アレサI〜III

(やのまん/RPG/GB)


注:一作品毎に書いても短いのでまとめました。いきなりIIやIIIに飛ぶことも出来ます。でもネタバレと言う程ではないですが、IにもIIの事がちこっと書いてあります。(最初にIIやったので‥‥)
<I> <II> <III> <まとめ> 

<I>

そもそも何でこのゲームをやったか。
と言うより、何でこのゲームを手に入れたのかと言うと、兄が買ってきたのです。
当時は珍しかった「漢字表示」と「ファジィシステム」の為に‥‥。
前者は説明不要。
後者は、建物にぶつかったときに勝手によけてくれる、というあれですね。
しかしこのゲームの避け方は半端じゃない。
普通は壁にぶつかったら、半マスかせいぜい1マス。
しかし、このゲームは明らかに「壁」にぶつかってもどっちかに進み続けます(笑)
角なんかで押しっぱなしだと、右往左往もしくは上往下往(んな言葉無いって)

‥‥と言っても私が最初にやったアレサシリーズはIでは無いんですが(^^;)
兄がセーブデータを使っていたので、Iをやらせてもらったのはしばらく後。
そもそもこのゲームに私が興味を持ったきっかけが‥‥いやそれはIIの項で。

町の大きさがリアルサイズ(マップでは1マスの町で、入ると大きくなるのではなく、町の大きさがワールドマップと同じというか)。
あとはダンジョンで体当たりすると開く壁とか‥‥。

お金がないのでまずキャッシュディスペンサーに借りる。
目一杯借りて、そのまま踏み倒します(爆)
IIではこの手段使えないのでご用心。

しかしこのゲームで恐ろしいのはそんなことではなく敵。
ある程度レベルが上がると、その地方の敵は出てこなくなります。
そして次の地方に進む‥‥と言うのがセオリーなんですが。
これ、間違えて敵の強いダンジョンなんかに行っちゃうと、フィールド上の敵まで全てその強い敵になってしまい。
フィールドを歩き回ることすらままならなくなってしまいます(^^;)
そうするとゲームは行き詰まり‥‥と言うほどの問題ではありませんが。
ちょうどいいレベルの敵が出てくる洞窟に行きます。
そうすれば、フィールド上の敵もそのレベルになります。
‥‥多分。
うまく行けば‥‥←よく覚えてないらしい

あとこのゲームの特徴の一つがカプセルモンスター。
ファイアボールをかけて生け捕りに出来ると、一戦闘だけパーティーに加わってくれます。
発想としてはいいと思うんですが‥‥。
大体、前に捕ったモンスターより、その先で戦う相手の方が強いのは当然。
だから、すぐやられちゃいます(^^;)
‥‥何か、あんまり役に立たなかった‥‥(^^;)

シビルとドールが仲間になると‥‥
マップ画面のドールって、何だかおばあちゃんみたいじゃありません?(^^;)

エミリータを助け出すとドールが抜けます。
うーん‥‥何かうさんくさい。
で、ラストダンジョン直前で戦闘。
‥‥実はこの時、ドール喋るんですよね〜。
自分でやってみるまで、彼にセリフがあるとは思わず。
仲間になるときも喋らなかったし。
私はドール好きになったのIの時じゃ無いんで‥‥(^^;)
何か無口で暗そうなドールに、熱血野郎のシビル。
何か、今回は許してやるらしい‥‥シビル。
IIとのイメージのギャップがなぁ‥‥。

そしてVSハワード。
って言うか‥‥ハワードと戦わないんですけど(^^;)
今まで戦った全てのボスキャラと戦い、最後はブラックドラゴン。
まだまだ余裕なのに、マテリアは「このままじゃ勝てない!」と叫びます(笑)
そしてドールは何も言わずにハワードに‥‥。
ドールと戦うのより、こっちの方を先に見たので、ドールって全く喋らないのかと‥‥。
しかし、「最後の指輪ってあなた自身のことだったのね。あなたのことは忘れないわ」
ってマテリア‥‥。
‥‥何かあっさりしすぎてないか‥‥?

まぁドールも無事生き返った(?)からいっか。
シビルはほとんど面識も無い筈のエミリータと結婚。
そして、マテリアはドールと遊びに‥‥。
無口だったドール君にマテリアは積極的に声をかけてあげたのでしょうか。

今となっては入手困難かな?とも思いますが、逆に最近秋葉原なんかで見ますね。
‥‥しかし、IIやIIIと比べると3人とも別人ですよね(^^;)
マテリアはともかく、シビルとドールなんか‥‥
シビルはII以降イラスト無いけど、ドールなんか‥‥
Iだと本当にお人形さんみたいなんですね〜。
小人さんみたい、と言うか。
ただ一つ思うのは、Iが好きになれなくてもII以降是非やってみて欲しいです!
Iって‥‥ちょっと他のと違うんですよねぇ‥‥。

 

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<II>

シリーズ2作目ですが、私が最初にやったのはこれです。
‥‥多分。覚えてないんですよねぇ‥‥(^^;)
まずパッケージを見てビックリ。
アレサシリーズって、I〜IIIに外伝・SFCまで込みで全部イラストレーター(?)違うんですよね〜。
それはシリーズを追っていけば分かるんですが、II購入時はIとIIしか無かったので。
ドール‥‥めっちゃ私好みになって(笑)

誕生日パーティーにドールを誘うために出発するマテリア。
シャンペンを買うように3万PERAくれるおじぃ。
‥‥うーんのんきだ(笑)
おじぃ、死にそうなんじゃ無かったのか?

何でマテリア、またレベル1に戻っているんだとか、武器が弱くなっているんだとか、そういうことはおいといて。
前回はキャッシュディスペンサーの踏み倒しが出来ましたが、その対策として今回は借金トンボが登場。
後は装備に耐久度がついたこと。
Iで壊れたかは記憶にないんですが、IIでは確実に壊れます。
こまめにセーブして、壊れたらロードですね(^^;)

ドール登場。
何か、Iの頃からは想像できないような会話してるんですけど、この2人‥‥。
今日がマテリアの誕生日と知り「そりゃおめでと!」って‥‥(^^;)
‥‥別人だ。
まぁその別人のドールが好きなんですが(^^;)

この辺りから町のマップがサイドビュー形式に。
このサイドビュー、新鮮と言えば新鮮なんですが‥‥。
当時の技術で可能な範囲で、一つの「3次元」の形だと思うんですけどねぇ‥‥。
他の作品で見たこと無いし、それどころかIIIではまたトップビューに戻っていた‥‥(^^;)
そしてホロスの村でマテリアのそっくりさん、クリスの家に。
「クリスってきっとかわいい女の子よ!」っておいおいマテリア。
ブイチじいさんはおじぃにそっくりだし。
そしてドール、「マテリアみたいな困った奴」って‥‥(^^;)

そしてクリスに会います。
ここで「斜めダンジョン」初登場。今や定番ですね〜。
で、性格までマテリアみたいなクリス。
しかしクリス、どうやってバーバラをしとめたんでしょう?
クリアしても分からんぞ、「私のすごさ」というのが。

アレサ神殿。
すっかり王妃らしくなったエミリータはさておき。
シビル。
君だよシビル。
髪は長いは髭は生やすわ。
おまけにとても性格が軽くなってるわ‥‥(^^;)
連れてってくれとは言わないから、自分がみんなを連れてく、ってなぁ‥‥。
‥‥文句無いも何も‥‥。。
そしてエミーとのラブラブぶりを見せつけて消えていく。
‥‥何だったんだ、シビル‥‥。

この辺でドールが頭痛をうったえます。
「Bキャッツアイ」でバーバラが来るのが分かるとか。
‥‥やっぱりドールは魔法人形なんですね‥‥。
そのちょっと後に「まやかしの人形」などと言う老人も現れ。
ドールは立派な人間だ、と怒ってくれるマテリアが嬉しかったり。

ポーンショップ初登場。
買い取り専門店、つまりこのゲームでは、普通の店ではこっちの手持ちアイテムは売れない、って事ですね。
不便と言うか何と言うか。まぁこのゲームでアイテムが持ちきれなくなった事は無い気がするのでいいんですけど。

クリスとの別れ。
‥‥何かドールいじけてる‥‥(^^;)
ここでクリスに、「ぼくは‥‥」って、何を言おうとしたんだろう‥‥?
そしていつもいつも事が済んでから来るベン・マルキスト。
役に立たないじーさん‥‥。

ドールがフォースを盗まれたとき。
「呪文が使えないと本当に役立たず」とマテリアは言ってましたが、実際の攻撃力は二人ともあまり変わらない‥‥(^^;)
つまり、マテリアはいつも魔法が使えないドール並みに役立たずなんだな(爆)

マックスの正体がヘビのラビアだった‥‥と言うエピソードで。
「ゴキブリとヘビとナメクジが一緒に出たような声」って‥‥マテリア(^^;)
何つー表現‥‥‥‥。
そしてラビアは無事人間に戻れる訳ですが。
その先進んで。
4匹の仲間から1匹を選びます。
他の仲間だとマピスの光が使えなくなるのでゾッピッピを加えましょう。

みんなに「二代目アレサ」と言われるマテリア。
一代目はファミルザ‥‥ふーん。そういう人か。
そしてアーマーをどんどん貸すマテリア。ドール愚痴ってる‥‥。

そしてファイナルタワーへ。
クリスが来たみたいなんですが‥‥どうなったんでしょう‥‥?
とりあえずワーウィックを倒してみると、ホワイトドラゴン・ジャドが敵に。
最初、何でジャドが抜けたか兄が教えてくれなかったんですよ〜‥‥。
だから「とにかく抜けた」って感じで。
そして真打ち(笑)登場!
最強メンバー集結‥‥かな?
自分を追っていた男がシビルと知ってがっかりするマテリア。
「なんだァ‥‥」はさすがにシビルかわいそう(笑)

まぁハワード戦はヒーリングDを毎ターン使っていればこっちは死ぬこともないし。
結構(かなり)楽に倒せます。
そしてクリスも無事だったし。
良かった良かった。

しかし‥‥「シャンパンはどうした?」
「‥‥私誕生日だった!」
‥‥って。

これ全部で1日分の出来事かい。

ゲームやってたり小説読んだりして、「これって何年かかったんだろう?」と思いますが。
‥‥1日は無いだろ、1日は(笑)
何回ホテルに泊まってるんだ‥‥。
ホテルと言えば満室のこともありますね〜。
普通に考えれば自然なことですが、ゲーム上あれって無駄じゃあ‥‥?(^^;)

ゲーム中のどこかで、マテリアが女神の光に「‥‥お母さん?」と言うシーンがあったと思うんですが。
‥‥どの辺だったっけ‥‥(爆)
そもそもIIだったのかも定かではなく。
IIIじゃないとは思うんですが‥‥。

シリーズの中で1作やるんなら、普通はIから始めることを勧めるんですが。
この作品はIIをやった方がいいんじゃないかなぁ、と思います。
結局それ以降、全体的なノリはIIのそれに近いので。
IIはちょっと軽すぎる気はするんですが、Iとどっちが近いか、と言うと‥‥。
でもアレサ好きな人って、II好きな人だと思うんですよね。
外伝のリジョイスもこういうノリだし‥‥。

 

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<III>

3作目。
完結編、と言ったところでしょうか。
攻略本には「マテリア最後の冒険」とか書いてあるし‥‥。
感じとしてはIとIIで明らかにされなかったところが明らかになる。
でも、IもIIもやってない人には何のことだかさっぱり‥‥と言った感じの作品です。
いきなりIIIやっちゃいかんっすね。
‥‥まぁIとIIのあらすじも説明書に書いてあるとは思うんですが。

まず、マテリアは町の中をうろつく。
しばらくするとイベントが進み、視点がドールに移ります。
いきなりマテリアを探してこいとフロイドおじぃに言われ。
アレサ神殿の水晶玉を調べると、なかなか鋭いことを言ってくれます。
そしてリサリサの家へ。
‥‥をい。人ん家のもの勝手に食うなよ。
攻略本の、ドールについてのコメント。
「今回は無類の大ボケぶりを発揮してくれる。一体何を修行してきたのだろう」
‥‥ドールって‥‥ドールって‥‥‥‥。

そして二人は再会。
20年前に飛びます。
そしてマテリアの両親に会います。
ハワードの襲撃を撃退し、地下城へ。
ここでパーティーが二手に分かれます。
ドールを選ぶと「また一緒かァ‥‥」みたいなことを言い、
ファミルザだと「女の子二人で大丈夫かしら」と。
リパートンだと「それがいい」
って‥‥確かファミルザが一番楽だったなぁ‥‥
でもマテリアはドールと一緒♪(おいおい)

少ししてカーどんがフォース(中)を持ってきてくれます。
いつもベンが持ってきてたのになぁ‥‥
そもそも何で20年前の世界にいる?

虹の町。
ここでしばらく行き詰まる。
木ろう‥‥取れないじゃんよ(−−;)
実は取る順番があることが攻略雑誌により判明。
‥‥攻略本の役立たず‥‥。

IIIってイベントはたくさんあるんですが、あまりストーリーの中核に絡む話が無いので割愛。
ジェフが出てきて真相を話してくれたり。
あ、一つ印象に残っているのがカマーの洞窟。
バテレンの箱を使って、リパートンとドールが女の人に‥‥。
あの時のマテリアとファミルザの悲鳴と言ったら。
それこそIIのマテリアのセリフを拝借。
ゴキブリとヘビとナメクジが一緒に出たような声。
でも↑って冷静に考えてみると全然大したこと無い‥‥(笑)
でもドールなんか女装してもかわいいと思うんですけどねぇ‥‥(^^;)

ハワードを倒します。
‥‥って、倒したら歴史がひっくり返るじゃないか!
でも「私の子供にもマテリアと言う名前を‥‥」って言ってます、ファミルザ。
ってことは歴史が狂うわけではない‥‥?
それともマテリア達の「20年前」とこの「20年前」は違う世界‥‥?
実は、その後ハワードが生きていて城を再襲撃した、と考えるのが一番楽なんですが(笑)

そして現代に戻ると、真の敵の話が。
‥‥何かここではドールの方が鈍い(^^;)
ゲーム冒頭と逆転‥‥?
そして真のボス・ベン・マルキスト。
全ては彼が仕組んだ事だったのですね。
そしてカーどんも彼が化けていた訳ですが。
‥‥しかし、IIIになったら人相が悪くなったような気がするのは気のせい‥‥?
IIの頃なんか愛嬌のあるおじいちゃん、って感じだったのに。
IIIでは恐い‥‥。

ところで。
IIIでは4人パーティーが基本だったのは分かる。
そしてファミルザとリパートンがどうやっても来れないのは分かる。
しかし‥‥けど‥‥‥‥
シビルはともかく、何でエミリータが入ってくる!?
彼女は非戦闘員だと思うんですけど‥‥
そんなに強かったら、そもそもさらわれてないと思うんですけどぉ‥‥。
結婚してからシビルに鍛えられたとか?(笑)
しかしパーティーに加わるクセに顔グラフィックは2人とも無し。
マップ画面のはファミルザ・リパートンの焼き直し(というかそのまま)だったから‥‥。
顔までは一緒に出来ないけど新たに作るにはメモリが、ってとこなんでしょうねぇ‥‥。

とにもかくにも、これで冒険は終わります。
‥‥まぁ、中には終わらない人もいますが。
長々と続けるハメになる人もいますが‥‥。


<まとめ>

そもそもは兄が見付けてきたのに、気が付けば私の方がハマっていた(^^;)
何が好きって‥‥やっぱノリですかね。
ストーリーが重苦しくなる事もあるし、シリアスなときはシリアスなんだけど、明るいと言うかギャグっぽいと言うか。
マテリアとドールのやりとりが大好きなんですよ〜(><)
元々はドールが好きなだけだったんですが(^^;)
やっぱマテリアあってこそのドールだなぁ〜、と痛感しました。

しかしマイナーな作品だ‥‥(^^;)
Iのところに書いたように、最近秋葉原なんかでは見ますが。
いつ無くなるか分からないので、見付けたら早々に買っておくといいと思います(^^)
ただ‥‥今更攻略本があるかどうか‥‥。

ちなみに、IIIの後の話と言うことでドラマCDが出てます。
あのキャラ達に声を当てるとどうなるか‥‥なんて事もありますが。
興味のある方は聞いてみて下さい(^^)

続編もいいけど‥‥リメイクしてくれないかなぁ‥‥。

 

<評価について>

IはC・C、IIはB+・B、IIIはB・Cといったところです。
Iは、結構穴も多いしちょっと「面白い!」とは言いにくいなぁと。
IIはグラフィックも結構綺麗だし、ノリがIと180度変わってますしゲームとしても楽しめると思うので評価は高めです。IIで好きになった人間ですから。
IIIは‥‥面白いけど、IとIIをやって気に入った人がやってください、という感じです。
で、愛着もあるのですが、全体的にはこんな感じ(B・C)です。

 

(2000/03以前)


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