼっちになった、というような事を言います。

‥‥え?

その後、ステップを降りるセト。
その向こうにいるのはレン。
この世界にはまだ生きている人達がいる、その人達を探そうという二人。
これは‥‥シンを倒した直後ですよね?
セトのあのモノローグは?
と思っているうちにスタッフロール。
スタッフロールが終わり。

Wiiリモコンの使用に関する注意書きが。

‥‥え?

ええぇ何でセト一人になっちゃったの?
最後の意味深なモノローグは何?
と、ロード画面に行くも何も無く。
とりあえず「はじめから」を選ぶとそのままゲームが始まり。
クリア前に攻略サイトを見ると「クリア後について」というのがあったので、何かあるんだろうなと思っていたのですが‥‥クリア後に攻略サイトを見に行ったら「クリア特典はないようですね」とのこと。
‥‥そういうオチか_| ̄|○

しかしセトのモノローグは一体何だったんでしょうか。
どうやら制作者コメントによれば、フラジールの話はセトが少年時代を顧みているもので、あのモノローグは「今」のセトが当時を振り返っているものらしいのですが、今のセトはどんな状況にいるのか気になりませんか?
だったら某RPGのように、一番最初に青年セトを出すべきでは。

結局、セトのおじいさんとサイの関係も分からないし、セトのおじいさんやセトがグラスケイジの影響で死ななかった理由も分からないし。
色々ネットで見てみたら、どうもセトのおじいさん=シンという話があるようで、セトが戦ったシンは本体ではなくて思念がAIに移されたもののようで‥‥本体は人間としての生を全うしたということのようです。
でもそんな話ゲームだけやっても分からないよ。
そして制作者インタビューで、最後の最後のレンの一言に、セトが一人じゃないとハッとする、という話があったんですが‥‥それがどの台詞なのかも分かりません(^^;)

何にしても、この作品の一番の問題は青年セトのモノローグだと思います。
ゲームでやっている話が回想だなんて話は全く出て来なくて、最後までやっても全然分かりません。
しかも最後がどうなるか気になったのに、レンと二人で旅ができるのかと思いきや「数年後一人になった」って「???」状態で放り出されるし‥‥。
このモノローグさえなければ「ありきたりだけどいいんじゃない?」と思えたのですが、このモノローグのせいで無駄な伏線が張られている感じです。
何故レンがいなくなってしまったのかという部分は、ゲーム発売から一ヶ月後ぐらいに出たコミックスを読むと何となくは分かるのですが‥‥でも何となく、のレベルなんですよね。
続編とか出たら解明されるのかもしれませんが‥‥続編が出てもちょっと買う気はしないかなー‥‥(^^;)
コミックスか小説ぐらいなら買ってもいいですが。

全体的に見ると‥‥惜しいというか、いいものはあるのに残念というか。
廃墟のグラフィックは本当に綺麗で、壁紙なんかも見とれてしまうだけに惜しいです。
どちらかというと、戦闘はもっと少なくしてMYSTみたいな謎解きをメインにしてくれた方が良かったかな、という気がします。
敵にビクビクしながらの探索になるので、折角のグラフィックをじっくり見る余裕が無いんですよ(^^;)
それに、廃墟というとホラーものになりがちなところで、「怖さ」ではなく「寂しさ」を前に押し出したのはいいと思うんですよ。
廃墟の何がいいって、そこにいた人の思いとか、そこにいた人がどんな生活をしていたのか‥‥そういう想像力をかき立てられるようなところや、寂寥感だと私は思うのです。
グラフィック的にはそういう雰囲気を出せていたのに、ゲーム上は単なるダンジョンになってしまったのがまた惜しい。
普通のRPGにも廃墟は結構ある訳で、そういうRPGの廃墟‥‥ドラクエのドムドーラやFF12のナブディスみたいになってしまい、せっかくの「廃墟探索RPG」が単なるダンジョンになってしまったような感じがします。
昭和の雰囲気全開な商店街を見ていても、日本の廃墟を想定しているんだから半端にファンタジーにする必要も無かったような気がします。
細かい話としては、クロウのキスも理解できませんが‥‥。

あとはハッピーED好きとしては、あの最後の最後に突き落とすやり方はやめてほしい‥‥。

 

<評価について>

とにかくグラフィックが綺麗です。廃墟の雰囲気はすごくいい。空も綺麗。
確かに廃墟を探索している感じはするので、個人的には好きです。

が、とにかく解明されない伏線がやたら多いしプレイ時間はあまりに短いし(個人的にはこれぐらいの短さの方がいいのですが)、ゲームとしての完成度には疑問があるのでこの程度の評価です。

 

(2009/7/20UP)


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